いつの間にか季節は10月。
9月のblogはさぼりにさぼりました<(_ _)>
紅葉の季節も近づいてきましたし、ボチボチペースを上げていきます。
そう、途中になっていた北海道旅行もどこかで続編を書きたいと思います。
さて、表題。
迷いに迷ったあげく、手を出したMFレンズ。
カール・ツァイス。
いい響きじゃないですか(^^)
私のカメラの歴史は4~5年と浅くて、
レンズ沼とともにのめり込み始めたのはここ3年くらい。
カメラはNIKON、SONY、PANASONIC、OLYMPUS、CANON、PENTAXの順に
所有を重ね主要メーカーは網羅。
現在はNIKONとSONY以外のカメラが防湿庫にいます。
デジ一の場合、撮像素子等の進化がめざましいため
どうしてもボディ中心に買い換えが進みがちになります。
特に落ち着かない性格の私は、新しいものがでると
それが魅力的に見えて飛びつく傾向があります(笑)
これが車ですとおいそれと交換はできないのですが
カメラは下取りとの差額をうまく利用すれば
キャッシュバックキャンペーンや価格が下がったタイミングをみて
何とか買い換えることができます。
ここ数年、カメレオンのようにボディを乗り換え、買い足しているのは
そんなことの繰り返しの結果であります(^^;)
Pentax K-5+Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 f/8
一方、デジ一の醍醐味はやはりレンズが交換できること。
ボディ同様、魅力的なレンズは一度は使ってみたい欲にかられます。
とりあえず現在主要メーカーのボディはだいたい経験しましたので
今後はどれかのマウントに腰を据えて、ちょっと高いレンズも取りそろえてみたいと思いますし…
初めにデジ一を購入したNIKONマウントは
それなりにそろえた時期がありましたけどね。
とはいえ、今後発売されるα77のように
APS-C2400万画素なんて世界に入ってきていますし、
魅力的なカメラがまだまだ出てきそうな流れの中で、
なかなか一つのマウントに落ち着かせてくれるようにはならなそうです(笑)
Pentax K-5+Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 f/2.8
さて本題。
そんな魅力的なレンズといいますと、
国産の数あるメーカーのレンズで私ごときの腕には十分なわけですが、
とはいえLEICAやZEISSといった歴史ある舶来品(笑)はまた違った響きを感じる私です。
LEICAはパナソニックがフォーサーズ及びマイクロフォーサーズマウントで
ライセンス生産されていて
LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm
LEICA DG SUMMILUX 25mm
の3本は所有させていただきました(マイクロフォーサーズの2本は現存)。
となると次はZEISS。
このレンズを使用するにはいくつかの選択肢があります。
・ソニーのAマウントを選択すること。
・COSINA(コシナ)が生産しているレンズを使用する
・ヤシカ/コンタックスZEISSなどのオールドレンズを使用する
ソニーAマウントには魅力的なZEISSレンズがあります。
しかもソニーとの業務提携により作られていますから
ソニーAマウントの他のレンズ同様、AFもすべて利きます。
しかし、ソニーのボディを所有する必要があります。
Pentax K-5+Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 f/4.0
コシナの有利な点はすべてのマウントのレンズを出していること。
つまりボディを買い換えることなく
ZEISSのレンズを使うためには、コシナのレンズを選択するのがとりあえずベターです。
大きな問題が一つ。
コシナが生産しているZEISSはAFは利きません。MFのみになります。
いろいろ考えましたが、ソニーAマウントを追加するのは財力的につらいこと。
α77は発売直後で選択するには、やはり財力的に難しいこと。
Aマウントのプラナー、ゾナーは魅力的ですが、10万円以上と高価なこと。
などを考えますと、大幅なマウント変更でもしない限りちょいと大変。
今回はZEISSに触れてみたい!という欲望を満たすことが重要ですので
大がかりなことをすることなくZEISSに浸れるよう
コシナZEISSを選択することにいたしました。
Pentax K-5+Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 f/4.0
マウントはペンタックスマウントを迷いなく選択。
K-5ならボディ内手ぶれ補正が効きます。
運良くヤフオクで新品未使用の出物があり、それをゲットいたしました。
コシナはすでにペンタックスKマウントは生産中止なんでラッキーでした。
しかし、ペンタックスKマウント売れないのかなぁ。
ついに念願のZEISSを手に入れたのですが
予想以上にMFに苦戦。
というのも、私は近眼ゆえ、矯正も強くかけてないことから
ピントの山がなかなか掴めないのです。
室内で数枚、カメラの空き箱やビールのラベル等を撮影してみましたが
さんざんたるフォーカス状況。
やはりMFは難しいなぁ、選択するんじゃなかったなぁと後悔する始末。
もちろん、三脚固定のライブビュー撮影なら拡大表示により
ピンポイントのフォーカスも可能ですが、
50ミリのレンズでスナップ撮影が主ですので基本手持ちになります。
開放1.4なんて、ホント、フォーカスポイントが薄いですから、
手持ちでのシャスピンなんて至難の業です。
Pentax K-5+Carl Zeiss Planar T* 1.4/50
そんなことを思いながら、外でも撮ってみるかぁと
撮影したのが昨日のこれらの写真。
ナント、室内と違って外の方が格段にピントの山が掴めることが判明~(嬉)
さらに自宅に帰り、モニターで見た画像をみて仰天。
なんだ~、この解像感は!
素晴らしいの一言!
K-5の「風景」モードはちょいとシャープネスが効きすぎる嫌いがあって、
それでも純正の18-135mmじゃあまり気になりませんでしたけど
コシナZEISSの解像の前にははっきりいって効き過ぎの感があります。
それくらい解像力があります。
これには正直びっくり。
これまでK-5での撮影では18-135mmでなんとなく満足していましたけど、
所詮、標準レンズだなぁと再認識(笑)
ある意味、K-5の潜在的なパフォーマンスを今まで引き出していなかったことになります。
まぁ、K-5は単に解像感だけではなく、いろいろな撮影を楽しんできた感はありますけど。
Pentax K-5+Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 f/2.5
ズームレンズが基本の私にとって、
ペンタックスには魅力的なレンズがあまりなくって
サードパーティでもKマウントはあまり発売されていないのもありますし、
18-135mmで通してきましたけど、やはり入り口は重要だよね、ってことです。
何枚か撮っているうちにMFも慣れてきました。
もちろんフォーカスはまだまだ甘いところもありますけど
この解像感見てしまうと、しばらくはつきあえるレンズになりそうですよ。
すべてjpeg撮って出し。
デジタルフィルターは一部使っているものもありますが、
予想を超える写りにまずは満足です♪
Pentax K-5+Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 f/3.5