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実はケイマンＲと同時並行的に考えてきたのが、愛知県にあった、９８７ボクスタースパイダーだ。

気合が入ったオーディオとクライスジークのマフラーがセールスポイントだった。







もちろん、妻車の位置づけなので、ＰＤＫだ。

私はこちらの方が好みであったが、中古並行であることや走行距離、そしてノーマル嗜好が強い妻の意向も考慮して、最終的には、カレントのケイマンＲとなった。


いずれにしても、９８７スパイダーとＲは、絶対に名車となる。

私が妻車に”Ｒ”をセレクトしたのもそんなことからだ。

９８７スパイダーが良いのは、あの難しい幌開閉作業だ。
時が経てば経つほど、いい味になるのである。面白いものだ。


私が最後に９８７スパイダーを見たのは、このショップだ。

中村氏のところに行くついでに見て来た。




なんと、このスパイダー、エアコンレスだった。

ショップの仕入れ担当、エアコンレスを知らずに買った可能性が高いと営業マンが言ってました。

日本で発売されたスパイダー、９９％は無償オプションのエアコン付であろう。

レスは、ある意味、貴重になりそうだ。

今となれば、エアコンレスの９６４ＲＳに不平不満を言う人は皆無であろう。

時の流れはこんなもんだ。

これは最後の買い時だったかもしれない。７００万円弱のスパイダーだった。ＭＴだ。

海外はどうななっているのだろうか。



確かに、ほとんど売り物がないです。価格も高いですね。

えええええ、ＭＴがないじゃん。

ケイマンＲの方が在庫が多いですが、こちらも高額を維持してますね。

この写真って、ここですね。
「産業技術研究所（青海） ～ 車雑誌も使う撮影スポット 」ペッキーのブログ ｜ Ｓpecial Ｐorsche .com - みんカラ (carview.co.jp)

（注）写真はＡＵＴＯＣＡＲジャパンより

ポルシェオタクだと思われている私ですが、かつて家族車として欲しかったのは、
これです。




私が見ていた頃（15年ぐらい前）は２００万円台もありましたが、
こちらも、５００Ｅと同じくらいの価格となりました。

これまた値上がり家族車ですね。２台とも４ドアですよ。

ネオクラシックブームもありますが、初代のＭ３やＭ５などのＢＭＷも価格が上昇しております。


さて本題です。


我々サラリーマンそしてポルシェラバー、家族用には何を選べば良いか？？
（サラリーマン向け中古車選びの観点が基本です）

絶対に避けた方が良いのは、カイエンターボＳの新車です。誰でもわかると思いますが、すぐに大変な価格に化けます。富裕層の方が購入するのは、全く問題ないと思います。

実は私としての回答は出ております。

私は、ジャーナリストでもないし、スポンサーもついてないので、本音と建前はありません。
そうです。私の愛車、パナメーラＭＴが回答です。

中古車で買った価格からもうそれほど下がらないと思っています。ただ、上がることもなさそう。
これが一番、手堅い家族車と考えております。

ただ、ほとんど売りに出てこないので、あれば「買だ！」と思います。
自己責任で。

なんだ、そんなんじゃツマラナイ！と思われる人もいることでしょう。


この前、アップした。このブログ。ここにもう一つの回答があります。
もう一つのポルシェの世界、今が最後です。
「もう一つのポルシェの世界、今が最後です。」ペッキーのブログ ｜ Ｓpecial Ｐorsche .com - みんカラ (carview.co.jp)

人は無い物を求めます。カイエン、パナメーラ、もうＭＴの設定はなさそうだ。
一方、少なからず、こんなデカイ車に対しても、ＭＴを乗りたい層はいます。
私もです。

ポルシェだけに関わらず、台数の少ないＭＴ車がいいと思います。でも、ブランド的にはポルシェがやはりベストだ。

申し訳ないのですが、やはりＡＴではその価値を保つのは無理だと思います。消耗品の世界から出られません。
ＡＴのセダンは、これからも良いものがどんどん出てくるからです。

ＭＴの家族用ポルシェは、乗っても、所有しても、笑顔でいれるポルシェです。

ただ、大方のポルシェラバー、悩みは奥様でしょう。
なぜか女性、免許が対応していても、ＭＴを運転してくれないですね。うちもそうです。

さて、愛車以外の私の一押しは申し上げましょう。

これです。マーケットにもあります。

カイエンＧＴＳ（ＭＴ）です。９５７モデルです。

カイエンＧＴＳを愛車として５万キロ以上を乗った私、確信しております。
このＶ８は気持ちいいです。

それをＭＴで乗ることを考え見てください。
楽しさ、確定です。

まだグローバルに見ても値上がりしている訳ではありませんが、１０年タームで考えれば、こっちは可能性が高そう。

ＴＩＰのＧＴＳは、１００万円台が出てきたので、ＭＴの購入ターゲットは２００万円台だろうか。

今現在の数台の中古車がありますが、価格はちょっと高いです。希少車価格となっております。



さあ、希少価値を反映してないショップないだろうか。まあ、こっちはなかなか増車する訳にいかないので、読者の方、お勧めします。自己責任ですよ。

写真はＷＥＢ　ＣＧより。
ポルシェ・カイエンGTS（4WD/6MT）【試乗記】 突き抜けた存在感 - webCG