馬力計測 傾向と考察 その3
1
やってきましたシャシダイチェック!
ECU交換に伴い再チェックです!
今回も、データから見えてくるものを考察して見たいと思います。
お約束通り、興味のある方はコメント下さいね♪
それ以外の方は『ややこしいやっちゃな~』ぐらいでご勘弁下さい(^^;
※パーツレビューから飛んで来られた皆様へ
こちらは超ライト仕様にECU(Ver.1)を交換したものになります。別途(神戸編)とは同週・同仕様となります。
2
前回と同じくSAB高井田店さんにお邪魔して測定して参りました。
こちらの担当者さんは非常に丁寧で、好感が持てます。
馬力表示はかなりの渋さですが、渋みの分かる方はぜひ一度こちらでのせて見て下さい。
キチンと回転数+送風機(出来ればもう一基!)をセットして計測して頂けます。(空燃比数値は当てになりませんがグラフの曲線は参考になると思います)
では、グイっと計測して見ませう。
3
大迫力です!!(笑々)
出ました!ECUの実力が!
・緑色が前回のグラフデータ(ECU交換前)
・赤と青が今回の測定データ(ECU交換後)
です。
(なぜ今回が2回計測だったかは不明)
ちなみに前回と比較するために4速で計測して下さいました。(なので数値としての評価は個々に判断して下さい。通常は1:1に近い状態で測定致します。)
データ数値的には
239.1PS(8.1PS UP) 37.4kgm(2.4kgmUP)
となりました。(ブーストは前回同様0.95程でブーコンは未装着)
『ECUの割にぜんぜんじゃん!!』
と思われるでしょうが、ここでの測定だとこんなもんです。車両比較は後日行いますので、その前に計測する事で自分にプレッシャーを掛ける事も目的としています(笑)
↑
同週の週末に神戸SAにてシャシダイに乗せましたのでこちらのデータと神戸のデータは単に測定場所・測定者の違いと考えても良いと思います。
如何に複数回ブレ無い測定が出来るのかが重要かと思います。
4
では、傾向と考察です。
最大トルク発生回転域がさらに下から、しかも強烈な立ち上がりとともにトルクバンドをキープしています。
このECUに乗られている方々はピンときたんじゃないですか?
そうです。交差点で外に吹っ飛ぶ原因です。(笑)
あっと言う間に2速が吹け切る原因なんです。(笑々)
分かって頂けましたか?(笑々々)
しかもトルクバンドが4500回転まで35kgm台をキープしています。前回だと最大トルクだった部分が広く、ゾーンになって車を押し出します。(2.5Lならではの高トルク感を堪能できます♪)
そしてほとんどトルクの落ち込みが無いままパワーバンドへと移行していきます。
そして次にパワーバンドを見てみます。
前回52~300回転で発生していたMAX馬力が5800回転付近に移行しています。
従来だと5000回転移行伸び悩んでいる部分で明らかに右上がりのグラフを表示しています。
これが高回転に向けて伸びのある体感を得られる部分です。
そして5800回転で急激に落ち込みます。
なんで?もしくはなるほど!と思ったあなた!!
あんたはエライ!!
そうです、これはエンジンのカーボンによるものではありません。単純に空燃比の測定が10.0を下回ったのでずれただけだと思います。(爆)
これが無けれもう少し出力の向上があったかも知れませんが、そんなことは特別問題じゃないんです。
あくまで、方向性の確認が主ですから♪
そして、これを踏まえて高回転側まで見てみますと6800回転までは(測定終了まで)ずっと高出力をキープします。5500以降落ち込んでいく前回とは明らかに車速の伸びが違います。恐らくグラフから見ると6500回転付近では15~20psは違うんじゃないでしょうか?
そして、実走行上はこれが7300回転まできっちりと体感出来ます。その時のパワー差は相当あると思いますがどうでしょう?
私があくまでもノーマルの延長線上で車を仕上げると言う意味がお分かりになられましたでしょうか?
2.5Lらしいフラットトルクと高回転域でのパワーバンドの広さ、どこからでも加速する怒涛のレスポンス!
まったり走れば高燃費も記録する、まさにこれがSG9と言うような仕上がりです。
現在の懸念項目は5500以降の吸気量確保。
グラフからも分かるように車としてはもうひと伸びしようとしているんですが、どうしてもひと伸びがありません。体感的にはこのグラフよりは伸び感はあるんですがどうしてもシャシダイだとこのようになってしまいます。この辺がこれからの課題ですね。何とかしなければなりません。
5
とまぁ今回は全域での出力向上の確認と高回転域での吸気確保の難しさがグラフとなって現れました。
やっぱり車って難しいですね~。
(これの後にすぐさまプラグ交換を行ったのは分かって頂けると思います(笑))
ここまで車を安全に仕上げていけるのも
G-NOBさんやオリエントワークスさんのようなしっかりとした物作りをされる方の指導があって初めて出来る事なんですよね♪
敷居の低い気さくな方達なので、ぜひ一度お店に行ってみてください。想像をはるかに越える楽しさに出会えるでしょう♪私はもう少し吸気系で遊んで見ますね。
6
ちょっとここでグラフについてコメントを。
あまり役に立たない空燃比グラフなんですが、測定グラフの流れは比較できますよね?
すでにお分かりの方も居られると思うんですが、ノーマルECUのグラフは不安定ですよね?ある意味許容範囲の広いECUなのかも知れませんが、センサーからの情報を正確に判断できず応答遅れが出ています。
ではECUチューンではどうか?吊るしのROMでも正確に情報を判断して制御を行えばご覧の通り安定した空燃比を確保出来るのです。
そして極めつけはノーマルよりも濃いんです。
意味わかります?
そう、空燃比を薄くしてパワーを出すのがセッティングなんて思われてる方が居られると思うんですが、そんなマージン削って普段街乗りするんですか?もちろんサーキットでも安全に走りたいですよね?私の車は安全マージンはノーマルと同等以上です。
ノーマルより濃いのに全域での出力向上。ハイレスポンス。高燃費。たくさんの空気とたくさんの燃料で求める空燃比はノーマル+α。
体感して頂ければ意味が分かります。
私がコメントしにくい意味がそこにはあります。
決して薄くして出力を上げる事がECUのセッティングではないのです。と私は声を大にしていいたい。
車の楽しさってこういうのも有りなんじゃないでしょうかね。
おわり
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