
GW後半に入った昨日、4回目の秩父札所巡りに出かけました。
今回の札所は奥深い山の中で交通の便が悪い場所なので、一番電車に乗りました。
⬅でも、田舎の電車なので、この頃にはまだ駅の窓口が開いておらず、利用したいフリーきっぷを買うことは出来ません。
どうするかというと、降車駅で申し出れば買うことが出来ます。

かすれて見づらいですが、「秩父駅発行」となっています。
今日の目的地、小鹿野方面へ行くバスの時間には30分ほど間があるので、駅前のコンビニでこんなものを購入。

甘いのと酸っぱいの、一生懸命歩いていると欲しくなるんですよね。。。
そうこうしているうちにバスが到着。

乗客は10人に満たない程度でした。
約40分ほどで終点に到着です。
更に歩いて30分ほどで第31番札所である鷲窟山観音院(しゅうくつざんかんのんいん)の山門に到着。

道はここでどん詰まりになっています。
更に10分ほど掛けて296段の石段を登り、やっと鐘楼に到着です。
本堂は大きな岩の下に建っていました。
納経所で
先日したためたばかりの写経を納め、御朱印をいただきました。
納経所の横からは更に東奥の院(西奥の院は崖崩れで閉鎖中)へ行けるというので山道を登ってみました。
程なく東奥の院に到着。

周囲は、落ちれば崖の下です。。。
もう少し歩きたくて更に奥へ・・・

ところが、とたんに足場が悪くなり、途中で断念。この札所からは撤退です(汗
帰りのバス停に戻る途中で水子地蔵尊があったので立ち寄りました。
お寺の周囲には14000体のお地蔵様が奉納されているそうです。

壮観な眺めですが、風車が一斉に回り始めたらチョット不気味な気がしました。。。
ここからもう少し戻ると観音堂がありました。

たらちね観音というそうで、ここへ納める分の写経がないので般若心経を唱えました。
やっとバス停に到着しましたが、
バスが来るまでに30分以上あるので横のベンチで靴下を脱いで一休み。

靴の中が汗をかくと靴擦れしやすいので、替えの靴下も持参しています。
やっとやって来たバスは10分でこの便の終点に到着。
ちょうどバス停の裏にあったJA直売所で昼飯用に山菜いなりを購入。

これをリュックに入れて、32番札所へ向います。
次の札所は山を越えるのですが、舗装路を逸れるところでいなりを半分食べました。
ここからは本当の山道

何度か沢も渡ります。
バス停から40分ほどで大日峠に到着。

もうひと踏ん張りです。
更に20分ほどで32番札所 般若山法性寺(はんにゃさんほうしょうじ)に到着。

山門の上に鐘楼がある、鐘楼門という珍しい形式でした。
山門の中には般若のお面が掛かっていました。
石段を登り本殿へ。
ここにも般若さん。

そういえば、地名も小鹿野町般若でした。
昼過ぎの、本来なら時間外だったのですが、お若い住職さんが快く御朱印に対応してくださいました。
本堂の奥の高台には観音堂がありました。
中に入ってみるとこんなものが・・

さすが山の中。モモンガが住んでいるらしい・・・
更にこんな岩の割れ目?を潜って進むと奥の院へ行けるらしい。
途中から難所が続き、鎖場まで出てきました。
ほぼ頂上と思われるところでこんな標識がありました。
先ずは右の「お船観音」へ行ってみます。

大きな一枚岩を船に見立てているようで、その舳先に観音様が経っていました。
左側へ落ちたらあの世行きです(観音様がお側にいるので極楽浄土だとはおもいますが)。
このまま進むのは危険なので、右側を降りて進むと

観音様が拝めました。
次は標識の左側へ。

また鎖場を登ります。
天辺の岩をくり抜いた中に大日如来が鎮座してました。

いやはや、命がけの参拝であります。。。
さて、やっと本堂の近くに戻ってきて、フトこんな場所があるのに気が付きました。
この方向の中央上の奥を眺めてみます。
よくわからないのでカメラをズーム・・・

さっき苦労して行った観音様がここからも拝めました(爆
無事本日の参拝も終わり、ここから一番近いバス停まではかなり一生懸命歩いて50分。

またしても待ち時間が40分ほどあるので、水分や塩分を補給しながら一休み。
残りのいなりもパクつきました。
やっと乗ったバスは思いの外混んでいて駅まで立ちっぱなし。

しかも電車の時間が迫るのに駅の手前で大渋滞に出会い・・・
ギリギリで秩父駅に滑り込み

秩父鉄道の駅で、武甲山をバックに西武鉄道の電車を見るという不思議な光景・・・
夕方5時過ぎに無事帰宅。
駆けつけ1杯のビールが最高でした(笑
秩父札所巡りも残すところあと2ヶ所です。
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Posted at
2019/05/04 08:35:06