ブレーキ周り点検

初めてのジャッキアップ！
色々確認しながらブレーキ周りのチェックを行いました。

今日はお試しということで、シザースジャッキでガレージジャッキ用のポイントで上げてみました。
本当はセンター付近をガレージジャッキで前二輪、もしくは後ろ二輪を上げたいのですが、まだ何処にジャッキを掛ければいいのかよくわからないので…

ホイールキャップは真ん中の方で止まってるのね…
キャップがたわむので心配になってしまいましたが、壊れなくてよかった…。
しかし、キャップ内部が汚い〜！

ホイールボルトの２面幅は17mm。

首下長は20mm、スペーサを挟むときの参考用に。

ブレーキローターはソリッドタイプ、耳部の厚さは12mm程。
(ローターの削れ量確認用)

2枚のワッシャを挟んで0点調整してから、耳部をかわしてパッド当たり面の厚みを測定すると、約10mmで2mm程は削れている模様。
多分交換時期ですな…

ブレーキパッドの摩材残厚は5.6mm程。元が9mm厚としたら6部山程度でまだもう少し行けそう。
これはもう少し使って、ローターと一気に交換かなぁ。

ブレーキキャリパーはL字レンチの刺さっている部分のキャップを外してT45のトルクスを2本緩めて外します。あとは針金状の抑えがあったりと、結構考えられた作りになってます。
ローターが結構削れているのでピストンを押し戻しましたが、特に固着はなし。

なんとブレーキパッドにステーが生えてて、キャリパーピストンに刺さる構造になってました。ところがキャリパーを持ち上げるときに、パッドがローターの縁に当たってなかなか外れない...
縁が高くなったらサンダーとかで落としておかないと、純正パッドを使うとなると次回が大変かも。

あとはブレーキパッドの残厚センサーは1ピンしかないので、減ってきたらローターに接触してGNDに落ちるのをチェックしているんでしょうねえ。だとすると社外パッドなどを使う時はオープンのままでいいのかな。

ホイールハウスからデュアロジック周辺を確認。ヒートシールドの外し方などを観察。

フロントのジャッキアップだけで、リアタイヤも浮いて何とか外せました。

ちょっとダストやグリスなどの飛び散りあり。
シューの厚みは問題なし。

軽く清掃して、ブーツ内を点検して問題なし。(反対側も)

取りあえず半年くらいは問題なさそうなので、この夏はこのまま行って、冬にローターやパッドの更新を考えますかねえ。

フロントのバンプラバーは問題なし。
ただ歩道の段差を勢いよく降りるとダンパーが底付きしているようなので、ダンパーの減衰がもう少し欲しいところ。

リアはバンプラバーが崩れかけているので、そのうち交換したいかも。

事前にホイールガイドを用意しておきましたが、ローターの位置決めピンがないので、これ必須かも。
用意しておいてよかった！

バックするときに変な音が出るので、パッドの角を落としたけど関係なかった模様。
何処から音が出ているのか...

おまけ、フロントの車高検知部。
これがあるからライト光軸を自動調整できるんですね。(反対に手動調整ができない...)

リアはセンターに1ヶ所のようです。
多分、このビームにガレージャッキをかけると曲がるんだろうなあ。

マフラーの吊りゴムは特に問題なし。

FIAT500用に新たにそろえた工具類。
トルクスのL字レンチ(T10～T50)
3/8トルクスソケット(T20～T50、T27買い忘れあり)
日本車ではあまり使わないサイズのソケット(11/13/15/16mm)
ポジドライブビット(PZ1/PZ2/PZ3)とグリップ
ホイールガイド
ClicRプライヤ

あと何が必要になるかなあ？