
8段変速化
もちろんV40の話ではありません(笑
前回のクロスバイクネタでは「8速化も視野に入れようかな」で締めましたが、やはりやってみたくなりした^^;
スプロケット(リアのギア)を8段化するには当然ですが、最低限シフトレバーも8段でなくてはなりません。
それで写真右側が新たに購入した8段用のシフトレバーです。
左側の旧7段用も同じメーカーですが、形状(操作方法)が異なります。
交換するには、先ずグリップとブレーキレバーをハンドルから抜き取ります。
更にシフトレバーを抜き取って新しいレバーと入れ替えます。
これは右側が8段スプロケットで、台湾製です。

今回のパーツ入れ替えで最も高価でした。国内メーカーが出してくれれば半値以下で提供してくれるはずなんですが・・・
そして、この台湾製を使ったために大誤算だったのがこのスプロケット脱着に使用するツールです。
なんと旧国産用のツールが使えませんでした。

右が再購入したボスフリーツールで、ギザギザ部分の位置が違います。
台湾製スプロケットは内部のギザギザ位置が国内メーカー製より深い位置にあるんですね。
気がついて海外から取り寄せるのに時間を食ってしまいました。。。
でもまぁ、なんとかスプロケット交換までは出来ました。

ここで更に問題発生・・・というか、やはり!という感じ・・・
リアディレイラー(リアの変速機)が8段に対応していなかったんです。
「もしかしたら8段もそのまま活けるかも・・」という淡い期待は、8段に調整しようとしてNGなことが確定。

・・で、この写真の右側が8段対応のリアディレイラーです。
旧7段用とはプーリーギアの大きさがまるで違いますが、これは8段だからではなく、製品のシリーズが異なるためです。
プーリーギアが大きいと変速時にスプロケットとディレイラーの距離が近くなるので、変速がスパッと安定します。ただし、調整が大変・・・
・・・と、ここで少々お遊び・・・
シフトワイヤーやブレーキワイヤーの端末は、ワイヤーがバラけたりしないよう、また、尖っているので誤って怪我をしないように細いアルミパイプを圧着して被せてあります(上)。

でもそれでは味気ないので、今回はシフトワイヤーが新しくなるついでに端末処理もこんな風に少しオシャレにしてみました^^
それに、これは取り外し・再取付が可能なので、あれこれ弄るには便利なグッズでもあります。

このようにやっと取り付けが完了しました。
これからあれこれ調整してみたのですが、どうもチェーンラインのズレが大きい気がする。。。
ザックリ言えば、フロントギアと8段スプロケットの中心(4-5段目)が気に入らない。。
このズレが大きいと、変速時にチェーンの移動がスムーズに行かない恐れがあります。
ここでまたしても急遽BB(ボトムブラケット)を購入。
このBBは左右のクランク(ペダル)を結ぶ重要なパーツですが、軸長の種類がいくつかあるんです。

今回は軸長を118mmから123mmに少し長くしてみました。
つまり、その差の半分(2.5mm)だけ、フロントギアが従来より外側に出ることになります。
・・・で、ここでもこのBBには専用工具が必要となりました。。。。
まぁ、旧BBの取り外し作業説明は端折って、新BBを取り付けます。
右側のネジ部分にグリスを塗布してフレームにねじ込みます。

右側のネジは通常とは逆回転になっているので、このレンチの方向が締める方向です。
レンチの奥にあるブラケット状のものがBBツールという専用工具です。
新しいBBの左側はプラ製なのでグリスは塗布しません。
締め付け方向はこちらは正回転です。

これで全体を再度組み上げて調整してみました。
負荷をかけていない状態では取り敢えず変速もOKになったので実際に走って様子を見ます。
試走行では何が起こるかわからないので、クルマが余り通らない裏道を走りました。
なんとなく調子が良いのでこのまま隣町まで走り、蕎麦チェーン店でランチ。

本日のランチセットで エビ天丼ミニと冷やし蕎麦セットが 570円とリーズナブルでした。
さて、ここまでは変速も2-6段までしか使っていません。
帰り道は直線道路があるので思い切って7段に変速。
30km/h達成!。こりゃ調子が良いぞ
・・・調子に乗って8段へ・・・
途端にチェーンが勝手に7段と8段を行ったり来たり・・・
・・・ヤバイ!と思う間もなくチェーンが外れてしまいました(汗
まぁ、手が汚れることを厭わなければ復帰は簡単なんですけどね・・・
その後は6段までで我慢して帰宅し、再び調整作業。
最適化するには未だ時間がかかりそうです。
キッチリしないと怖くて遠乗りは出来ませんからね。