2024年06月03日
不正だらけ??
認証不正が今日になってどんどんでること…。一斉に報道発表をするためにあわせたかのようだ。
トヨタにマツダ、ホンダ、スズキにヤマハと過去や現行車種が含まれるというが多すぎるな…。ダイハツの不正問題で国土交通省の調査により発覚したという。
ここではホンダに絞るけど「騒音試験」や「原動機車載出力試験」で試験条件の逸脱や実際と異なるデータの記載などの不正があった。対象車種は22車種で、累計販売台数は325万台(一部重複あり)になるとのこと。
社内の技術検証や実車試験の結果、いずれの項目も法規の基準は満たしているという。
ホンダは社内規定で車種によって最長15年分のデータを保存しているので、2009年4月~24年1月までの認証試験を調査した。本来であれば10年分のデータ保存が義務のようだ。
その結果、騒音試験と原動機車載出力試験でそれぞれ2件ずつの不適切事案が発覚した。
騒音試験は規定に対してより厳しい重量で試験を実施する一方で、試験成績書に規定範囲内の数値を記載していた。対象車種は63型式で累計販売台数は約264万台。結構多い。規定よりも厳しい重量に設定していたのは、試験実施後に設計変更などに伴って重量が変更する場合があるため。あらかじめバッファーを持たせることで、再試験の工数を増やさないようにしていた。このため、車両性能自体には問題がないという。つまり基準が国より高いということだった。まあ規定内をクリアしているからいいだろうということで厳しいのだからいいかもというのはわかる。
一方、原動機車載出力試験(電動機最高出力および定格出力試験)では、試験結果の出力値とトルク値を書き換えて試験成績書に虚偽記載した。試験結果と諸元値に差が出たが、諸元値に対する差がわずかだったため、ホンダは「性能のばらつきの範囲内である」と判断してしまったという。対象は8車種23型式。累計販売台数は約127万台。対象の8車種のうち6車種は諸元値よりも上振れた試験結果を低く書き換えており、性能を高く見せる意図はなかったものの、追加解析の工数が増えることを避けたという。なんだかダイハツの不正行為とかのものとは違うような…。
また、同試験では発電機を作動させた状態で試験すべきところ、別の同一原動機試験で得られた補正値を用いる不正もあった。対象は4車種9型式。累計販売台数は約44万台。うんこちらはだめですね。試験してないやん。
まあほんと自動車メーカーの判断でこうなるってレースの世界もですが抜け穴を探すのはよくあることだ。本来ならば国がしっかりとした基準を設けないといけないと思う。
自動車業界の未来は明るくなってほしい。さて自分ところ当てはまるのかな~。
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Posted at
2024/06/03 23:15:56
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