エアーバッグ警告灯点灯対策その2

エアーバッグ警告灯点灯対策として、ハンドル周りのコネクターを点検します。

まずは、ハンドル下側から上部カバーのネジを外します。

この作業には柄の長いトルクスT8を使用します。
柄が短いとねじまで届きません。プラスティックを固定しているねじなので、届けば比較的簡単に緩めることができます。

下のネジを外したら、上部カバーを外しますが、隙間があまり無いので（ハンドルは下に下げた状態）すこしずつずらしながらカバーを外します。
カバーが外れると、前方に黄色いコネクターが見えてきます。

このコネクターはノッチが上部にあるので、ピックツールでノッチを下に押しながら、もう一本のピックツールで引き抜けば外れます。

このコネクターに接点復活剤をかけてから再度差し込みます。
動画ではコネクターが奥までささらないため、針金で巻いていますが、もともと、少し抜けた状態で固定されているので、ノッチが折れていなければそのままでOKだと思います。
奥までささらなくても、コネクターの接点がきちんとつながっていればOK。
一度差し込み直すだけでも、接点は復活します。低電流なので、長い間に酸化被膜ができて接触不良を起こすため、さし直しは必要です。

他にも、ハンドルについているエアーバッグを外して、中のコネクターも一度抜いて接点復活剤をかけてから差し込み直しました。
写真を撮り忘れましたが、エアーバッグはハンドル裏側のネジを2か所外します。（T27トルクス）

一応対策はしたので、再度様子見です。
エアーバッグにはこのコネクターが多く使われているので、エラーが出たら、都度接点のメンテナンスが必要かもです。
古い車はみんな同じトラブルに遭遇するようです。使用した工具はこれだけです。