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かじはら(父)のブログ一覧

2012年10月05日 イイね!

FWTV: Top Truck Challenge XIV

アメリカのFour Wheeler TVが結構好きで、以前からよく見ているのですが、改造などの参考になることも多いので、まだ見たことがない方はぜひ一度観てください。



出てくる単語で分かりにくいものがあるかもしれませんので、簡単に用語解説を付け加えておきます。
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「Frame Twister(フレームツイスター)」:フレーム(シャーシ)をねじらせるもの。モーグル状の地形などのこと
「Mud Pit(マッドピット)」:泥溜め (バケツ)
「Obstacle Course」:障害物のコース
「Tow Test」:牽引能力を試すテスト 牽引前提で設計されたコースのこと
「Mini Rubicon」:ちょっとしたロックセクションのこと(らしい)
「Tank Trap」:(簡単には)車で通過出来ない罠 
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

いくつか見ていて面白いなと思ったことについてコメントしてみたいと思うのですが、

まず最初の車、ものすごく大きな前転防止バーが特徴です。



「そこまで大きくすると逆に邪魔にならない?」って思うのは島国根性の抜けない日本に住んでいるからでしょうか?(笑

これらの競技に出ている車の大半は、ウインチワイヤーをナイロン製のものを使ってるのですが、この車の場合はそのロープを予め、この前転防止バーに巻きつけておいて、使うときにスッと取り外して使ってますが、確かにこれは機能的ですね。

僕自身は費用面の問題などもあって、鉄製の黒ワイヤーを愛用してますが、ナイロンロープほどは当然柔らかくないので、ここまで気安く使えないので、これを見ていて「あぁ、一度使ってみたいなぁ」と思いましたね。


次に走るのは、M8274を積んだアーリーブロンコですが、個人的にはここで出てくる車の中ではこのくらいの改造の車が一番好きです。



これでも国内(特に岡山近辺)で走るには過剰改造の部類に入るかもしれませんが(笑)、何でもアリのアメリカのこのような競技会に紛れ込んでしまうとおとなしく見えてしまうのが凄いですね。

それにしてもバディが牽引中にナイロンロープに触ってますが、アレは大丈夫なんでしょうかね?

鉄製のワイヤーだとテンションがかかった状態でもし切れたら非常に危険なんですが、ナイロンロープならそこまで危険じゃないという判断なのだろうか??

ま、細かい所はどうでもいいので次の車に・・・





次の車は四輪操舵が可能なモンスターTJ。(だよね?)

前後とも操舵可能なので、こうなるとロングホイルベースってのはデメリットではなくなりますねぇ。

見たところ、ナンバーも付いてますし、ボディプロテクションもそこそこなので、比較的改造はおとなしく見えますが、脚回りはカリカリに改造してますし、実際ものすごい走破性を持っていますね。


次はRAMのキングキャブの後ろ半分をぶった切ったと思しき、モンスタートラック。



前から見てみると物凄くデカイタイヤを履いてるし、横幅も凄いのと、ボディ全面に張り巡らせているロールケージで極めてイカツイイメージがあるのですが、

横から見てみるとお尻がないので、妙にアンバランス(笑)

不思議なことにこの車にもナンバープレートが付いています。

いやぁ~、アメリカってこういう所はおおらかでいいですね。

載せているウインチは日本ではあまり見かけないM15000という超大型。

ここではそれほど牽引での魅せ場はありませんでしたが、もっと厳しいウインチングを見てみたいものです。



次は、シャーシも全てお手製のワンオフのモンスタートラック。



「さすがにこれはナンバー取れないだろう」と思って見てたのですが、なんと後ろから見てみるとナンバーと思しきものがあるんですね(笑)。

前後ウインチに、前後操舵。

いや~、云うことなしですなぁ。



次は、シボレーのS-10ベースのトラック。



ボディ中、これでもか!って言うほどロールケージで被ってしまっているので、実際にコレが目の前で走っていたら多分圧倒されると思うのですが、出場車両の中ではもっとも「マトモ」な部類(笑)。

見たところ、前後リーフスプリングだし、後輪操舵も不可。

丸太や岩場を乗り越えている挙動は、まんまリーフのものですね(親近感が湧く~)

