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2021年04月14日 イイね!

CORNESの展示会で考えたこと

CORNESの展示会で考えたこと私の周りにいる好事家の間でEVは受けが悪い。
趣味で乗る車はやっぱ内燃機関でしょ、と皆さんおっしゃる。
全く同感なのだが、私は移動手段としてのる車はEVでも構わないと思っている。
世界各国の法規制を俯瞰すると車の電動化は避けられそうにない。





そんなことを思いながらCORNES殿の開催した展示会でポルシェ タイカンを眺めているとCORNES S氏が話しかけてきた。
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S氏、「ポルシェのEVいいですよ、まずは買ってみてください」、といつものように冗談ぽく言う。
毎度の馬鹿話しから始まったが、
なぜCORNESはサーキットを作るのかというあたりから話は興味深くなった。
あと10年もしないうちに内燃機関車(以後ICEと表記)でガンガン走る行為自体が野蛮で世間から冷たい目で見られるという時代になる。
一方で、
ICEを走らせたいと思う人は一定数必ずおり、その人たちに楽しめる場を提供するのだという。
興味深いビジョンです。

10年後の自動車を取り巻く環境を正確に予想するのは難しいが、
日本国内の新車販売はおそらく2030年あたりからICEとEVの台数が逆転するだろう。
ノルウェーではすでに昨年の新車販売台数の54%がBEV(HVやPHEVは含まない)となっている。
株式では「国の政策に売り圧力無し」というが、自動車のEV化は今後勢いを増すのは間違いない。

現在は税制面で優遇されているEVだが、EVがマジョリティとなれば税制も当然変わってくる。
今は400万円のリーフも2000万円超えのタイカンも自動車諸税の負担は全く同じ。
普通に考えれば、これはおかしい。
出力や車両価格に応じた税制になっていくのは自明だ。

国土交通省は走行距離に応じた課税を以前から検討している。
車両が常にネットと繋がっているTESLAでは、運転の仕方や走る場所に応じて保険料が変わる自動車保険を売り出している。これを税制に利用することだって技術的には可能。
監視されるのは気分が良くないけど、Level3以上の自動運転を備えた車による移動に関して、
プライバシーは事実上なくなると覚悟するべき。EDRの装備が義務化されるからね。

Octan春号には興味深い記事があった。
名車のEVコンバージョンである。
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給油口には充電ポートが、
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アルファロメオもEV化
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排気音が無いのは寂しいけど、こうゆうカッコいいEVなら趣味車としてありかも。
Octan日本版春号ぜひお手に取ってみてください。


CORNES S氏に、AppleやSONYが計画しているEVについても意見を訊いてみた。
彼の見立てではこれら新興自動車メーカーは一定の支持を得るはずだという。
AppleがiPhoneでガラケーを駆逐したように、
TESLA, Lucid, Apple, SONYがIOTや自動運転技術で先行し、
既存の自動車メーカーの内いくつかが淘汰される日がくるかもしれない。

パワートレインにICEを使うことが許されなくなったとき、
Ferrariやランボルギーニなどはどのような製品を出してくるのだろう。
電動化されると動力性能では差別化が難しい。
すでにTESLA MODEL3がゼロヨンでランボなどを打ち負かしているしね。
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ICEが生き残る余地をつくってもらうよう、
自動車メーカーは世界の為政者に働きかけるべきです。

EVになったFerrariを買うかと聞かれれば・・・・

Posted at 2021/04/17 18:43:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2021年02月22日 イイね!

Alfa Romeo Giulia Quadrifoglio

Alfa Romeo Giulia Quadrifoglioアルファロメオはフェラーリの母であり、
個人的には思い入れのあるメイクだ。






そんなわけで、久しぶりにジュリアのV6に乗ってみた。
日本で市販されてすぐに乗った時は迫力のあるエンジンに感動したのだが、
それから5年が経過マイナーチェンジ後のモデルを借り出してみた。
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遠目に観ると2.0Lとこの2.9Lモデルの差は分かりにくい。
外観上の差別化が少ないのは玄人受けはいいかもしれないが、
価格差分のアピールを周りにしたいのよね、というのが一般的な情だろう。
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後ろからは、トランクリッド上のスポイラーとディフューザーですぐ判別できる。
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塗色はヴィズヴィオグレー。
大人のスポーツセダンにはぴったり、上品な色だと思う。

フロントフェンダーの四つ葉のクローバーがいいね。
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シフトレバーとその周辺スイッチの意匠が変わった。
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シートは本革とアルカンターラの組み合わせ。
長時間乗っても尻も腰も痛くならない優秀な出来。
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そんなジュリアを駆って日曜日に友人たちとツーリングに出掛けてみた。
集合場所には、伊、英、独、日の趣味車がたくさん。
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これはO.S.C.A.かな。
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イタリアの虫系は小さいのにプロポーションが崩れていないところがさすが。
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しかし、気軽に乗れる価格ではなくなってしまって久しい。

さて、ジュリアだがエンジンは相変わらずトルクフルでパワーも十分。
シャシは510PSを余裕で受け止めるし、乗り心地も良好。
ステアリングはちょっとシャープすぎると感じるかもしれないが峠道ではちょうどよい。
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ステアリングコラムから生えた大きなパドルは操作性良好。
Ferrariと同じ操作ロジックなのもいい。
通過騒音規制の影響か、初期モデルよりもエンジン音が少々おとなしくなったような
気がする。それでもこのクラスのV6としてはいまだにベストかな。
マセラティMC20のV6には適わないかもしれないけど、
あちらは価格が倍以上も違うからね。

エンジンフードやルーフはCFRP製。
プロペラシャフトもCFRP製と見えないところにコストを掛けているし、
エンジニアの良心が伝わってきます。


いつの日か6Cを復活させてください。
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この後ろ姿、最高です。
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アルファロメオは今年111周年
長い歴史と遺産をもっと有効活用しないとね
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F1でも上位を狙ってほしい。
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Posted at 2021/02/22 23:11:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | Alfa Romeo | 日記
2021年02月19日 イイね!

