
先日、アルファロメオ渾身の作と評価が高いGIULIAの試乗を思い立ちました。
アルファロメオのディーラーをネット検索してみると、GIULIAを扱っているお店って少ないんですね。
たまに気まぐれで訪問しては試乗などをさせていただいている、クルマで小1時間のお店には無し・・
仕方なく1時間半ほど走って県南のディーラーを電撃訪問・・・^^;
展示車両はSUPER と QUADRIFOGLIO(以下QF) で、SUPERが標準仕様的なグレードとのこと。「主な装備はほとんど標準で付いているので、他社さんのようにあれこれオプションを付ける必要はありません。」とのこと。
先ずは展示車両をあれこれとパチリ・・・
これはQF。伸びやかなフォルムですね。
ハイパワーを受け止めるタイヤもサイズが凄い。フロントが245/35ZR19 、リアが285/30ZR19 。
ブレーキも容量がでかそうです。フロントキャリパーとホイールの隙間もホンの少々・・・

AMG A45 を思い出しました(笑
心臓は90度バンクのV6ツインターボエンジン。噂通りフェラーリ譲りなのかな。
ボンネットやルーフはカーボン製だそうです。
運転席を覗いてみるとこんな感じ・・

座り心地もホールド感もなかなかグッドでした。
ステアリング回りのデザインもいいですね。

プッシュスタートボタン位置がここにあるのはやはりフェラーリ風。
因みにSUPERではこのボタンが差別化されています。
メーターは最近流行り?のデジタル式ではないんですね。
トランクルームのボード下にはサブウーファーが装備されていました。
トランクリッドのヒンジも板金むき出しではなくプラカバー付き。高級車ですね。
さて、試乗車両は4WDのVELOCEと超ハイスペックモデルの QF でしたが、せっかくなのでQFに乗せていただくことに・・
写真を撮り忘れましたが、ボディカラーは三層コートオプションのCompetizione Redでした。このオプションだけで\300,00なり!。さすがになかなか鮮やかな赤であります。
乗り込んでみると、着座位置は少し低めですがスポーツセダンの範囲内。なかなかイイ感じです。ペダル位置も違和感を感じませんでした。
・・・で、お店の駐車場から極低速で狭い一通路に出る時にゴリゴリ音・・・(汗
「タイヤが極太なのであんまり切りすぎると・・・」ということでした。。。
片側2車線道に出てからの違和感・・・
気になったのがパドルシフトレバーとウインカーレバーの位置関係です。

パドルがすごく大きくてこれは使いやすいのですが、ウィンカーレバーがパドルより奥まっているので、いざウィンカーを出そうとするとパドルに指が当たってしまうことに・・
これは改善の余地があるんじゃないでしょうか?
車線変更してみたら、ステアリングが結構クイックな感じ。きっとワインディングでも面白いんでしょうね(ボディサイズは少々デカいですが・・)。
一度だけシフトダウンしてアクセルをベタ・・・
いやぁエンジンの吹け上がりがメチャメチャ気持いいです。V40の4気筒ディーゼルエンジンに比べての6気筒ガソリンエンジン・・・というだけでは説明できない感動。
この辺はやはりフェラーリ譲りと信じたいですね。
ナビはスマホと接続して使うんだそうですが、時代を先取りしたのかと思ったら実は最新のナビを搭載するのが間に合わなくて苦肉の策だとか・・・
ホンの20分程度の試乗でしたが、QF の実力の一端を垣間見ることができました。ハイパワーでシャーシバランス抜群で剛性感は高く、超じゃじゃ馬まではいかない素直さがグッドです。もちろんDynamicモードは怖くて試せませんでした。。。
(*)「一般道でも違和感なく扱える」という意味での表現です。そのパワーを解き放てるのはサーキットのみだと思います。
なおVELOCEは現在は左ハンドル仕様のみですが、来年早々には右ハンドル仕様も入ってくるそうです。そちらが狙い目かな・・^^;
年末の忙しそうな時期にむりやり押しかけてごめんなさい。ありがとうございました。
(*)
その後の情報では、右ハンドルVELOCEは4WDではなくFRだとのこと。
イタ社の考えることは少々??ですな。。。
また、GIULIA発売以降、アルファロメオは販売車種をアッパーミドルクラスに移行するらしく、MITOやGIULIETTAは生産中止になるらしいです。
GIULIAの評判は上々のようなので、これをバネにしてうまく飛躍してほしいですね。
Posted at 2017/12/23 11:41:45 | |
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