2010年01月30日
トヨタのアクセルペダルが戻らなくなるという件のリコールが全世界に飛び火しており、その数は700万台を超えるという。
この欠陥はどうやら3年前に把握しており、その時は問題ないと判断されたようだ。このリコール問題信頼性の高いトヨタの根幹を揺るがす大きな問題をなっており、今年の販売に大きな影響を与えそうで、黒字確保は難しいと思える。
またホンダもリコールが出た。65万台の内容は運転席の窓のスイッチに水が入ると漏電して煙が出るというもの。19件の報告があるそうだ。でもこれは特に大きな問題ではない。もちろん製品の欠陥ではあるが…。
ホンダは通常のリコール範囲だと思うが、トヨタはあまりにも大きいのではないだろうか?なんせ死亡事故も引き起こし、販売ストップまでしてリコール対象の回収を行っているのだ。日本は大丈夫だというが、本当だろうか?下請けにコスト一辺倒で苦しい経営を強いているので日本にもあるのではないか?懐疑的な考えまで起こしてしまいそうだ。
信頼のトヨタは今地に落ちている…。世界台数ナンバー1にもなった企業で「カイゼン」の言葉は全世界に知れ渡り、他の日本企業や官公庁もお手本となった考え方だ。しかしその実態は「カイゼン」に伴ってコスト削減の結果、部品の共有化を一層強め、下請け業者を圧迫した等あらゆる弊害となって自分に帰ってきた…。「カイゼン」の言葉は遠い昔の話となるような気がする。(F1でも成功しなかった…。)その言葉にとても関心したものだが、その内容に対して危機感もあった。よくトヨタの車は見える部分にはお金をかけて見えない部分は削減してコストを抑える。と…。
今の車もそういう姿勢が良く表れている。アクセルペダルも普段は意識しない気にもかけない部品だ。これは単なる部品の欠陥で処理をすれば今後必ずこういうことを引き起こすだろう。この問題からどう学ぶか?決して他人事ではないことだと思う。自分もしかっかりとこの件を見つめていきたい!!
Posted at 2010/01/31 00:16:03 | |
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