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以前、スカイラインで、リアにエンドレスの直巻きスプリング　Xコイルをダブルスプリングとして導入しました。

Xコイルは柔らかいという評価が多いですが、そんなに柔らかいとは思わないです。
Xコイルは硬いには硬いですが角がやや丸い、コシがある硬さという感じで、ジワッと荷重が掛かる印象でした。

スウィフト(スズキじゃないよ、東京発条)は柔らかくて、突き上げが無く、良い乗り心地でしたが、ステアリングインフォメーションと、ストローク感が独特でした。

逆にハイパコはガッツンガッツン硬くて、直ぐにタイヤに負担が掛かるような印象でした。

FRというのは、駆動輪のグリップが限られており、その限界が低いです。

アクセルを全開にして、直ぐにサスペンションがストロークして、
あとはタイヤが潰れることだけで、グリップをするかしないかに関わってしまったら、
非常に限界が低いクルマです。

・車高調をクスコZERO2(F:10k、R:8k(吊るしでヘルパースプリング付き))、
・ZERO2のままスプリングだけをハイパコ(F:12.5k、R:10.7k(ヘルパースプリングはそのまま))
・車高調をXYZ RS type(F:18k、R:16k(ヘルパーなし))
実際にはサスストロークとタイヤ潰れは伴っているはずですが、この3種類は、限られたタイヤグリップに依存したような感じで、イン側のリアタイヤは浮いていました。

・XYZ RSのまま、(F:18k、R:16k+Xコイル10k)
このダブルスプリング仕様にした途端に、イン側のリアタイヤ浮きは解消、リアタイヤのグリップ不足は自分的には相当に解決されました。

ただ、最初にダブルスプリングを組んだ時、プリロードゼロではやたらと車高が下がりました。
縮みストローク不足になっては困るので、車高があまり下がらない程度にプリロードを掛けていったら、かなりの量のプリロードを掛けることになり、その状態で乗るともうガッツン！ガッツン！Xコイルは棒か！ってほど酷い乗り味でした。
結局、車高調の全長を伸ばしてプリロードをほとんど掛けない状態にして、縮みストロークも問題ないことが分かり、これまでより突き上げが減った乗り心地、強大なトラクションを得られたので、非常に満足しました。

しかし、フロントは純正の18kのスプリングで一杯一杯まで縮みストロークを使っているため、ダブルスプリング仕様にしてはいけない状態でした。
更に、車高調の全長も限られており、スプリング下～シェルケースまでの長さが短いので、そもそも普通の直巻きスプリングを使ってダブルスプリングに出来る長さがありません。

それでもXコイルを使えないものかと考えた結果、スプリングレートは18kのまま、純正スプリングと入れ替える選択枝ならアリかと考えました。

事前にスプリング内径を測ってID:65mmかと思って、実際外したら60mmでしたorz

ショックのストロークは8cmほどしかありません。

そうは言っても、組んでみると意外と普通に組めました。
なんか妙にXコイルスプリングが太く見えますが。

子供には、黒いスプリングもカッコイイけど、黄色はカワイイね！と褒められましたww

全長は、XYZスプリングが165mm、Xコイルが176mm、
スプリング上にゴムが2～5mmほど入っており、
スプリング下を57mmから40mmにしたら下がり過ぎ、
右側は50mmの限界まで上げてギリギリ車高、
左側は45mmにしてまあまあ車高になったので、左右で長さを変えるしかありませんでした。

乗ってみると、ステアリングインフォメーションが少し減って、フンワリしたストローク、突き上げがダンダン！からタンタン！くらいにマイルドになりました。
あとは走ってみて、ソリッド感は減ってそうだけど、ジワッと路面に貼り付くようなグリップになってくれると良いんですが。