今日、北陸新幹線が金沢から敦賀まで延伸。それに合わせて北鈴応援割も始まりました。
私もこの応援割を使おうかと考えたのですが、よく考えてみると、私一人ではごくお安い宿にしか泊まらない、V40で走るので、あまりお得感がないかなと・・・
それなら、空いている今のうちに行ってしまえ~
・・ということで、3/13(金)に自宅を出発。
関越道のIC手前では、"ノーマルタイヤ通行禁止"の案内が出ていました。
関越道~上信越道へ、順調に走ります。
横川ではSAへ強制的に誘導され、タイヤのチェックを受けました。
ここからは50km/h規制でしたが、雪が降っているわけでも、路面が濡れているわけでもないので、いたって普通に走行。
佐久平で、事前に購入しておいたサンドイッチを摘んで朝食タイム。
PAは除雪済みですが、結構降ったようです。
その後、更埴JCTを日本海方面に進み、小布施を過ぎたあたりから、ついに雪が降り出してしまいました。
進むほどに雪は強くなり、とうとう路面にも積雪状態。
しょうがないので、トラックの後ろについて轍をトレースして楽チン走行。
適度に車間距離を取るのにACCが便利です。
そんな中、黒姫野尻湖PA付近では単独事故が連続して2件発生。
どちらもワンボックスカーで、若い仲間たちがこれか冬山を楽しみに行く雰囲気・・・
気をつけて走ればどうということはないと思うんですが、油断ですかね。。
更に雪が強くなり、とうとうACCが効かなくなってしまいました。
V40のフロントグリル部の奥にあるレーダーセンサーが雪に覆われてしまったようです。この症状はAMG A45でも経験しています。
しょうがないので、妙高SAへ・・
ここでレーダーセンサー前の雪を落としてACCは無事復活。
でも、この後は雪はピタリと止み、路面の雪もなくなってしまいました。
北陸ドライブに入り、小矢部川SAで休憩。
売店では"能登応援商品"があったので、何点か購入しました。
北陸道では気温が高く、晴れたり、曇ったり、雨が降ったりと不安定な天候でした。
それも、石川県を過ぎる頃には、ラッキーなことに安定して晴れてきました。
加賀ICで北陸道を降り、一般道で福井県へ。
何やらお寺さんっぽい建物があったので立ち寄り。
なんと、内部は"eX cafe"という、京都嵐山に本店があるカフェでした。
北潟湖を眺めながらスイーツなどを食べられるんですって。
試しに店内に入ったら、女性客ばかりでした。。。
でも、かなり広いので、私一人が紛れ込んでも大丈夫そう・・・
・・・で、抹茶のカルボナーラをオーダー
これは不思議と美味しい。粉チーズ・チリメン・香の物を適当に混ぜると味変も楽しめます。
同じ敷地内には"蓮如上人記念館"が有りました。
試しに入ってみたら、御朱印らしいものがあったので購入。
これが後で物議を醸すことに・・・(謎^^;
奥には蓮如上人も鎮座している浄土真宗庭園が有りました。
お隣には"吉崎寺"というお寺さんがあったので、ついでに立ち寄り。
何でも"嫁おどし肉附面拝観所"というおどろおどろしい場所がありました。
物好きなので、\500で入ってみます。
蓮如上人や、このお寺にまつわるものが多数展示されていました。
ここの住職の音声案内を聞きながら見学するのですが、おばあちゃんが横について、詳しく補足説明をしてくれます。
でも、音声案内の音量が結構でかいので、おばあちゃんの説明を聴くのが大変・・・。説明の半分も聞こえなかったかな^^;
見学途中で"嫁おどし肉附面"が出てきます(館内撮影禁止)。木のお面に何やら髪の毛のようなものが付いています。
その謂れは後ほど・・・
続いてお隣の"道の駅蓮如の里あわら"へ。
できたばかりのようでピッカピカです。帰りにお土産を少々購入しました。
その奥には"本願寺 吉崎別院"が・・・
ここも入ってみます。
何故かこちらにも"嫁おどし肉附面拝観所"がありました。お面が2つあるの??
住職は来客対応中のようなので、更に上にある"史跡 吉崎御坊跡"に行ってみることにしました。
小高い丘のてっぺんのようです。
北潟湖と鹿島の森、その奥には日本海が見られる絶景ポイントでした。
ウロウロしてみると"史跡 吉崎御坊跡"が有りました。
その昔、蓮如上人がここで修行していたんですかね。
寒緋桜も咲いています。
これは高村光雲作の蓮如上人銅像。
日本一大きいらしい・・・
適当に時間が潰せたので"本願寺 吉崎別院"へ戻ります。
ちょうど先客が帰るところだったので、御朱印をいただくことに。
右側がここのもので、"嫁おどし肉附面 願慶寺"と書いてあるようです。
左側は蓮如上人記念館でいただいたものですが、"吉崎御坊 蓮如上人記念館"と会てあります。これを見た住職が血相を変えました。
「これは吉崎御坊とは無関係な人間が勝手にやっている。抗議したのにまだやっているのか!」とご立腹の様子。そんなこといわれてもねぇ。
宗派内の争いごとに客を巻き込まないでほしいな。。。
さて、一向に"嫁おどし肉附面"の疑念が晴れないので、事が起こったとされる"嫁威し谷"へ行ってみました。
道端に石碑があるだけ。左奥は深い谷みたいです。
右側奥には小さな神社がありました。
"嫁おどし肉附面"の謂れが書いてありました。
勝手に要約すると、「信心深いお嫁さんが蓮如上人の下へ出かけるのをやめさせようと、邪見な姑が、鬼の面を被ってこの谷から出て脅した。ところがお嫁さんは信仰をやめようとせず、鬼の面は姑の顔から外れなくなってしまった」ということかな・・・?
くたびれたので、旅の続きは次回にて・・・