エキパン交換 装着編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
年末に準備開始して購入、その後冷却水のレベルを注視していたのですが、一向に減らないので放置していました。
此処にきて、量は少ないのですが周辺にヨーグルトのようなLLCの酸化?したものが付着するようになりましたので、漏れが発生していると判断して重い腰を上げる事にします。
Uチューブでも丹念に水洗いしているのは此れを流しているのでしょう。
純正品の価格を確認すると、11,300円
やはりお高いですね。
ネットの価格は概ね5,000円前後で、不思議な事に欧州の相場は送料抜きにしても日本より高く、中には日本国内の純正品より高く設定されているものも有りました。
で、偶然見つけたのが特別キャンペーンで2,000円という画像1の商品で、送料無料!
人は無料と言う言葉に弱い、というのはマスコミ論の講義で習ったけど、正にその通り。
2
準備編で詳しく述べたように、固定しているピンが抜けない❗
写真のUチューブでは細長いプライヤーでいとも簡単に360度左に廻して引っこ抜いていました。
普通にネジが切って有るのに360度廻しただけです。かなり長いネジなのですが………
3
自分は、色々試して結局バラバラに崩壊させる事になってしまいました。このピンは樹脂製ネジなのですが完全には抜けない仕掛けみたいです。
新品を購入してみたい。
無論、崩壊は予想の範囲内でPlan Bは用意しています。
4
灯油用のポンプを使ってタンク内のLLCをバケツに移す。色からするとビリオンのようだ。
タンク下のホース根元から緑色のヨーグルトみたいなものが下迄続いている。通常のLLCでは見ない光景。
漏れはタンクの付け根からと思われるが、此処まで来て原因がタンクに有るのかホースに有るのか疑念が生ずる。しかしホースは用意していないのでタンク交換を続行するしかない。
写真の位置で、刺さっているセンサーを90度捻って引き抜く。抜いても水は出ない。
5
多くのメルセデスにはラジエーターにドレインプラグが付いている。
出口にホースを繋げてバケツに移す事も可能です。
方法はホース繋いでプラグを90度捻るだけ。黄色の目印の栓を指で捻るのですが、通常はこの位置は「開」なのに水は出ていない。
動画を見ても水平の位置が「閉」で垂直が「開」
今回はラジエーター内のLLCは関係ないのでタンクから直接抜きました。
注意する点
冷めたと思ってもお湯は灯油用のポンプには大敵。60度でもポンプがぶよぶよになります。せめて40度位になるまで待ちましょう。
6
ホースを留めてるクランプはロッキングプライヤーを使って緩め、下の方に落とします。途中で養生テープをホースに巻き付けて置けば拾い上げる苦労は軽減されます。
クランプが外れたらあとは手でグリグリ捻って引き抜く。この時、タンクを高い位置にしておけば水は殆ど出ません。タンク内の残った水が下に漏れるかと想像していましたが、何か仕掛けが有り、溢れて来ませんでした。
元に戻す時のポイント:
クランプをロッキングプライヤーでしっかり咥え、弾けないようにプライヤーをがっちり持ってホースと平行に持ち上げる。この平行に、というのが難しい。
水道管プライヤーをサンダーかヤスリで口を削り、咥え易く加工しておくと便利です。
7
タンク上部の細いホース(オーバーフローパイプか?)は簡単に抜けました。
ロックピンを細いマイナスドライバーで上に数mm持ち上げておいてホースをじっくり手で引き抜きました。
写真のような鈎状の物でも軽く持ち上げられます。
タンク側は壊しても問題無いけど、ホース側には傷とかひび割れとか生じては困るので、慎重に。
8
タンク下の掃除に多くの時間を費やした。
何の線か判らないけど、4本のアースが集合している。此処に例の緑色ヨーグルトが付着していたのでばらしてパーツクリーナー、接点復活剤掛けて元に戻す。
横に映っているのはタンク固定するゴムのグロメット。前後に2個有り、足を射し込むだけです。
上部のピンの代わりはロックタイトで済ませました。暫定です。
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