先日、久し振りにディーラーに行きました。特に用事があったわけではなかったのですが、「担当営業さんがいるかな?ちょっとお話でも・・・」と覗いたのです。
幸いにも、担当営業の方も時間があったらしく、話相手をしてもらいました。そうしたところ、「降ろしたての335i試乗車があるので是非試乗してください。」とお誘いいただいた。
「私には、縁のない車なので・・・」とお断りしたのですが、熱心に誘ってくださるので、結局試乗することになりました。(本音は、ラッキー!やったね!)
本当に降ろしたてでした。走行距離はまだ30km程でした。「いいのかなあ」と思いつつ、キーを渡されてすぐに試乗となりました。約50分間、ひとりで存分に楽しみました。
噂のツインターボエンジンの印象は、はやり凄かったです。私の130iエンジンと比較すると、
トルクは確かにあります。でも、感激するほどではなく想定の範囲内でした。凄いと思ったのは加速力です。数回、フルスロットルを試しました。
(慣らしも終わっていない車なのに、ディーラーさんごめんなさい!)
アクセルを踏んで、ほんの一瞬だけターボラグのような感がありますが、次の一瞬からは凄まじい加速でした。背中がシートに押しつけられました。300馬力を超えるエンジンの加速を初めて体感しました。
「こりゃたまらん!!」
「タイヤが鳴ったぞ!!」
「すげぇー!!」
って独り言がついでてしまいました。
その昔、私もツインカムターボエンジンに乗っていましたが、まったく比較になりません。当時のエンジンは所謂「ドッカンターボ」でしたから、かなりエンジンレスポンスには違和感がありました。けれど、335iのエンジンは違いました。
非常にスムーズに回転が伸びます。トルクカーブもフラットだと思います。乗りやすい車だと思います。意外にジェントルな車でした。おそらく、街中を走ったり、高速道路を一定速度で走行する分には相当燃費もいいのではないかと思います。内装や装備もさすがに、最上級グレードだけありそれなりのものでした。
試乗を終わって335iは、我愛車130iとは性格が異なる味付けが異なる車だと思いました。確かにとても魅力的だったのですが、今の私には130i(MT)の方が車としては楽しめます。車を操る楽しみは130iが勝ると思いました。もう少し歳をとって、私が「おいぼれ爺」になったら乗ってみたい車です。いや、決して今335iに乗ってみえる方が「爺」というのではありません。誤解なさらぬようにお願いします。
Posted at 2007/01/28 21:22:54 | |
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試乗記 | クルマ