ペッキーのブログ一覧

ただ、２０年前のあのテロ以来、９．１１という数字は多くの方にとって、”あの日”の数字となった。




私は８９年２月から３月、１ヶ月以上卒業旅行でアメリカ全土とオーストラリアを周った。

残念ながら写真は実家の押入れにある（と思う）。

その時ニューヨークで訪れたのが、ワールドトレーディングセンターだ。

私が入社することが決まっていた大手証券をはじめ、多くの日系金融機関のＮＹ支店が入居していた。

ポルシェチューナーに憧れていた私、「いつかはＮＹで大金をつかんで、乗るぞ！！！」と考えていた。子供だった。

真っ白なゲンバラカブリオレを乗って、ＮＹの女性とチャラく遊ぼうと考えていた。大学時代はマジで（汗）。

現実は名古屋の支店営業が待っていた。

バブル世代の金融マンは、あのビルで働きたいと憧れていた人は多かったと思います。




先月５５歳となった私、もう絶対にＮＹに勤務することはないだろう。
というか、コロナ禍、このままでは、家の一角でＰＣと共に過ごす日々が続きそうだ。

あれから２０年。ＴＶでも特集が多くやっており、色々と思い出しました。

今日は、ゲンバラと過ごしていたので、またその想いが蘇ったかもしれない。

こっちは、真っ白ではなくて、真黄色だ。

あの日、私はもうすでに破綻した証券会社を辞めて、ファンドマネージャに転身していた。
９．１１は日本の株式市場にも短期的に影響はしましたが、ファンドにとっては無傷だった。

それよりも、やはりあの夜は恐かった。生で２機目がビルに突入していく映像を見て、世界中で旅客機の何機かが音信不明となっていると聞いた。
朝起きたら、世界の象徴的なビルに突入しているのではないかと思いながら、眠りについた覚えがある。


そう言えば、仲の良い同僚がちょうどＮＹ出張が入って、あの日すぐそばのビルに居たそうだ。

ビルから、飛行機から、何人もの人が落ちている光景を目の当たりにしたようだ。
完全トラウマとなってしまったようだ。

彼は今夜当り、精神的にも大変だと思います。


そんな、９．１１から２０年だが、

９６４カレラ２カブリオレ | Ｓpecial Ｐorsche .com (amebaownd.com)

９１１は、世界の人々にとっては、暗黒の数字かもしれない。

９１１、重い数字だ。

でも、私にとっては、人生に欠かせない最愛の数字である。