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F1マレーシアGP決勝は予報と変わりうって変わって晴天の中行われた。

優勝したのはなんとベッテル。フェラーリ移籍後２戦目の優勝で、メルセデスに対して完勝ともいうべきレースだった。昨年では見られない素晴らしいレース内容だった。

そしてマクラーレン・ホンダは無念のダブルリタイア…。

アロンソがERSのトラブル。バトンはターボに不具合が生じリタイヤとなった。リタイヤ前はなんとレッドブル勢と闘っており、９位と入賞圏内にポジションアップもしていただけに非常に残念…。原因は解析中とのことだが、両ドライバーとも果敢に攻めており、テストでは出なかったうれしいトラブルともいえる。オーストラリアと比べれば雲泥の差と思う。

新井康久ホンダ F1プロジェクト総責任者は
「フェルナンドは良いペースで走っていたので、ERSの冷却に問題があって彼をピットに戻さなければならなかったことが、本当に残念です。ジェンソンも、集団の中でポジションを上げるべくプッシュしているときに、ターボの問題が発生しました」

2人のリタイアは、当地特有の高温環境が原因ではなく、レースコンディション下でパワーユニットが厳しく使われたことによるものです。すぐに問題の原因を解明し、次の上海ではさらなる改善を目指します」

と環境ではなく、レース下での酷使とのことは大きな進歩だから早急な改善を望みたい。

しかしベッテルのレースは素晴らしかった。久しぶりにメルセデスが負けたと言える内容だったと思う。ぜひアロンソにもこういう日が早く訪れると信じたい。