2015年09月23日
独自動車大手フォルクスワーゲンが米国で販売したディーゼルエンジン車に排ガス規制を不正に逃れるソフトウェアを搭載していた問題で、22日、これまでの内部調査で、VWグループで同型エンジンを積んで同じような事態を引き起こす可能性があるディーゼル車が、世界で1100万台にのぼることがわかったと発表した。アメリカだけではないとても深刻な事態である。明らかに組織的な隠ぺい隠しだ。
VWは今回の対応のため、7~9月期決算に特別損失として65億ユーロ(約8700億円)を計上する方針も明らかにした。このままいけば、同期は純損益が赤字に転落する可能性がある。22日の欧州株式市場ではVWの株価は前日終値から一時23%下がり、2日続けて2割前後の下落となった。当然とも言えるこの結果に世界販売台数ナンバーワンの座は確実にすり抜けていくだろう。
米環境保護局は18日、VWの「ゴルフ」や、同グループのアウディの「アウディA3」など5車種、約48万2千台の改修を求め、調査を始めたと発表。米メディアによると、調査結果次第では、米当局から最大で180億ドル(約2兆1600億円)の制裁金が科される可能性がある。
この問題のソフトウェアは米国では、当局の排ガス基準の適合試験を検知し、試験の間だけ排ガスを低減する一方、通常の運転では、基準の最大40倍の窒素酸化物を排出していたとされる。これは完全に犯罪行為ではないのか!?VWはディーゼル技術は未完全ということだろうか。それに比べるとマツダのスカイアクティヴは本当に素晴らしいものだと実感する。
一方対象車は日本ではないとのことだ。
この悪質行為は明らかにきちんと罰せられるべきだ。しかし、ドイツの企業がこのような行為を行ったことは凄く衝撃的だった。そんなことをしなくても技術は素晴らしいものであると思っていたからだ。それだけ排出ガスへの対策は難しいのかもしれない…。
Posted at 2015/09/23 21:22:41 | |
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車 | 日記