
昨日は各地で猛暑日を記録した、5月とは思えない陽気でした。
そんな中、秩父三十四箇所巡りの5日目を決行しました。
⬅先ずはコンビニで暑さ対策食品を購入・・・(笑
本巡礼の恒例となった秩父鉄道フリーきっぷを使い、秩父駅からは
前回と同じく西武バスに乗車。
前回は小鹿野町を超えて終点まで行きましたが、今回は小鹿野町の手前のバス停で下車。

ここから数km先のお寺さんまで舗装路を歩きます。
その途中でこんな看板を発見。

「ようばけ」ってなんだろう?と気になったのでチョット寄り道です。
これが「ようばけ」らしい。

見にくいですが、河原の向こう側に第三紀層と呼ばれる地層が露頭しています。
その昔、秩父は海の中だったそうで、当時生息していたクジラやサメの化石が見つかる場所なんだそう。
因みに「ようばけ」とは「陽崖:陽のあたる崖」、という意味の方言らしいです。
道草から元の道に戻って歩きます。

あちこちでポピー畑がありました。
バス停から40分弱で33番札所の菊水寺に到着です。
本堂にて写経を納め
御朱印をいただきました。
ここから最後の34番札所までは約15kmとのこと。
未だそれほど暑くないので歩くことにします。
途中にあった日帰り温泉「星音の湯」

出来た当時に連れ合いと来たことがあるハズ・・・
道の駅龍勢会館で休憩。

旧吉田町(現在は秩父市吉田)は「龍勢」と呼ばれる農民ロケットを打ち上げる「龍勢祭」で有名です。
ここからしばらく歩くと、左手の山側に向かう案内板がありました。
山道とはいえ舗装路を歩くこと30分。こんどは本当の山道(登山道)に入ります。

ここから徒歩1時間30分! 熊に注意!(汗
登山道を息を切らして歩くこと30分、やっと札立峠(ふだたてとうげ)に到着。

ここで時刻は11時40分過ぎ。
御朱印午前の部は12時までなので、ここからはまさに転がるように登山道を逆方向に駆け下ります。
案内板の予想時間の半分で何とか第34番札所水潜寺に滑り込みセーフでした。
般若心経を納めたら「頑張りましたね」と言っていただけました^^;

御朱印をいただき、これで結願(満願)です。
その後、境内を歩いてみたら、仏足堂の前にこんなものがありました。

「一石一字写経奉納」というらしく、左側の御札に示された般若心経の一文字を石に書いて志納金と共に右側の穴に奉納します。
札を捲ると、般若心経の次の一文字が現れます。
私は般若心経(ご写経)を既に納めてあるので、余り意味がないかもしれませんが、珍しいのでここでも納めさせていただきました。
それから、「日本百観音結願堂」というのもありました。

西国三十三所も巡ってからここにお参りすれば良いんでしょうかね。。。
さて、お腹も空きましたが、大汗もかいた・・・ということでここから15分ほど下って日帰り温泉へ。

「満願の湯」は正に満願を果たした方たちのための湯ですね。
アルカリ性の単純硫黄泉ですが、とってもまろやかで飲むことも出来ます。
露天風呂からすぐ横の渓流を眺めると、なかなか見事な滝(満願滝)が望めました。
休憩所で一休みできたのは1時半に。

秩父名物ならこれでしょ・・・ということで「わらじカツ丼(ミニ)とかけそばのセット」をいただきました。名物が2ついただけてよかったです(笑
さて、帰りはこの温泉場のすぐ近くから出る「皆野町営バス」を利用しました。
バスの終点からちょっとだけ歩いて秩父鉄道皆野駅に到着です。

地元の方によれば、駅前商店街もずいぶんと寂れたらしい・・・
さて、時刻表を見ると次の列車は・・・SLだ。
こりゃ予約してないと乗れないよなぁ・・・
・・・と思ったら「本日は故障のためSLは運行中止」連絡が・・・
代替は急行車両だそうで、これは普通きっぷだけで乗れるとの説明。
それなら乗ってみよう~
通常なら\200払うだけあって、リクライニング式ボックス席なんですね。
ところが、代替運行だけあって、車両は急行でもSLダイヤ。
停車駅でやたらと長時間止まります(汗
結局、地元駅に着いたのは2本後発の普通電車と同じ・・・
でも、ボックス席を独り占めしてゆっくり休めたので良しとします♪
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Posted at
2019/05/27 11:59:49