黒トラのブログ一覧

今日は718で慣らしに北茨城に400kmほど行ってきました。
写真は718のペダルです。
ノーオプションのペダルはこんな感じです。
オプションでスポーツルック・ペダル/フットレストを付ければ911と同じ見た目のものになります。


標準シートは座面背面がアルタンカーラです。
アルタンカーラって東レでしょと思ってたら、東レの子会社のイタリア　アルタンカーラ社が作ったものをアルタンカーラと呼んで、made in Italyを売りにしているんですね。
東レのエクセーヌ、ウルトラスエードも同じでしょと思っていたら、発明はアルタンカーラと同じでも風合いは分化しているとのことでした。

途中、ステルスガレージに寄って、今度はこんなんです～と。
エンジンオイルを入れる場所やミッションオイル交換には補強材の脱着が必要なこととか、面倒なクルマだね～っと見てもらいました。

さて、ケイマンも2000rpm制限慣らしにしようと思いましたが、991.2ほどトルクに余裕が無いのと、6速なので、6速2000rpmで85km/hしか出ないし、100km/hは2300rpm、燃費優先でシフトアップインジケーターすら2200rpmや2300rpmで出るので、2500rpm制限で良いかということにしました。
そうするとそれなりに走ってくれます。
今日は初めて峠に来ました。
ポルシェ車の良いところは、純正でメンバーやサスペンションブッシュ類が良い感じの硬度になっていることです。
簡単に言うと、日産ならフルニスモブッシュ仕様みたいな感じ。
718も全体的に硬過ぎず柔らか過ぎずの統一感のあるブッシュが組まれている感じがします。
サスペンションセッティングも街乗りで感じた通り、18インチタイヤとのマッチングが良いのか、ショートストローク気味だけども、ロール量・ロールスピードの前後バランスが取れていて、ノーズダイブ・ロールし過ぎない。
特筆すべきは、ブレーキング・フロント荷重から、旋回に移る時に工夫が少なくて済む。
アンダーを出さないようにフロントをよっこらしょと入れて、さぁ横Gを目一杯掛けていくぞーっていう苦労が少ない。
イメージとしてはフロントの向きを変えて、ようやくリアの向きも変えていく、というのが、フロントとリアが一緒に向きが変わってくれるような感じで。
これがミッドシップの挙動変化なんでしょうかね。
今の時代の技術を使えば、FRだろうが4WDだろうが、回転軸の設定でそんな特性は作れそうではありますが。
R32、R33はフロントを軸、Z33、FD3Sは車体中央に軸を感じて、FD3Sが一番近い気がします。

それに対して、991.2は、ミッションマウントの柔らかさ、特にフロントサスペンションバネレートの低さ、それに伴うダンパーストロークの長さを感じます。
回転軸は、フロント寄り？リアタイヤ前端あたりです。
もちろん、フロントは軽いのですが、なんかハンドリングとフロントの挙動に曖昧さを感じる。
サスストロークが長すぎて、ノーズダイブし過ぎること、次に旋回させてからもリアの向きが変わらない感じで出口まで待つイメージ。
それはPASMをノーマルでもスポーツでも印象は同じ。

718+18インチ+PASM無しの方が、991.2+20インチ+PASM付き(標準)より、峠道での素直さ、完成度は高いように感じました。
718はリアストラットというハンデもありますが、ストラットだからココがダメだな～って感じたことは今のところ一度も無いです。

空いていた道の駅奥久慈だいごで早目の夕食、子供は岩ノリラーメン

僕は常陸牛カルビ焼肉、ステーキソースが付属していて、なかなかウマイです。