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2012年08月07日

四駆のクロカンって趣味を続けることについて考えてみた

四駆のクロカンって趣味を続けることについて考えてみた 僕はこのブログ以外にも実は100個ほどいろんなジャンルのブログを持っているのだが、その中には四駆関連の動画ばかりを取り扱ってるものもあります。

そういうことをしていることもあって、海外の四駆関連動画も最近、よく見てるのだが特にアメリカ関係は派手でわかりやすいものが多い。

例えばコチラ。



見ていて純粋に楽しいですよね(笑


言葉は分からないが、ルールもわかりやすい。

単純に登頂した人が偉いんだろうと思う。


「わかり易い」処に人や金は集まるので、これは重要なんだろうと思う。


なぜこんな話を切り出したのかというと、先日からちょっと四駆業界について考えていることがあるからです。


これは四駆業界全般に言えることなのだと思うのだが、

四駆のクロカンって趣味が自分たちの世代で終わるのか、次の世代まで引き継いでいくのか、また引き継いでもいいのか?ってことは、それぞれが真剣に考えねばならない時期に差し掛かっているんじゃないかと思う。


例えば、10年ほど前は、岡山にも有料コースが少なくとも3箇所は存在していた。

今は、黒木が入ったが2箇所、明らかに少なくなってきている。

お隣の広島もテージャスは増えたが、神石はなくなった。

兵庫の福崎も最近行ってないのでよく知らないのだが、一時はクローズしていたハズだ。

僕は岡山市に住んでいるってこともあり、スポーツランド岡山がホームグラウンドみたいになっているのだが、もし、ここが無くなってしまったら今のペースで走りに行くってことは実質不可能になるだろう。

なぜなら、最も近いコースで片道2~3時間になってしまうからだ。(今は1時間)


つまり、四駆のクロカンって趣味が存続するかどうかっていう問題は、新車としてクロカン車が手に入るかどうかというのもあるが、もっと重要なのが「走れるコースが近くにあるかどうか」なのだと思う。



先日、スポーツランド岡山で夕方、村長さんがおられたのでしばらく話し込みしてたが、言葉の端々からもしかすると、10年後はヤバいんじゃないかなと思わずにはいられなかった。


思い返せば、僕がクロカンを始めた頃、ちょうどスポーツランド岡山がオフロードバイクのコースからクロカン四駆のコースにリニューアルした頃で、僕も最初に乗っていたランクル60であのコースを走って、胃下垂になりそうになったことがある。

(当時、ジャンプスポットがまだ多かったのでアップダウンが激しかったから)


その頃は、四駆ショップなどの勢いもあり、またバブル期だったこともあり、クルマにお金をかけるのも当たり前って風潮だったので、イベントも多かったし、走っていたクルマの台数もやっぱり昔の方が多かった。


岡山では三菱系の工場が多いってこともあり、昔は本当によくパジェロが走ってましたね。

ですが、今ではほとんどスポーツランド岡山で見る機会はありません。

当然、三菱ジープも。 (先日来てたジープは県外ナンバー)


昔のことを思い返してみたら、最近はまだ多く走っているとはいえ、イベントも減り、コースとしての収益もずいぶん悪化してるんじゃないかと思いますね。



■継続には「人」と「金」をいかにして集めるかが鍵になる


要は、コースの存続はどれだけ人を集めれるかということにかかってくると言える。

「人を集める」となると、ちょっと考えて思いつくのはイベントや競技会なのだが、僕自身としてはイベントや競技会などを取り仕切る器じゃないので、そちらは出来る人に任せたいと思ってる。



先日、トライアングルを見てきました。

自分として、あの競技に出る走り方は自分の主義・主張と反しているので競技に出ることはありませんが、「わかりやすさ」でいうと、先ほど例に挙げた四駆の動画と同じ、わかりやすさがあっていいんじゃないかと思います。

今年から年2回に減ってしまったみたいですが、盛り上げてもらいたいと思いますね。


これは僕の願いでもあるのですが、スポーツランド岡山をベースにいろんな四駆系のイベントを誰かやってくれないかなぁ~?って思ってます。


例えば、トライアル系の競技。

スポーツランド岡山は基本的に一本道なのでトライアル運営はタイヘンなのですが、やっぱりトラは競技としての成熟度は高いですし、ボクも元はトラ出身なので、岡山でもSMAT的な「自分でジャッジして自分で走る」的なセルフマネージメントが出来る競技としてやってもらいたいと思います。


