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かじはら(父)のブログ一覧

2012年11月06日 イイね!

クロカンは奥が深い

クロカンは奥が深いさて、今回は動画を1つ用意してみました。

これは今月の23日頃に開催する「飽きるほどクロカンしてみようぜ走行会(なんじゃそりゃ)」でも実際に使おうと思っている練習方法です。





■課題を決めて走らないと練習効果は全く上がらない

最近、経験だの経験値だのの話をよくしているのでよく似た話は出ているのですが、走る前に自分で課題を決めて走らないと、経験値ってのは本当にたまりません。

最近、あまり暇がないので、ロールプレイングゲーム(RPG)はしなくなりましたが、例えば「ドラクエ」などは、まあ普通にプレイすれば3日とか4日とか、長くても一週間もあれば最後のボスキャラを倒してクリアしちゃいます。


クロカンで上手くなるのも経験値を効果的に貯めねばならないよね、とは思うのですが、ゲームの中での話と、実際のクロカンではものすごく大きく異なる点があると思っています。

それは、「道具の扱い」についてです。


ロープレの場合、ゲームの目的というのは、「なるべく良い武器や防具を揃えて強敵を倒して経験値をドカンと溜めて、レベルアップする」というものだと思うのですが、

同じ感覚でクロカンをすると、良い道具を手に入れた途端にレベルアップが止まります(苦笑)。


ただ、ある程度の戦闘力がない車だと、確かに入っていけないポイントなどもあるので、最初から”ある程度”は必要だと思うのですが、これはあくまでも”ある程度”です。


僕が仮にロープレのゲームバランスを考えるとしたら、例えばレベル1の人がロトの剣などを手に入れたとして、戦闘に持ち込んで振り回そうとしても全く振れなくてアウトだとか(笑)、最強の防具を着けても重くて動けない(笑)、みたいにしてしまうでしょうね。

また、ひと振りごとにHPが大幅減とか、怪我してしばらく動けなくなるとか(笑)。

怪我を治すのに大金が必要で、そのお金を稼ごうとしたら働かなくてはいけないので戦えないので経験値も貯まらないとか(笑)。

ま、現実的なことを考えるとこんなもんでしょう。


例えは良くないかもしれないので、ちょっとわかりにくくなったかもしれませんが、こんな感じで、その人のレベルに合わせた地形や車の装備に敢えて留めていくということは必要なんじゃないかと思います。


■ホームグラウンドを持っておくべきだ

僕の場合の”ホーム”はスポーツランド岡山。

コースに入ってもいいのだが、広場だけで遊ぶ日もある。

以前は「某所の広場」だったのだが、最近入る機会がメッキリ少なくなったので、今はスポラン岡山ということにしている。



今はめっきり脚回りをイジることもなくなったし、タイヤを頻繁に交換したり、グルービングとかもすることはなくなったのだが、以前はちょっと手を入れたら走りに行って確認してたり、

暇があればホームで走り込みをしていました。

走り込みをするときは単独行が多かったので、僕以外の人が走っているのを全て見たというわけではないのだが、おそらくだが、某所の広場で走り込みをした人間の中では間違いなくトップ1か2に入るほど長時間、あそこで走り込みをしたんじゃないかと思っている。


ちなみに、ものすごく長時間、あそこで走り回ったが、一度もクラッチを焼いたこともないし、ドライブシャフトやデフを割ったこともない。

Uボルトは何度か折れたが、いつも予備を持ち歩いていたので交換をちゃっちゃと済ませてまた走り込みをしていたものです。


同じ処で同じようなラインで同じ走り方や操作を繰り返し練習し続けたので、自分自身の調子が良いときや悪い時はすぐわかったし、脚回りなどのセッティングなども良いか悪いかはすぐ分かったものだ。

