春のムードはすっかり後退し、初夏の装いになってきた。
カメラぶらさげて街を歩くにはとてもいい陽気で、
天気がいい日には仕事を投げ出して撮影の欲求にかられてしまいます。
さて、東日本大震災で発表が遅れていたカメラが続々出てきそうだ。
Panasonic GH1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. with film mode"バイブラント"
このモード、彩度高すぎです(笑)
昨年の秋はそれこそデジタル一眼発売ラッシュで、各メーカーから意欲的なカメラが発表された。
ご多分に漏れずそんな甘い罠にひっかかった私は、遅ればせながらPENTAX K-5を購入させていただき、ぞっこん状態にあるのは周知のとおり。
昨秋はどちらかといえば、通常の、、というのも変だが、
いわゆる光学式ファインダーを持つオーソドックスなカメラが主だったけど、
今回はミラーレス機だ。
まずはLUMIX。
" Panasonic DMC-G3"が海外発表された。イギリスである。
なんで、イギリスで先行して発表するんだろうか?(記事が抜かれているだけかも)
海外でミラーレスは日本ほどではないらしいので、てこ入れかもしれないね。
今回発表されるのはLUMIXデジタル一眼のスタンダードモデルGシリーズの3代目。ハイエンド機のGHシリーズとカメラ女子に人気のGFシリーズに挟まれてかすっかり影が薄くなったGシリーズ。
「女流一眼」のキャッチフレーズでミラーレス機の草分けのカメラなんだけど、
G2がG1とあまり変わらなかったんでこけて(というかGF1やソニーのNEXに押されたんだろうけど)、
後発でだした廉価バージョンG10はさっぱりだった気がする。
ハイエンド機のGH2はどうなんだろう?ちょっと価格が高いかもね。
Panasonic GH1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. with film mode"バイブラント"
さてG3だけど、ネット上で発表されているスペックをみるとこんな感じだ。
・1580万画素LiveMOSセンサー
・画像処理エンジンVienus Engine VI FHD
・ISO160-6400
・AFスピード14-140mm装着時に0.1秒
・連写は4コマ/秒(15.8M)、20コマ/秒(4M)
・動画は1920 x 1080/60i または50i(センサー出力は30fpsまたは25fps)、AVCHD
・EVFは144万ドット
・液晶モニタ3インチ46万ドットフリーアングル、3:2
・サイズ:115.2 x 83.6 x 46.7mm
・重さ:336g
・内蔵フラッシュはガイドナンバー10
・インターフェース:HDMI、DIGITAL AV OUT、REMOTE
(以上、デジカメinfoから)
画素数はG2から一気に約400万画素増の1580万画素になるようだ。
おそらくはGH2のセンサーをベースにした新たなセンサーだろう。
画素数が大幅に増えたにも関わらず高感度もそれなりに良さそうだ。
とはいってもGH2を見るに、ソニーのセンサーほどの高感度は期待できない気はするけどね。
この機種の売りは高速なAFとファインダー内蔵ながら小型・軽量なところ。
私、GH1を2台持っているけど(どちらも型落ちで格安ゲットしたもの)、まぁ軽い。
ボディ2台にレンズ3本持って行っても1.5キロにもみたないから。
私のGH1は
幅 約124×高さ 約89.6×奥行 約45.2mm(突起部を除く)
質量 約385g(本体)
対してG3は上記通りだから、一割くらい小さくそして軽い。これは凄いことだと思う。
たとえばキヤノンの現行機種で一番軽量なEOS KISS X50はというと
約129.9(幅)×99.7(高さ)×77.9(奥行)mm 約450g
重さで約120g、大きさで幅1.5センチしかかわらないじゃん?
っていうい人もいるだろうけど、実際所有してみて使ってみない人にはこの差はわからないと思う。
正直、結構違うよ。
これにレンズの重さ・大きさが加わるわけで、光学ファインダー式APS-C機は残念ながらこの時点で小型・軽量という点では勝負にならなくなる。
価格も抑えられそうなのでそこそこ魅力なG3だけど、
一点、タッチパネルの採用はどうかなぁと思っている。
G2から引き続きなんだけど、背面液晶をベタベタ触ることになるから、
プレビュー(撮影した画像を再生)時に汚くてしょうがない。
思ったより便利と私は思わないしね。
これは以前、LUMIXのコンデジFX-550を所有しての私の感想だ。
パナソニック以外のミラーレスでは対抗一番手のソニーNEXシリーズの新機種が出てきそう。
これは語ると長くなるので、次回へ。
Panasonic GH1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. with film mode"ノスタルジー"
そう、今回はミラーレス機が続々出るというネット上の情報をみて、
K-5を所有したおかげで影が薄くなりつつある、マイクロフォーサーズ機を一緒に連れて行った。
k-5には18-135mmのズームレンズがついているので、
こちらには45ミリマクロ(換算90ミリ)を装着。
LEICAの名を持つ"LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 "である。
言うまでもなくライセンス生産。
とはいえ、ライカの審査は受けているだろうから妥協はない(はず)。
実はK-5の購入と前後しニコンマウントはもとより、
マイクロフォーサーズも一部整理している。
最も後にゲットし非常に高価だったLUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPHを手放した。
理由はあまり出番がなかったから。
いいレンズだと思うけど、どうもマイクロフォーサーズ+広角って私の中ではうまく組み合わない。
広角は風景を落ち着いて撮るときにメインに使うけど、
そんなときにマイクロフォーサーズ機をメインにすることがないからだと思う。
で、次にこのパナライカマクロも手放そうと思っていた。
マクロは一時にニコンマウント含め4本あったけど、
ニコンの2本はなくなり今はキヤノンの100ミリのLレンズマクロとこれ。
あちらは描写も優れるし、何より焦点距離も被るしいいかなぁと思って。
で2日間使ってみての評価。「とりあえず置いておこう」となった(笑)
いや、このレンズあらためて使ったけどハッとする素晴らしい描写を見せてくれた。
マイクロフォーサーズの開放2.8はそんなにボケは期待できないけど、
それでもこれだけ寄れば周りはボケる。
何よりキヤノンの100マクロより恐ろしく軽量。だから手持ちでどこでも写せる。
バリアングルのGH1なら微妙なアングルでの撮影も可能だ。
単焦点としてももちろん使える。
開放から中心はおろか周辺までも絵が流れることなく解像してくれるのは
マイクロフォーサーズならでは。とても気持ちがいい。
マイクロフォーサーズはこのほか14-45、45-200、20ミリ単焦点と所有しているけど、この4本で十分。
それぞれ個性的で使い分けもできる。しかも軽くて小さいからね。
7-14mmをG3やGH2の高画素と組み合わせることなく手放したのはちょっと惜しいけど、
まぁ、広角はボディ内手振れ補正が効くK-5に譲るとしよう。
これからミラーレス機が続々でると思うけど、マクロレンズは今のところこれだけ。オリンパスからも出ていないしね。
マイクロフォーサーズ機を持っているならば、このレンズはマストレンズだと改めて思ったよ。
ちょっと高価だけど私はおすすめしておきます♪
Panasonic GH1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S. with film mode"バイブラント"
Posted at 2011/05/15 12:22:52 | |
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