でも、このサイズだと日本では入れる所が限られてしまうだろうなぁ。




次もフォードのF-250がベース(?)のモンスタートラック。



どうやら、シャーシから脚回りから全てワンオフっぽいので、ボディだけがF-250なのかも。


このあと、DFN(完走出来なかった)車が数台出てくるのですが、それぞれ改造方法が面白いですね。


日本ではジムニー基準の極めて狭いコースやルートが多いのでここまで大きなタイヤを履くと、逆に入れる所が制限されそうで現実的ではないように思うのですが、

これらの改造を日本の状況に置き換えていろいろ想像してみると楽しいと思いますよ。


この競技は3日にわたって続いたみたいなのですが、非常に面白いと思うのでぜひこちらもご覧ください。







それにしても、こういう競技は面白いですね~。

自走だけでなくウインチングもアリだし、ウインチングもしないととてもじゃないが前進出来ないポイントも多いので、本当の意味でクロカン全体の総合力が試されそうですから。

日本でもこういう競技ができてくれることを期待してます。

Posted at 2012/10/05 14:14:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 海外四駆動画 | クルマ
2012年10月05日 イイね!

「思い通りにならない方が楽しいじゃん」

「思い通りにならない方が楽しいじゃん」「いきなりなんでも揃えてしまったらすぐ飽きるでしょ」

「性能はダウンさせてこそ遊びなのだよ」



           ・・・・所ジョージ談





僕が四駆に乗るキッカケになったのは、若い頃やっていたスキーやカヌーをするのに、FFのセダンやダートラ車は使いにくかったので、人や物が多く載せれるランクル60にしたということがありました。

当時、ある事情があって大企業に夫婦揃って働いている割にお金がなかったので、当初は、サファリのY60か、HZJ81V(ランクル80のGXかSTD)に乗りたかったのですが、

中古で安く出ていたランクル60(HJ61V)になっちゃいました。

それ以降も、ランクル60(HJ60V)⇒ランクル70(PZJ70)・・という風にドンドンより安い車に乗り換えることになったわけですが、

「お金を自由に使えなかった」という理由もあり、先日のウインチの記事でも少し書きましたが、物凄くお金をかけないクロカンに徹してきたように思います。

先日も書きましたが、レスキュー用品全般で、かれこれ10年以上も現役を続けていて10万円ほどしか予算をかけていないってのは(ランクルのような重量車では)極めて珍しいんじゃないでしょうか。

また、自走の方もリーフスプリングとショックとシャックルを新品で一度揃えた程度で、脚回りはそれ以降、ほとんど費用はかかってません。

駆動系も、CVが割れたとかデフを割った、ミッションやトランスファーがトラブルを起こしたってことも過去にないので、メンテで多少の費用を投じた程度でほとんどお金はかかってません。

一番お金を食うタイヤも、クロカンを始めた当初、ジープサービスの新品を5本買ったのを最後に、後はひたすら中古をタダでもらったり格安でもらってきたりしてきたので、こちらもかなり安く履き続けています。


・・・「お金使ってない自慢かよ?!」って思われたとしたら申し訳ないのですが、まずは僕はこんな風に、車にはお金をほとんど使っていないってことをまずは頭の片隅にとめておいていただきたいと思います。


なぜ、このような話から始めたかというと、四駆で遊んでいる人の中で、改造などをバンバンやっていたり、一時期狂ったように走って車を壊していた人などの方が、

クロカンに飽きたのか、クロカンを辞めてしまっている人が多いように思うからです。


僕自身、スキーやカヌーのおまけのような感じで乗り出した四輪駆動車で悪路走行をするようになり、しかもその趣味が20年近くも飽きずに続くとは思いもしませんでした。

「なんでここまで飽きずに続いているんだろう?」と思ったのですが、理由としてはやっぱり昔から”お金が自由に使えなかった”という”足かせ(縛り)”が普通の人より多かったので、

ちょっと何か戦闘力が強くなるような改造を施したり、新しい装備などを加えた際にちょっとした変化などがものすごく嬉しかったということがあるんじゃないかと思うのです。

例えば、僕が最初に乗っていたのは、ランクル60のATのオープンデフ車でしたが、これは脚回りも純正改程度だったのと、タイヤは750サイズというフルサイズの車にしては小さすぎるサイズのジープサービスだったので、恐ろしく戦闘力の低い車でした。

