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【CX-60】大好き、だけど厳しい【レビュー】 - CX-60
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ニャホニャホ・タマクロー
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マツダ / CX-60
XDハイブリッド プレミアムスポーツ_4WD(AT_3.3) (2025年) -
- レビュー日:2026年1月11日
- 乗車人数:9人以上
- 使用目的:通勤通学
おすすめ度: 3
- 満足している点
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電動化の時代に直列6気筒エンジンを開発し、新規にミドルクラスのFRプラットフォームを開発して発売に漕ぎ着けるという蛮勇。
それを日本の下位メーカーが奮った痛快さ。
ロードスターから自動車の楽しみを教えてもらった私の琴線に触れるわけです。
買って応援したくなります。
タンカラーの本革&レガーヌのインテリアのセンスや、四駆の安定性、頻繁にコースティングに入りつつ、絶妙なタイミングで始動するディーゼルエンジンのマナー、抱きしめてあげたいくらい可愛いと思える長所はたくさんです。 - 不満な点
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①MIドライブ
せっかくのディーゼルモデルです。一層回転上げず、頻繁にコースティングし、ステアリングは軽く、安楽にドライブ出来るエコモードを設定してください。
現状選べるのはノーマル、スポーツ、トレイルですが、エコモードとパーソナルモードはほしい。
BMWやメルセデスに乗って研究してください。
②アンビエントイルミネーション
前後ドアのトリムや、全ての席の足元に間接照明が採用されて、夜間の雰囲気は少し良くなりました。
でも依然ダッシュボードはまっ暗なまま、色味も白一色のみで光量も足りない。
お客さんは虫と一緒で灯りが大好きなんです。夜間の灯りに癒されるのです。早く生態を学習してより効果的なものを投入してください。
③電源など細かなところ
キーを持ってドアノブに触れるとドアロック解除。それと同時にドアを開けることができる。これ普通ですがCX-60は解除がワンテンポ遅く、たびたびロックされたドアノブをガチャガチャやってイラっとします。
気の利いたメーカーの車は触れる刹那に開錠、あるいはキーを持って近づくだけで開錠してくれます。
あと車を降りるとき。ルーフの電動シェードを閉めながら電源オフすると、シェードが途中で止まります。
BMWは電源オフにしても、起動中の動作は継続します。
ひょっとして開発者は他メーカーを研究していないのかもしれませんが
CX-60はそこそこ上級セグメントに属するのだから、気が効かない振る舞いは選ばれない理由になります。
④足回り
しっかりめのサスペンションは悪くない。路面の不整はそこそこ角を丸めて伝えてはくれる。ハード目な走りに応えてくれます。
でも、CX-60のユーザーだってたまにはソフトな脚に癒されたい。夜疲れてるときとか。
だから電子制御ダンパーをおねがいします。ドライブモード設定と組み合わせて、車に様々な特性を持たせるのが、世界のそこそこ上質な車の当たり前になってます。
⑤メーター
フル液晶で見易くて悪くないですが、フル液晶を活かせていないです。スポーツモードにしたときメーターリングが赤くなるだけ。
ルート案内や、音楽関係の情報表示、一切なし。
世界一融通が効かないフル液晶メーターかも。せめて再生中の楽曲名の表示くらいはおねがいします。
⑥ADAS
すごくお金がかかる部分でしょうから、この分野でトップランナーは望むべくもないですが、街中のアダプティブクルーズコントロールで、停止した前方走行車両に近づきすぎる妙な挙動が見られます。CX-5や30だってそんなことは無いのに。
半分寝てても安全そうなBMWの鉄壁ADASと比べると、CX-60は丸腰に近いです。
狭いすれ違い道路でブレーキ!の警告が出ちゃうのはスズキジムニーといっしょです。 - 総評
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元初期型オーナーとして、車の作り込みの浅さを起因とする数々の瑕疵を体感しましたが、これらの根源的ダメさ加減は、2年に渡る様々な改善対策で見事に解消されました。
ようやくスタートラインです。
マツダの頑張りを祝して、XDハイブリッドプレミアムスポーツを買いました。
走行は約5,000キロ。
さて、大満足かといえば、そうでもないです。
乗り味だったり、機能だったり、細かなところにまだまだ幾らも改善して欲しい点があります。
でも馬鹿な子ほど可愛い、高い潜在能力を知っているからこそ、これからの改良にも期待したい、そんな思いを込めて、「不満な点」に列記しました。
- デザイン
- 3
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分厚いボンネット、そびえるフロントグリル。
堂々とした佇まいです。
ボディサイドも面の張りが綺麗。 - 走行性能
- 3
- 両手保持でステアリングをしっかり握って、シートを立たせる正しい姿勢で、峠道をハイスピードで疾走させる。そんな扱いをするときは素晴らしいです。
- 乗り心地
- 3
-
初期型とは比較にならない、一般的な車になりました。
でも今もって、BMWなどを持ちだすまでもなく
上質とはいいがたいです。
例えば最終型のマツダCX-8ガソリンモデルは、脚の動きはしなやかで、全ての体感がしっとりとした振る舞いでした。
まだ熟成が足りません。
なんとなく重たさや引っ掛かりやガサツさが残っています。 - 積載性
- 2
-
荷物以前に、もう少しリアの居住空間が必要です。
物理的に難しいなら、せめてリクライニングをもう少しさせてあげるとか。 - 燃費
- 5
- おそらくこれほど燃料代のかからない車には今後乗らないと思います。
- 価格
- 2
-
リセールバリューが厳しいです。
初期型の評判の低さゆえに中古車市場で警戒感が高く、また海外からも円安の今なのに中古車需要が少ない。とくに新車が高額なディーゼルの高年式は厳しいです。
5年か7年乗ってコストを分散させれば良いですが、1.2年で乗り換える私のような者には手痛いです。
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