Ｍｙゲンバラ９６４ヒストリー

まず知識としておさえておこう。
９６４時代のゲンバラモディファイはこんな感じだ。

※GEMBALLA　HP　より

外装は９６４ターボルック、内装は得意のエレクトロニックモデルを客の希望に寄って制作しております。

９３０アバランシェの大人気で事業拡張をしていったゲンバラ、
ブラックマンデーの影響を受けて、それが裏目になり、経営再建をしていた時期である。

この９６４をはじめて知ったのは、これだ。
2011年１月だ。

ゲンバラのパーツによるターボルックだ。




まだ動画も見れます。
http://www.wintel.co.jp/BbsDetail/pattern_c/shop_502-1/bbs_01/article_0000244/css_1006/type_0.html

実はこの時、Ｔｉｐだったのだ。

この時の走行距離は４９３０４キロ。

この段階での距離が実走行かどうかは不明である。
ただ、９１年モデル、この時点で２０年、これは微妙であるが、当時はこのくらいの距離は普通であった。

そして、あっという間に売れてしまった。

となると、このゲンバラは１０年間で２０００キロしか走ってない。
それはそれで、ちょっと恐い。

５万キロになる手前ぐらいだろうか？
ＴｉｐからＭＴ化が図られた。

ネット上ではこんな記載がある。




ポルシェのスペシャリストとして超有名なプロモデットでやられたようだ。
なお、モーテック制御は行われなかったと思われます。

そして、また売られた。

５万キロの走行距離で、ＭＴになっている。

今日現在の走行距離は５１３００キロ。

となると、ＭＴ化してからは、１０００キロ少し程度しか走ってない。

普通で考えて、クラッチディスクは新品と思われる。ミッションは中古だろうか？

そして、私が再度この９６４に興味を示したのは、こんな写真を見たからである。

これは、あのテックアートじゃないか？（モデル名は忘れていた）と思った。
うろ覚えであった。この９６４をイメージしたのである。







これはカッコいい。なんでゲンバラなんだ。
と思ったら、そこで知ったのは、あの時のゲンバラ９６４がＭＴ化されていたことであった。

ゲンバラボディにテックアートホイール、やってはいけないモディファイであるが、
純粋にカッコいい。

ターボＳの物だろうか、ステアリングも前のよりはずっといい。

ＴｉｐのＭＴ化に関して、私の親友が実際にやっており、私もそれを運転している。
リセールバリューは純正のＭＴモデルよりは悪いが、買値がその分安くなれば、問題なしだ。

ＲＵＦを失った私、完全に惚れてしまった。この派手な９６４を。




もともと私の愛車遍歴を見ればわかると思うが、

私は「黄色いクルマ好き」である。

今日、スペアキーを作りに、有楽町のカギ屋さんに行ってきました。丸の内に寄ってみた。

この１０年、なぜこんな距離だったのかが、不安が残るが、とりあえず納車から１００キロ弱乗った感じでは、エンジンは至って好調である。

ゲンバラマフラーも爆音ではない良いサウンドだ。

クラッチの印象はまだ若さを感じる。ただＭＴ化してあることもあり、シフトフィーリングがノーマルとは違う。
なぜか９１５ミッションの９３０モデルに近い。

細かい不具合は数箇所ある。

最大の問題は、このメーターである。

流石の私も少し抵抗感がある。さらに、これだけはゲンバラオリジナルかわかならい。私は日本に来てから計器類の業者が作成したとみていた。（過去形なのは訳があります）

派手なゲンバラだけど、こんなことやっただろうか。時計はＲＯＬＥＸだ。

それにしても、ポルシェオタクは間違いなく避けそうな９６４である。

さて、このメーターであるが、

実はＧｅｍｂａｌｌａのロゴが当時のロゴなのである。

最後のLAが細字になっているのである。

当時のキーホルダーを購入したことがある。

その時のロゴだ。

コピーしただけのメーターなら、ここまでやるだろうか？？？

まあ、わからんです。

ちゃんと整備履歴が残っていないので、わかることから調べていこう。
これも楽しい。