
ホンダのハイブリッドはこのクルマから逆襲が始まる。
今日21日昨日発表になったアコードが今日発売となった。北米では去年から発売されているから遅れてはいるが、日本ではハイブリッド専用車として生まれ変わった。
新型アコードには「SPORT HYBRID(スポーツハイブリッド) i-MMD」と呼ばれる新開発のハイブリッドシステムが採用されている。パワーユニットは最高出力143ps(105kW)、最大トルク16.8kgm(165Nm)の2リッター直4エンジンと、同じく169ps(124kW)、31.3kgm(307Nm)を発生する駆動用モーター、そして発電を担うジェネレーターの組み合わせで、バッテリーには蓄電量1.3kWhのリチウムイオンバッテリーを用いている。
走行モードはバッテリーの電力のみで走る「EVドライブモード」、エンジンに発電させ、その電力で走行する「ハイブリッドドライブモード」、主としてエンジンを駆動に使う「エンジンドライブモード」の3種類。エンジンを動力源として使うシーンを高速巡航時のみとすることで、30.0km/リッター(JC08モード)というクラストップの低燃費を実現している。
また、このシステムをベースにバッテリーの蓄電量を6.7kWhに強化し、充電リッドやオンボードチャージャーを追加したアコード プラグインハイブリッドも設定。満充電からのEV走行距離は37.6kmで、プラグインハイブリッド燃料消費率は70.6km/リッター(JC08モード)となっている。
燃費では完全にライバルカムリを抜きトップだ。それは圧倒的な燃費性能となった。ここがいかにもホンダらしい。
ボディーサイズは全長×全幅×全高=4915×1850×1465mm、ホイールベース=2775mmというもので、従来モデルと比べて、特に全長は185mm、ホイールベースは70mmも延長。かつての上級車種「インスパイア」に迫るサイズとなった。
スタイリングはノッチバックセダンらしい3ボックスタイプで、空気の流れを考慮して、中央部の膨らんだバレルシェイプボディー(たる型ボディー)を採用。床下のフラットな処理やディスクタイプのアルミホイールなど、空気抵抗を抑えるための工夫が随所に施されている。セダンでかなり頑張っている。
またヘッドランプにはホンダ車として初めて、高い光量と電力消費の少なさを併せもつLEDを採用。ボディーカラーは新色の「シャンパンプラチナ・メタリック」のほか、「アラバスタ―シルバー・メタリック」「モダンスティール・メタリック」「ホワイトオーキッド・パール」「プレミアムスパークル・ブラックパール」の全5色が用意されている。
超アコードとなり、プレミアム性が高まったアコード。セダンは爆発的には売れないかもしれないが、間違いなく安定した性能だとおもうので売れると思う。このアコードをもっともっと大事に売ってほしいと思う限りだ。
Posted at 2013/06/21 23:31:01 | |
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