ＲＵＦ Ｄａｙｓ ”ＥＮＤ” ～ 永遠の初代オーナーに

あれはちょうど９年前の2012年１月21日のことである。



私は憧れのＲＵＦを新車で購入した。人生初の新車である。それがなんと”ＲＵＦ”だ。

興奮した。本当に興奮した。

大学卒業後、普通にサラリーマンになって、その会社が自主廃業して、転職して、勝手に外資系になって、年俸制になって、そして４５歳（当時）でＲＵＦを新車で買えるまでになった。
お坊ちゃまでもないし、頭も良くないし、我ながら良くやったものだ。

５年ほど前、さらに上を目指そうと思ったが、悩んだ末に転職は辞めた。（多分、転職していたらクビになってます）

男としてそんなことではダメだ！、と思われるかもしれないが、もうこのＲＵＦで充分だと思った。

６０歳まで乗っていこうと考えていたが、駐車場の問題もあり、委託してみて、
昨年末にカレントに委託先を移したら、”本当に売れてしまった”


ＲＵＦ Ｄａｙｓ ”ＥＮＤ”　です。

みんカラの愛車紹介も過去所有のクルマにしました。

１９４ものイイね、ありがとうございました。

今年５５歳、もちろんポルシェライフはまだまだ続きます。でも、ＲＵＦコンプリート（Ｗ０９）は、まずないと思います。
買えたとしても、私クラスでは楽しく乗れないのです。

このＲＧＴも本当の意味で楽しんだのは、買って２年間であった。それは車両保険に入っていたから。
その後、普通の車が買えそうな車両保険価格に値上がりして、車両保険を付けれなくなった。

このクルマ、ルーフ（屋根）とピーラーを除いてほとんどがカーボン、そして特殊カラーで塗装されている。
これでは、少し擦っても大変なことです。

９年間、無事に過ごせたことで、ちょっとホッとしている自分がいる。

ペッキー＝ＲＵＦ　そんなイメージを持っている方が多いそうです。

これからは、元々の私の姿、

ペッキー＝フラットノーズ　若しくは　ペッキー＝オープンポルシェ　に戻ります。



ＲＵＦ ９９７ ＲＧＴ、９年間ありがとう！

想い出はいっぱいだ。走りにいった日はすべてブログにある。
https://special-porsche-com.amebaownd.com/posts/7375472

これからこれを肴にして、かなりの酒が飲めそうだ。


ＲＧＴの人生（車生）は長い。ＲＵＦブランドにＧＴ１クランクケース、間違いなく永遠だ。

次の世代へ、走っていってくれ！

私は永遠の初代オーナーだ。

ペッキー