2018年03月06日
今年のF1世界選手権のシーズン開幕前最後となるプレシーズンテストが6日にバルセロナのカタロニア・サーキットでスタートした。
タイムというとベッテルが午前中のトップタイムを記録。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが4番手につけている。
ガスリーの周回数は53周であり、信頼性でも問題が出ている様子がない模様・・・。トップのベッテルは80周以上を周回しており、メルセデスのボッタスも同様だ。タイムはソフトで記録している。ガスリーはトップから0.577秒差の1分20秒973を記録している。今回のテストではいよいよタイムを目指してセッティングしているようだ。
5番手にはケビン・マグヌッセン、6番手にはヒュルケンベルグ、7番手にはセルゲイ・シロトキン、8番手にはエリクソンが続いている。
一方最悪となったのがマクラーレン。第2回目のF1バルセロナ合同テストの初日もトラブルでスタート。2度の電気的なシャットダウンに見舞われ、ストフェル・バンドーンはわずか7周しか走行できずにタイムシートの最下位に沈んでいる。
先週の1回目のF1合同テストでは、初日にホイールナットの故障、2日目にエキゾーストブランケットの破損と脆弱性が露わになっていたマクラーレンだが、2周目もトラブルを抱えてのスタートとなった。
最初と4周目に電気系のトラブルでコース上にストップ。特に2回目はセッションは赤旗となり、マクラーレンは原因を解明するためにガレージで多くの時間を過ごすことになった。
ストフェル・バンドーンは昼休み直前にコースに復帰したが、システムチェックのみで、わずか7周で午前中のセッションを終えている。
マクラーレンが見舞われた電気系のトラブルはバッテリーに関連したものだと考えられているが、問題がマクラーレンのシャシー側にあるのか、ルノーのF1パワーユニット側にあるのかはまだ明らかになっていない。だが、同じF1パワーユニットを搭載するワークスルノーは48周、レッドブルは85周を走行している。こちらはトラブルがない。
前回マクラーレンは1回目のテストでオーバーヒートの問題に悩まされていた。そのため、今回のテストに持ち込まれたマクラーレン MCL33には、クルマの冷却に役立てるためにリアのボディワークに妥協が施されているように見える。
先週、エンジンカバーに焦げ跡がついていたマクラーレンは、新たに3つのスロットルを追加。しかし、わずか7周しか走行していないにも関わらず、エンジンカバーのその部分はおそらくエキゾーストもしくはターボが配置されていると見られ、冷却系に深刻な問題を抱えていることが予想される。
マクラーレンは、信頼性についてホンダに辛辣な批判を繰り返していたが、もはやマシンにホンダはそこにない。さあどう言い訳をするのかブーリエ。もともと以前から冷却系がそもそも問題があったのではないか?パワーユニットをちゃんと理解していなかったのか?ホンダを批判することがメインとなり、本当の問題に気づかなかった可能性もある。ルノーが悪いといいますか?もう言い訳などできない。さあさんざん叩いてくれよヨーロッパのF1メディアさん!!ホンダが悪いとそろって言ったあなた方が本当に正しかったかどうか?教えて欲しいよ・・・。
Posted at 2018/03/06 23:56:16 | |
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F1 | 日記