そういう意味もあって、自分のホームは持っておいたほうが良いと思っている。


■同じ場所を何百回も走る目的とは

僕はよくオフを走っていて、「ほんじゃここをあと100回走ってみよう」とか言うことがありますが、あれを冗談と思った人も多くいると思いますが、あれは本気です。

というのも自分は最低それくらいは似た地形で走り込みをしているからです。


ホームなどの徘徊ルートなどだともっと突出していて、場合によっては数千回は走っているポイントなどもあると思います。

ただ、そのポイントはものすごく簡単な地形が大半を占めています。


例えば、この動画のポイントなど非常にカンタンですよね。



人によっては「走る価値がないポイント」くらいにしか思わないかもしれません。

ですが、同じ場所を何度も走るうちに掴めてくる感覚とか、同じように走っているように傍から見ていれば思うかもしれないのだが、毎回、少しずつラインを変えてよりグリップが得難いラインを選択してみるとか、

走るたびに走行スピードを抑えて走ってみるとか、今回の動画みたいに自分で踏んだときに掘った穴をタイヤで均しながら走ってみるとか、場所によってはブレーキチョークなどの技を使ってみたり、やることは地味ですが色々あるものです。

脚が伸びて、タイヤがギリギリ地面に接触する処を選りながら、タイヤのブロックパターンの1つ1つが地面を掴んで引っ掻くのを感じながら、最大のグリップを得るようにタイヤの回転速度をギリギリまで落として・・・みたいなことをしていたら、それだけで結構堪能できることもあります。

また、自走だけでなく、最初から引っ張ることも想定しながら自走&牽引を堪能してもいいですし、”クロカン”というのは本当に奥が深いですし、走り込みのメニューも考え次第では非常に豊富にあると思います。

”感覚”というものは、わずか1度や2度程度走ったくらいでは絶対得られるものではないですし、”限界域”の操作や感覚というものは、さらに得ることが難しいので、特にこれからクロカンをしようとか、すでにされている方も、比較的優しい地形を利用し、徹底した走り込みをすることをオススメしているというわけです。


■クロカンは奥が深い

走り込みはいろんなことを教えてくれる。

無理な改造を施している車は、その無理なポイントがすぐ現れてくるし、

車に負担をかける下手クソな運転技術しかない場合も、”故障”などの症状が出てくることでドライバーに自分の現状の姿を教えてくれる。


走り込みをしていると、例えば脚の動きを限界まで追求している車の場合、リーフ車の場合などはブッシュの消耗が極端に早かったり、ショックが折れたり、リーフが折れたりとロクなことがなかったりする。

だが、走り込みに耐える脚回りのセッティングやタイヤのチョイス(わざと小径のタイヤやグリップ力が悪いタイヤなどを履くこと)をしてみても、思った以上に走破性に悪い影響が出てこないということに気が付くだろう。

逆に、動かない脚回りは、キャンバー走行での安定性にもつながることが多いので走れる場所は増えると気が付くことがありますし、

小さい径のタイヤでも走り込みを行うことで、腹下の引っかかりなどを少なくするラインを選ぶことで思った以上の走破性が引き出せるということが多いものです。

(小径タイヤの方がラクにクローリングが出来るのでラインを選び易い)


確かに脚回りをイジって走破性の変化を楽しんだり、タイヤのチョイスを変えたりしてみることは楽しい。

だが、これは僕に言わせたらなのだが、車への熟練度も上がってないのに、先に車をイジりまくるのは意味がないように感じられて仕方がない。


例えばメーカーのテストドライバーやF1パイロットなどはほんの少しのセッティングの違いがわかるセンサーを持っているというが、極端なことをいうと、彼らほど走り込みなどを本気でしているからこそそういうのがわかるのであって、

ほとんど走り込みもしてない「武器や防具だけレベルが高いものを身につけている中身は初心者」がそれらを持っても、本当に違いを感じれているとはとても思えないし、逆に体を壊したりお金だけ消耗するようなことにしか繋がらないように感じる。


ホームグラウンドを決め、巡回ルートなどを決め、自分なりの課題を決めて走り込みをしよう。

一応、次回の走行会は11月23~25日に予定しています。

スポーツランド岡山2泊3日飽きるまでクロカンしようぜ走行会

僕は23日の晩から参加予定にしておりますが、可能な限り走り込みにも参加しようと思います。







Posted at 2012/11/06 22:24:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | クロカン道場 | クルマ

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