2011年05月03日
トヨタ自動車は2日、東日本大震災の影響で発売を延期していたハイブリッド車「プリウス」のワゴン型「プリウスα」を13日に発売することを明らかにした。これがプリウスのワゴンタイプとなる。
プリウスαは、荷室を広くした5人乗り2列シートタイプ、3列シート7人乗りタイプを設定。3列シートはリチウムイオン電池を初めて採用した。これが大きなトピックスとなっている。3列目はウィッシュよりも狭いとの話だ。
当初は4月22日発売を予定していたが、東日本大震災の影響で部品調達が困難になるなど十分な生産態勢が取れないため、発売を延期していた。約3週間遅れの発売となるが、すでに約1万台規模で先行予約されているらしい。
ワゴン型HVは、ホンダが3月18日に「フィットシャトル」を発売し、世界初投入となる予定だったが、震災の影響で発売を遅らせた。フィットシャトルの発売は6月にずれ込むと予定で結果的にトヨタのプリウスαが先行することになってしまった。予約も販売店によってはしているらしいが、本当に未定なので大々的にはしていないのが現状…。
さてこの価格だが、圧倒的にプリウスワゴンが高い。特に3列シート車は300万円ぐらいの価格設定。燃費も31km/Lというが、フィットシャトルは30km/Lとほぼ同等。もちろんエンジンも車体も大きいプリウスαが優秀だと思うが、この価格設定は明らかに高すぎる。っというかプリウス自体のベース価格はもともと250万円くらいで売られていてもおかしくない内容だから、プリウスがいかに安すぎるかわかる。インサイトはそれだけプリウスに大きな影響を与えたわけ。
トヨタはこれが足かせになり、利益率は低くなっているという。(VSAやサイドエアバッグ標準装備も大きい…。全車標準装備すると宣言したのに今ではFMCしたと途端オプションにしている。例としてはヴィッツにラクティスなど…。)
ホンダのフィットシャトルは今後いつ正式に発売となるのか?比べると絶対にフィットシャトルが売れると思いますけどね。まあ車格が違うので比べるほうが間違いかな(^_^;)
Posted at 2011/05/03 21:11:29 | |
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