黒トラのブログ一覧

今日は一人で呟く話です。

981ケイマンS、3.4L 6MT 1350kg 325PS 370Nm　車幅1801mm、今時こんな良心的な重量、車体サイズ、排気量に見合うそれなりのパワー、市販車としては申し分無いスペックです。
しかし、現在も911を立てるために、意図的なスペックダウンが、エンジンパワー、足回りに見えます。
それでも、991carreraよりニュルで3秒速い7:55と、大変素晴らしいと思います。
そうは言っても、carreraSは7:40なんでしょと。

プライベーターチューンでcarreraSエンジンを載せるのは、現実的じゃないです。
デビューして1年やそこらの991carreraSの部品取り車がたくさん転がってる訳ないので、新品エンジン、ECUが数十万円で買えるとは思えません。
997GT3前期？エンジンが700万円？R35の新品エンジン350万円で驚いたのとレベルが違いますねｗ

じゃぁ過給器か。
930や964時代はRUFのRCTキット300万円～イシダエンジニアリングでやってたりしました。
しかし、ボルトオンターボキット300万円？？(ﾟДﾟ;)
T78、T88でもワンオフエキマニ、ウェイストゲート、F-conVproでセッティングして、ターボ用クラッチでそこまでしないんじゃないすかね。

996、987時代になると、RUFはターボでなく、スーパーチャージャーをやるようになりました。
ケイマンSの3.4L 320PS 370Nmが、430PS 460Nmまでパワーは上がります。
RUF Kompressor Kit 3400 K 316 kW / 430 PS (Manual Gearbox)
http://www.ruf-web.co.jp/parts/detail/7/32/1/15378/
ただ…値段が…￥3,675,000（税込）…|´д`)
だったら、HKSのZ33用スーチャーを改造するかという…

それに、結局パワーを上げられたとしても、クラッチはターボ用にしたり、OSやORCでワンオフしてくれると思いますが、エンジン、ミッション、デフがパワーに耐えられるのか、水温油温は完璧に対策出来るのか、色んなオイルクーラー付けて、配管が外れてオイル撒き散らされても困るし、グダグダやっているうちに、あらあらGT3やGT2買えるほどお金掛かってしまったわ(´・ｪ・｀)なーんて。

NAエンジン車のチューンて、NAチューンにしても、ボルトオン過給器チューンにしてもお金かかる上、どんどん破綻していって、ターボ車のポン付けタービンチューンみたいに美味しくないんですよね。
もちろん、ターボ車も腰下までやって泥沼に嵌ると大変です。

何を目的に乗るのか、どこまでリスクを掛けても良いのかによりますが、
確立された美味しいチューンがない状況では、僕はベストな機関を保つ以外のチューンはしません。



とは言っても、普通のクルマじゃ面白くないですよね。
色々乗ってくると、もっと普通じゃない頭のオカシイ感じを求めるようになります。
BMW E36に1JZ-GTE、ハコスカやS30ZにRB25DE 6連スロットルとか、R31にRB26のシングルターボとか、わげのわがんねークルマも乗ってみたいですよ！ｗ
今一番興味があるのは…
http://www.ruf-web.co.jp/com/rgt8/
RUFが設計したV8を載せた991です。
まともに走るのかも、耐久性も、部品が出るのかも知りませんが…