付いていたPTOウインチもほとんど負荷がかかってないのに簡単にシェアピンが破断して使えなくなるような代物でしたし、

当時は腕も無かったので、オープンデフでオートマ車は全くといっていい程、乗りこなすことが出来ませんでした。

4年後くらいになって今のランクル70短(PZJ70)に乗り、コンパクトなサイズでランクル60より200~300キロ近くも軽く、前後デフロックの搭載された車というのは、当時、物凄い戦闘力のアップで嬉しかった記憶がありますね。




今では、例えばTJなどの登場や、出来の良いコイルサスなどの車の走破性には歯が立たなくなってしまっていますが、デフロックなどの装備がまだ一般的でなかった当時では、トライアルなどでもジムニー勢に混じって表彰台の上位に登れるほどの戦闘力はありましたね。

ここから4~5年ほどはウインチレスの時代が続くのですが、「やはり重量車だとウインチがないと単独行なんて出来るわけがない」などの理由もあって、ウインチを搭載するようになりました。


つまり、オートマ車・オープンデフ車からマニュアル車の前後デフロック車に乗り換えるまでにも4年ほどかけてますし、

そこからさらに4年ほどかけて、電動ウインチも載せるようになっているわけです。

また、つい最近になってこれまで31~32吋サイズのタイヤ(しかもバイアスばっかり)履いていたのを34吋のスワンパーに本格的に履き替えて、「やっぱりこのサイズのタイヤとこのタイヤのトラクションはすごいぞ!」という感動を味わうことが出来ました。

つまり、スワンパーに至っては、四駆に乗り始めてなんと20年以上も経過して「やっと」履いていたりするわけなんですよね。


もし、これがある程度経済的にも恵まれた人などの場合だと、わずか1~2年ほどの間に「いきなりフル装備」みたいになる人も珍しくなかったりします。

それが悪いことだとは言わないのですが、

僕の過去の経験からしてみると、そのように短期間で「やり尽くした」みたいに装備などを整えてしまっていた人の方がクロカンに飽きて辞めていってしまっているんじゃないかと思うんですね。


もちろん、これは「趣味」の話なので、そんな改造しちゃだめよってことはないのですが、冒頭に出した所ジョージさんの言葉じゃないですが、

たまには「出来るのにわざとしない」とか、「わざと性能ダウンさせてみる」という選択肢もあってもいいんじゃないかと思うのです。




先日のウインチ関係の記事のコメントに

「以前は自分もウインチを搭載していたのだが、仲間の皆がウインチを装備しているのでウインチがある事が前提に攻める傾向になってしまって、自分が思うクロカンとはちょっと違う気がするので今はウインチを装備していない」

というものがありました。

それを読んでふっと思ったのが、「そういえば、以前、ウインチに頼ったクロカンに明らかに偏った人の中には、ウインチや車の性能が優れていたのが災いしたのか、走りが雑な人も多かったなぁ」ということでした。

その方も言われていたのですが、ウインチがないことで大変な労力を強いられることもあるかもしれませんが、それも遊びの一部ですし、

スタックすることが怖くなるので未熟者なりにイロイロと考えるようになるのです。


これは走る地形などによっても差があるので一概には言えないのですが、岡山県の県南のように基本的に走破性がそれほど必要とされない地域でクロカンをするのであれば、

過度な装備や走破性は逆に腕を磨くのに妨げになることが多いと感じていますし、また、先ほども言ったように『自分は凄いんだ』と勘違いしてしまったり、飽きてしまうことが多いんじゃないかと思うのです。


もし、『もうクロカンなんて面白くないや』って思われているのであれば、性能ダウンしてそう思うか試してみてもいいかもしれませんね。

また、自走で自信があるのであればウインチングなどもやってみるとか、その逆にウインチに頼ったクロカンをしている人は、ウインチのないクロカンに挑戦してみても面白いかもしれません。


「クロカン」ってのは大人の遊びなので、永く楽しんでいきたいですね。




Posted at 2012/10/05 00:13:40 | コメント(6) | トラックバック(0) | クロカン道場 | クルマ

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「また、いいの入れましたな(^ω^)

何シテル?   06/05 08:56
かじはら(父)です。 1993年頃からランクルでクロカンするようになり、3年ほど休んでましたがまたPZJ70幌でクロカンを再開させました。 息子(♂...
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