McLaren Arturaをみてみよう

McLaren Arturaをみてみよう先日発表されたマクラーレンの新型車Aruturaは、
今後のスーパースポーツのパワートレインの方向性を考えるうえで非常に興味深い。




Arturaは、Ferrari SF90と同じくプラグインハイブリッドなのだが、
SF90はフラッグシップモデルということもあり3モーター、AWD、1000馬力と
全方位高性を目指している。

一方のArturaはマクラーレンのエントリーに位置するモデルなので
目指す方向が異なる。
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新開発の3.0L V6エンジンはバンク角120°とかつてないほど広角。
通常のV型と異なりバンク内側に排気系とターボ2基を備える。
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吸気は外側となり、サージタンクとスロットルバルブが低い位置に見える。
低重心を狙うには良さそうだ。
ICE単体での出力は585PS、これに95PSのモーターが加わり、
PUとしての出力は680PS、最大トルクは720Nm/2250rpm


バッテリは7.4kwhのリチウムイオンでEVレンジは30kmとのこと。
日本のPHEV補助金をもらうには距離が足りない、残念。
モーターはICEと8速トランスミッションの間に配置。
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バッテリに関する最大のトピックはその軽さではなくて、
保証期間の長さではないだろうか。
6年/75000kmまで保証するという、オーナーにとっては心強い。

自動車用リチウムイオンバッテリパックはたくさんのセルの集合体だ。
そのセルが1つでもダメになると警告灯が点いて要交換となる場合がある。
セルの不具合は目視点検では分からないし、ある日突然くるのだ。
車体の保証も5年/75000kmでこれは業界最高水準。

シャシも新開発、マクラーレンとしては手慣れたCFRPタブと
前後アルミフレームの組み合わせ。
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車両重量は燃料、フルード類を搭載した状態(DIN)で1498kg。
PHEVとしては軽い。
ちなみに488Pistaは実測すると1500kg(以上?)
SF90は1800kgもある。

室内の意匠は目新しいものはないけど、視界はよさそう。
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ボディパネルはアルミ製で、500℃超の高温で成形するとのこと。
今までにない深い彫りが可能になったようだ。
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新世代のPHEVスーパースポーツとして完成度は高そう。
価格も説得力のある2700万円から。
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Ferrariは新世代パワートレインにどんな答えを出してくるか、楽しみです。
Posted at 2021/02/20 13:55:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 英国 | 日記
2021年01月03日 イイね!

ガソリン車の未来は?

ガソリン車の未来は?あけましておめでとうございます。

本年も気が向いた時に
気になったことをだけを
ここに記していくつもりです。
お時間のある方はお付き合いくださいませ。


新年一発目としてはあまり面白いネタではありませんが、
経済産業省(METI)が12月25日に発表したグリーン成長戦略の内、
自動車分野について記しておこうと思います。

まずはMETIの資料をご覧ください。
2050年までにカーボンニュートラルを目指すという
政府の方針には賛同するところです。

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自動車については、
2030年代中ごろまでに新車販売電動化100%を目指すという
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この戦略がどのように法律に落とし込まれていくのかまだ分かりませんが、内燃機関は2035年以降も条件付きで生き残るような気がします。

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国内の電力は75%が化石由来の燃料で作られています。
EV100%になっても、CO2の削減効果は限定的だし、
現在のエネルギーミックスではEVが要する電力を賄えません。

100年以上も続いてきた内燃機関に関するインフラ、生産設備、
知見をあと15年程度で捨ててしまうのはもったいない。

車の内燃機関だって熱効率50%以上も不可能ではありません。
旧式な火力発電所の熱効率は30%程度ですから勝負になる。

自動車の電動化は世界的な動きで止めることはできないでしょう。
幸い、
登録済ガソリン車の運航を禁止しようという動きは今のところ無いのでしばらくの間は内燃機関を楽しめそうです。
Posted at 2021/01/03 21:47:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 時事 | 日記
2020年11月15日 イイね!

秋の散歩 その4 Ferrari編

秋の散歩 その4 Ferrari編たまには488Pistaで出かけよう。

行くあてもなく、ガレージを出た。
今日も暖か、いい天気。



のんびりとPistaで走る。
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来年オリンピックは実施できるのだろうか。
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Pistaは好調!
公道をのんびり走るだけじゃもったいないかな、
検挙されたり事故るよりはいいよね。


ガレージに戻り、ほこりをはらってやりました。
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Posted at 2020/11/23 18:56:15 | コメント(1) | トラックバック(0) | Ferrari | 日記

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何シテル?   10/17 22:11
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