希少！シュトロゼック９３０カブリオレ記事

確かにうちのシュトロゼック９３０は抜群の信頼性だ。

遠方ドライブでトラぶったことは皆無であるし、とにかくマイナートラブルも少ない。

１９８７年のフランクフルトショーでデビューを果たしたのが、

当時のシュトロゼック最新モデルだ。
それは、シュトロゼック・バージョンⅢと名付けられた。


最大のユニークなポイントはフラットノーズだ。
普通ならリトラクタブルのヘッドライトが存在する筈だが、
そこにはヘッドライトが存在しない。

実は存在しないのではなく、フェンダーにわずかにのぞく穴がある。
そこには、、ボッシュが開発した最新のテクノロジーＰＥＳヘッドライトが搭載された。

ＰＥＳとは、ポリ・エリプソイド・ヘッドランプである。
プロジェクターヘッドランプの方がわかりやすいですね。


当時、シュトロゼックはボッシュ社と交渉のうえに、はじめて採用しました。


リアコンビネーションランプの下にあるスリットは、エンジン換気用のもの。




確かに、うちのシュトロにもあります。

フェンダーはＦＲＰ製で継ぎ目のない一体形成。

シュトロゼックならではの構造ですね。




ブレーキ冷却用のサイドスリットを持つ。




バンパー＆スポイラー部分は９４４ターボ風フィニッシュだ。





ステアリングはヴィットリオが好むインディアナポリスの３６５ミリ

タイヤはピレリーではなく、ブリヂストン・ポテンザＲＥ７１であった。

エンジンはノーマル。３１６４ｃｃ２３１馬力。




現在（当時）のシュトロゼックプログラムの中でシンボル的な存在だ。
メカニカルコンポーネンツはすべてオリジナルのポルシェのままであり、安心できる。

個性的なポルシェを求めるリッチマンには最適な一台かもしれない（記者）

日本には、シュトロゼック９１１カブリオレバージョンⅢ（タイプ９３０）は自分のだけのようです。