実はマジで考えていた”９９３カレラＳ”

アルピナ好きの彼女だが、ポルシェも結構好きである。そうじゃないと、こんな変態の夫に長年付き合ってくれないだろう（汗）。

車を使いたいことなんて、月に一回あるかないかだと思うのだが・・・・確かにあるようだ。

昭和の時代に免許を取っているのだから、ＭＴにも乗れそうな気もするが、乗ってくれない。
パナメーラのクラッチミートは、かなり優しい仕様だから、乗れるような気もするが、駐車場は技が必要だ。

そんな時考えたのは、９９３ｔｉｐだ。
まあ高い。

超綺麗な９９３ＭＴを２００万円ちょっとで手に入れたことがあるだけに、なかなか気持ちが切り替えられない。

でも、供給量が少ないモデルなら、空冷バブルが崩壊しなければ、多分大丈夫だ。資産になる。

ということで、ｔｉｐモデルがある”カレラＳ”だ。




空冷９１１の最後の最後のモデル、カレラＳ。
カレラと同じエンジンに足回りがターボと一緒じゃ”ない”ワイドボディ、なんと純正状態でスペーサーが入っていた。

やはり当時の車雑誌からの評価は低かった。

ただ、そんなカレラＳ、中古車相場はずっと高値だ。空冷バブル以前も５００万ぐらいはしていた。

そんな時、なかなか良さそうなカレラＳを見つけたのだ。
http://www.p-horse.com/2021/02/26/1997%e5%b9%b4%e3%83%9d%e3%83%ab%e3%82%b7%e3%82%a7993%e3%82%ab%e3%83%ac%e3%83%a9s/




１ヶ月ほど前の話だが、見に行ってきた。




そして、ショップの社長とともに、かなりの長い時間をコイツと過ごした。
社長の用事に、一緒にこのカレラＳで行きました。

このカレラＳ、完全オリジナル状態だ。

おおおお、カセット！！

私と全く違って、オリジナル嗜好が強いうちの妻。これは気に入るな。

社長も信頼できそうな方で、車も気になるところをすべて手を入れてくれている。

妻から、「買えば」となった。

止めれなくはないが、妻が駐車するのは多分無理だ。

と悩んでいるうちに、やはり売れてしまった。

このカレラＳを見に行った後に、ゲンバラ９９３を見に行ってしまって、自分自身も少し躊躇してしまったところがある。

カレラＳに関しては、３５６をオマージュしたこの後ろ姿が大好きである。

妻には地下鉄で動いてもらおう（汗）