
~前回からの続きです。
今さらですが、この間まで乗っていたSG5フォレスターのことを思い出しながら書いてます。
それまでスバル車を所有したことはなかったのですが、全く興味が無いということでもありません。
ちょっと時代が戻りますが、1990年代までのスバルでは
二代目レガシィのセダン(BD型)が結構気になる存在でした。あまり大きいクルマは好みではなく、バブルを経て中堅の2000ccクラスのクルマがどんどん大型化していく中で、敢えて5ナンバーサイズを維持しながら進化したレガシィに
『こだわり』を感じたからです。
B4としてセダンにも人気が出るのはこの後のことなので、BD型のセダンはほとんど見ることもなく、その
『ハズし感』も高ポイントでした。当時はE39Aギャランに乗っていましたが、チャンスがあればBDが欲しい…などとよく考えていたものです。
家族持ちでも過不足ないユーティリティを持ち、その気で走ればちょっとしたスポーツカー顔負けの動力性能。漠然とではありますが『レガシィ乗ってみたいなぁ…』などと思ってた期間もありました。
そんなワケで、多少知ってはいるものの”スバリスト”というほどの思い入れがないワタシですが、クルマ購入にあたって考えていた条件は…
(1)トランスミッション:絶対MT
(2)エンジン:2000ccもしくはそれ以上 ターボはかなり欲しい
(3)駆動方式:できればフルタイム4WD、もしくはFR
(4)ボディ形状:ワゴン、または5ドアHB 荷物がある程度積めるもの
(5)価格:当然ながら自分で用意できた資金の範囲内…総額で250万くらい
…という感じでした。
2005年当時、上記の条件を全て満たす車種は多くありませんでした。
と言うか、本当に
全てを満たすのはフォレスターだけだったのではないかと。
そもそも、中心グレードでMT車がラインナップにある車種自体が少なく、その中から(2)以降の条件で絞っていくとあまり選択肢は残りません。売れスジのミニバンはもう(1)の時点で全滅ですし。
もちろん、中古を視野に入れればレガシィなども候補に入りますが、せっかくの機会なので新車を…という気持ちも強くありました。資金準備の都合上、検討期間が約3ヶ月ほどあったのですが、半ばからはほぼフォレスターに一本化していたように思います。
(1)~(3)の条件はワタシだけが気にするもの。我が家では運転手はワタシのみなので、当然ながらワタシの意向はかなりの部分で優先されます。とにかく
運転そのものが退屈なクルマはイヤだ、と。
ただ、(4)についてはワタシ以外の家族や、よく一緒に出かける機会のあった身内の意向が強く反映されています。
当時は家族4人プラスアルファでキャンプやスキーに行くことが多く、移動の際は他人のクルマをアテにするのが普通でした。それはそれで構わなかったのですが、家族のみで…ということになると途端に機動力が落ちてしまい、何とかしたいなぁという思いがありました。
フォレスターはその点でも十分です。AWDのフットワークに加えて抜群の積載性。この当時は子供も小さかったので、巷間よく言われる
後席の狭さというのは全く問題にならず、とにかくコレしかない!という感じになっていました。
まぁ、振り返ってみれば、この当時張り切っていたほどには
活用してません。スキーは1シーズンに2回行ければ多い方で、キャンプも春から夏にかけて1回行くかどうか、というぐらい。
周辺環境にも多少の変化があって、という事情はありますが、自分で思うほどには活用できてなかったなぁ…と今さらながら思います。ワタシはフォレスターを評して
『1台で何でもできそう、でもどれもが中途半端』ということを言います。決して外れてはいないと思いますが、よくよく考えてみればワタシの使いこなしが甘いだけ、という
反省もあったりして。
甚だまとまりがなくなってきましたが、まだ続きます。
Posted at 2010/08/02 22:45:59 | |
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