
本田技研工業は12月24日、軽自動車「N BOX」と「N BOX+」をマイナーチェンジした。燃費や快適性能、使い勝手を向上したほか、N BOXにターボモデルを追加する。
燃費面では、エンジンの高効率化を図りJC08モード燃費をリッター24.2キロに改善(従来モデルはリッター22.2キロ)。また従来、N BOXカスタムのみに設定していたターボモデルをN BOXにも「G・ターボパッケージ」として追加した。変速機にはパドルシフト付きのCVTを組み合わせ、価格はFFモデルが146万円、4WDモデルが158万円だ。
装備面では、フルオートエアコンをN BOX、N BOX+の「G」に標準装備。「G・Lパッケージ」には、14インチアルミホイールとドアミラーウインカーを標準装備した。さらに、N-ONEで採用したエマージェンシーストップシグナルを全グレードで搭載する。
そして新たにンプリートカーブランド「Modulo X」の展開を開始する。専用カスタマイズパーツを生産ラインで装着するもので、第1弾はN BOX カスタムをベースにした「N BOX Modulo X」になった。2013年1月18日発売で、価格は178万円~。
N BOX Modulo Xには、専用エクステリアとしてフロントグリル、エアロバンパー、ガーニッシュなどを装着。いずれも走行テストや風洞テストを繰り返し、高速での走行安定性の向上を目指した。
また、専用ローダウンサスペンションを装着すると、車高が15ミリ低くなる。同社によれば「もっとも心血を注いだ」という。路面への追従性をキーワードにスプリングのバネレートだけでもコンマ刻みで試作を繰り返し、過酷な路面環境を持つ北海道の鷹栖テストコースで徹底的に走り込んだ。
足元には15インチアルミホイールとレッド塗装のブレーキディスクローターをおごる。インテリアでは、専用デザインのインストルメントパネル、本革巻ステアリングホイールとセレクトレバーなどで上質感を演出する。
今後このModulo Xは車種を拡大していくそうだ。
軽自動車で178万円からというのは高いかもしれないが、孤高の一台として購入意欲をそそられるかもしれない。軽自動車に力を入れるホンダの本気は今後さらにもっともっと展開していくと思われる。非常に楽しみだ。
Posted at 2012/12/25 22:57:50 | |
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