朝日新聞デジタル 3月10日(月)21時36分配信
東日本大震災から11日で3年になる。約26万7千人が今なお、避難生活を強いられている。仮設住宅には約10万4千世帯が暮らし、岩手、宮城、福島の3県のプレハブ仮設住宅の入居率は約84%に上る。同時期の入居率が50%台だった阪神大震災と比べて、暮らしの再建の遅れが目立つ。
警察庁によると、震災による死者は1万5884人、行方不明者は2633人(10日現在)。10日も宮城県女川町の女川湾や福島県の沿岸部で海上保安部や警察が捜索した。
震災後の避難生活による体調悪化や自殺などによる「震災関連死」は3県で2973人。原発事故による避難が続く福島県では、地震や津波による直接の死者数を上回った。
住まいの復興は道半ばだ。復興庁によると、今月末までに3県で2347戸の災害公営住宅が完成する予定だが、計画戸数の9%にすぎない。自力再建者が家を建てる移転先などに造成する宅地は計画の6%、1388戸分にとどまる。
地域再生の要となる学校でも、多くの子どもらが仮設校舎や他校の「間借り」で過ごしている。また、被災自治体は人口流出や事業所の減少、まちづくり、被災者の心のケアなど、様々な課題に直面している。
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もう3年か…あっという間だよ。
去年も
同じように書いたけど、震災に関しては1年後に書いた
このネタを読んで貰えればなと思う。それに書いたことが全てだからね。
また、私はブログカテゴリーに「
震災関連」って項目を設け、そこに震災に関する話をまとめてある。
私とみん友さん以外の一見さんには、是非一度目を通して貰えたらなと思う。
とにかくコッチ
(青森)に居ると、なかなか被災地への貢献が出来ない。
多額の寄付をしたり仕事休んで現地で何かをしたり出来る程、私に生活の余裕は無い。せめて私に出来ることと言えば、被災地で直接お金を使うこと位しか出来ない…
だから定期の県外出張の際、ささやかではあるが土地のお店でメシを食うとかね。それ位しか出来ないけど、自分では強く心掛けてる。
被災地じゃ復興はまだ何にも進んでない。被災地以外の人だって、昨晩のTVタックルでも観てたら誰でも判ったはずだ。
行政主導の復興計画なんて、それに携わる一部の政治家や官僚、元受の受注業者が潤うだけだもんな。あの膨大な復興予算の有効活用なんて全く出来てない。
それどころか復興予算が余ってるなんて報道も昨日出てたしね…一体、誰が為の震災復興なのか?何故適切な予算配分が出来ないのか?
政治理念からして国会議員には絶対当選出来ないのだけど(苦笑)、冗談抜きでこの私クワトロに全権委任で震災関連の予算配分をやらせて欲しい!
私だったら莫大の復興予算を、ある意味超法規的措置で地元の好きなように使ってもらうようにするね。
例えば懸案の防潮堤の件。高さについては勿論、どうしてもそこの地元が要らないと言うのであれば、然るべき対案を元にそこには防潮堤は作らないとかね。
画一的な政策を全ての被災地に当てはめようとする方がおかしい!最低限の共通事項があって、その上で各地域特性にあったやり方をすることが大切!
それが出来ないというのは、国の基準というのはあくまで言い逃れる為の表向きの理由。単なる建て前だよ!真の理由は利権が絡んでるから出来ないだけ。そんなんだから復興も進まないんだよ。(`´)
本当に震災復興を進めるには、軍事クーデターなり革命なりでこの国の在り様を根本から変えなければ何も変わらないと思う。極論だけどね。
まあそれについては今日はそこまでにしておいて…
さすがに今日という日に、スープラネタとかグルメネタ書いて「ウマラッタ」なんて馬鹿みたくオメデてえネタ書ける訳がねえ…
今日は被災地のみんカラユーザーとそれ以外のみんカラユーザーとで、ブログの内容もハッキリ分かれるだろうね。
ただ、被災地以外の人達に、
「今日位は書く内容を考えろ、この野郎!(`´)」
とは言えねえよな。いつも言ってるけど、人間はテメエが痛い思いをしない限り、所詮全ては他人事。
あのたけしさんだって↓こう書いてる。
本来「悲しみ」っていうのはすごく個人的なものだからね。被災地のインタビューを見たって、みんな最初に口をついて出てくるのは「妻が」「子供が」だろ。
一個人にとっては、他人が何万人も死ぬことよりも、自分の子供や身内が一人死ぬことのほうがずっと辛いし、深い傷になる。残酷な言い方をすれば、自分の大事な人が生きていれば、10万人死んでも100万人死んでもいいと思ってしまうのが人間なんだよ。
そう考えれば、震災被害の本当の「重み」がわかると思う。2万通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人たちがいて、その悲しみに今も耐えてるんだから。
だから、日本中が重苦しい雰囲気になってしまうのも仕方がないよな。その地震の揺れの大きさと被害も相まって、日本の多くの人たちが現在進行形で身の危険を感じているわけでね。その悲しみと恐怖の「実感」が全国を覆っているんだからさ。
逆に言えば、それは普段日本人がいかに「死」を見て見ぬふりしてきたかという証拠だよ。海の向こうで内戦やテロが起こってどんなに人が死んだって、国内で毎年3万人の自殺者が出ていたって、ほとんどの人は深く考えもしないし、悲しまなかった。「当事者」になって死と恐怖を実感して初めて、心からその重さがわかるんだよ
ビートたけし『ヒンシュクの達人』(小学館新書)より抜粋
あの震災でオレ等が食糧やガソリンの入手に苦労してた時だって、同じ日本でも西や南の方、例えば九州・沖縄では普通に入手出来た訳だ…
そういう人達に、今日で震災から丸三年だ、今でも苦しんでるんだって言ったて、「へぇー、大変だね…」の世界。
オレ等は当時テレビなんか停電で観れなかったけど、南や西の方の人達は何度も津波の映像とか観てたんだろ?そりゃテレビの中の他人の世界だよ。たけしさんの言うとおりだ。
今日もいつも通り、オメデてえブログネタ書いてる人間はこのみんカラ内に沢山居る…
喪に服せとは言わねえよ…でも今日位は、震災についてみんなが多少なりとも考えることがあってイイんじゃねえの?
けど、人間は相手と同じ立場にはなれない。テメエが痛い思いしない限り、決して他人の気持ちを理解することは出来ない。
だったら、被災者や被災地に対して、
『頑張って!』
なんて言葉、
二度と吐くんじゃねえよ!(`´)
それが被災地の仙台からココ青森に来て、一番強く思うことだね。ああ。
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Posted at
2014/03/11 11:15:33