
世界的な不況による各企業の業績悪化は深刻なものとなっているのは承知のとおりだ…。その中でとりわけ自動車業界は再編の嵐が吹き荒れつつあるがその中でホンダがいち早く動いた。
今季をもって突然のF1撤退を表明したのだ!メインスポンサーを持たないホンダは資金面でホンダの資本を捻出し運営していたが今後予測される自動車業界の変革を見てとったかすばやい行動を起こしたと思う。この潔さはある意味ホンダらしい…。固執せず潔く撤退をしたのだ。この件に佐藤琢磨選手もガッカリだがある意味良かったのだろうか?トロロッソへのテストに再び召集がかかり実力が認められているのだ。ホンダに入っていたらさらに留年…。そういう可能性もあったはずだ。
今思えばというか前から少し考えていたのだが、SAF1との合併も良かったと思う。スポンサーも獲得しつつ共同運営で行えば今より痛手は負わずに良かったのでは?いえそれでも時間の問題だったかもしれない…。少しでも夢を見たい自分の願いかもしれないが…。
今後ドライバーも契約を打ち切りなのだがバトンとは契約をしていたらしい。ブルーノセナもきっとがっかりだろう…。今後ドライバーの行き先は厳しく、来季はかなり困難と言わざる終えない!!バトンは成績もイマイチだったのでどこからもおよびはかからないと思う。
ホンダの本日のコメントは以下のとおりだ。
F1レース活動について
私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退することを決定いたしました。
サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネス環境は急速に悪化してきています。
当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時間がかかることが予想されます。
Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしました。今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってきたHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含め従業員と協議にはいります。
Hondaは第3期のF1活動として、2000年よりB・A・Rとの共同開発という新しい形での参戦をいたしました。その後のF1を取り巻く環境変化により2006年よりHondaが100%出資するチームとしての運営に移行しました。最高峰のレースへの挑戦は、思いのほか厳しい道のりでしたが、多くの応援を頂き、2006年に貴重な1勝をあげることができました。頂いたご声援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは大変困難をともなう決断でした。
今後は、この激動の時代を生き抜き、レースで培われたチャレンジング・スピリットをもって、様々な新たな課題に引き続き挑戦し続けてまいります。
これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支えてくださったF1界の皆様に対し、心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
本田技研工業株式会社
代表取締役社長
福井 威夫
福井社長が5日午後から会見での正式コメントだ。
ホンダF1はしばらくは復帰の可能性はないだろう。RAコードのマシンを見れないのは残念だ。でもホンダは再び復帰してくる。必ず復活する!!その日までボクはいつまでも待ち続ける!!魂は眠らない!!
Posted at 2008/12/06 02:23:41 | |
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F1 | 日記