あと、やっぱり「引っ張り系」の競技かイベント。

今のスポーツランド岡山のサンダーV時だって、降りて上がってくることだって、引っ張り系なら不可能じゃありませんし、林間コースの横に広がってる自走不可な急角度な斜面も引っ張り系で使うなら十分過ぎるほど楽しめる場所になります。

「わかりやすさ」という点でも引っ張りは面白いかもしれません。

崖を降りたり引っ張りあげたりするのは、アメリカなど海外の動画もほとんど見かけませんから。



■敷居を下げるということも重要


競技の場合、どうしてもその競技に合わせた車の造りや走り方に特化することになるので、これは恵まれた人じゃないと出来ないことだ。

そこで、お金はほとんどかけなくても、そこそこ走れる車とそこそこの装備さえあれば遊べる方法やイベントなども必要となってくる。


これはクロカンというものをこれから始めようとしている初心者の方に対してもそうだし、

私のようにかれこれもう何年もクロカンをしてて、あまりお金をかけたくないと思うタイプの人をクロカンって趣味に止めさせておくことにも必要だ。


「お金をかけずにクロカンをする」ということは、僕の得意技だ(笑

これに関しては、僕がこれまで培ってきたやり方や、技術などが役に立つだろう。


新車で手に入るクロカン出来る車は、国産ではもうジムニーだけになってしまった。

だが、僕はおそらくこれからもジムニーに乗り換えることはないだろう。


「車よりコースの方が重要」と言ったが、僕はこれからもランクル70系があれば十分、あと10年は今の走り方でクロカン出来ると思っている。

エンジンやミッションなど素人が手を入れにくい処は元々壊れにくい車だし、脚回りなどの部品などは比較的国内でも安く手に入りやすい。

最近、脚回りを壊しまくっていて言うのもナンだが、壊さずに長い間走らせたり、腕を磨く方法もなんとなくわかってきた。



■日本オリジナルのクロカン走行テクニック


海外の動画などを多く見ていて気がついたのだが、おそらく「キャンバー走行」にここまでこだわるのは日本のごく一部のクロカン海苔だけじゃないか?って思います。

キャンバー走行は、上手い人がやれば車をほとんど傷めない。

脚を限界まで伸び縮みもさせないので、ブッシュ系が痛むこともほとんどない。

デフのデバイスも無い方が腕を磨けれるし、タイヤの優劣、ボディプロテクション、サスペンション形状などもあまり関係ない。

ということは、手を入れる前の新車の状態などでも十分遊べるというわけだ。

もちろん、無理して転倒すると恐ろしいほどのダメージを負うので無茶は禁物なのだが、「傾き」というのはクロカンをしていて避けて通れるものではないので、どっちみち、練習してある程度の限界を把握しておくことと、怖さを克服していく必要はあるのだ。


もし、「クロカンに飽きた」って人がこの記事を見ているのであれば、一度、クロカンの基本に立ち返り、ほぼノーマルのままでいいのでクローリングを中心としたキャンバー重視のクロカンをやってみてもいいのではないかと思う。


デフのデバイスやサスストローク、ボディリフトやタイヤのインチアップなどは、腕を磨いてからでも遅くないし、これらをやりすぎると、逆にお金ばかりかかって走れる処や、走って面白いと思える場所はどんどん減ってしまうということは覚えておいて損はないだろう。



■同じロッククローリングでも

ロッククローリングを本格的にやっている人であれば、おそらくスポーツランド岡山の岩場は手ぬるく思うことだろう。

なぜなら、ほとんどの岩は又越して通過できてしまうサイズだからだ。

だがもし、あの岩場をランクル系なら「34吋未満のタイヤで」というレギュレーションを設けたとしたらどうだろう?

めちゃくちゃ難しくなるので、それなら僕も楽しめる。


それと、僕は基本的にタイムを競うのはクロカンじゃないと思っているので、タイムで優劣を競わせるのではなく、例えば腹下やサスなどに岩がヒットしたら減点、というルールにするとか、選ぶルートの難易度によって加算されるポイントが違うなどというルールを入れてみるのも面白い。




”クロカン”というものを面白くさせる工夫というものが、結局、コースも趣味自体も長続きさせるコツではないかと思うので、また思いつく限り、いろいろと案を出していきたいと思います。


また、機会があればこのように「どうやったらクロカンで楽しく遊べるか」ってことをテーマにした記事を書いてみたいと思いますので、コメント等残してやってくださいませ。



引き続きこちらも募集しております!

「四駆でのクロカンという遊びは消滅する運命?!」アンケート投票URL
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Posted at 2012/08/07 05:45:28

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