スポニチアネックス 6月3日(金)21時33分配信
◇キリンカップサッカー2016・準決勝 日本7―2ブルガリア(2016年6月3日 豊田ス)
サッカーの「キリンカップ2016」は3日、愛知・豊田スタジアムで準決勝の2試合が行われ、FIFAランキング53位の日本代表は同69位のブルガリア代表と対戦した。左膝裏を痛めているFW本田圭佑(29=ACミラン)がベンチスタートとなる中、前半4分にFW岡崎慎司(30=レスター)が先制点、MF香川真司(27=ドルトムント)の2得点の活躍などで、前半だけで4得点を挙げ、7―2と大勝した。
ゴールラッシュの幕開けは前半4分だった。日本は右サイドからMF柏木が左足で浮き球のクロス。これに反応した岡崎がフリーで最終ライン裏に走り込み、頭でゴールに流し込んだ。
同27分には左サイドバック長友からのクロスに、香川が頭を合わせて2点目。同35分にも、香川がゴール前で反転してDFのマークを外し、左足で自身2点目となるゴールを決めた。
なおも攻撃の手を緩めない日本は、同38分に右コーナーキックからつないだボールをDF吉田が頭で押し込み4点目。香川が終了間際に負傷交代するアクシデントがあったものの、4―0で前半を折り返した。
後半8分にも吉田がこの日、右足で自身2点目となるゴール。同12分にも香川に代わって途中出場のMF宇佐見が6点目を決めた。その後、2点を失ったものの、同42分にも途中出場のFW浅野が自ら獲得したPKを決めて代表初ゴール。7―2と大勝した。
決勝進出を決めた日本は7日に大阪・吹田サッカースタジアムでFIFAランキング20位のボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦する。
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忙しくてずっとネタ書けなかったけど、今日は大事なA代表戦ってこともあり、仕事を早くケリ付けて帰ってきた。
で、試合も見終わったので、久々にネタをやれるよ。(^^♪
まあ、ブルガリアは後半本来の姿を少し見せてくれたけど、最初はやっぱり観光&出稼ぎモードだったのかな‥
これだけの点差で勝つことは、次の最終予選では絶対無い。そう考えると、後半の2失点がいただけなかったね。(>_<)
前半は連携もバッチリだったけど、後半のいつもやってない&オレオレのメンバーになると、さすがに連携が酷過ぎた(笑)
7点も獲ったってことで『TVショー』というか興業としては楽しかったけど、素直に喜べはしないね。
とはいえこのキリンカップ、新戦力を試す貴重な場でもある‥
なので、どうせなら次のボスニア・ヘルツェゴビナ戦も勝って終わりたいね!(^^♪
そうそう、直接試合に関係無いことだけど、アモーレ発言で注目の長友選手‥
インタビュアーのゴンさんからの握手に対して、キチンと両手を添えて返していたところが良かった!
礼儀正しいし、コメントからも知性を感じられるし、何より強豪インテルで5年もの間活躍している実力を支えている、努力の姿勢が素晴らしい!
私より遥かに年下だけど、人としてリスペクトしたいね!(^^)/
※追記
例によってセルジオさんのコメントが出たんで以下に。
【セルジオ越後の天国と地獄】ブルガリアは「賞味期限の切れたヨーグルト」だったね
SOCCER DIGEST Web 6月3日(金)23時55分配信
今日のブルガリア戦は大味な展開だったね。はっきり言って、ブルガリアが弱すぎた。あまりのレベルの低さに、裏切られたような気持ちでいっぱいだよ。プレーの質は低いし、まるでやる気を感じなかった。プライドも何も伝わってこなかったよ。
日本にとっては、まったく強化にならなかったし、「ザ・興行」という試合だった。DFの吉田が2ゴールを決めるぐらいだからね。試合前やゴール時、テレビが長友のアモーレ(愛する人)をクローズアップしていたけど、試合そのものよりも、ピッチ外の話題のほうが注目されていたんじゃないかな。
ただ、10番の香川が2ゴールを叩き込むなど計7ゴールが生まれたし、観客からすれば盛り上がるポイントはたくさんあったから、そういう意味では良かったのかもしれない。
大味な展開を生んだ一因は、相手の問題もあったけど、通常の3人交代ではなく、親善試合の6人交代というルールが影響していたように思う。前半は日本が主導権を掌握し、4-0と圧倒したが、あのペースを最後まで維持できたら大したものだった。
ところが実際は、6人交代を端から想定し、先発メンバーは飛ばし過ぎというぐらい序盤からトップギアでプレーしていた。後半は明らかにペースダウンしていたけれど、あれだけ序盤から全力を出せば、90分持たないのは当然だ。
多くの選手を試したり、選手の状態を見極めたり、あるいは興行的な意味で6人交代なのは理解できる。とはいえ、今回は一応、優勝が懸かった大会形式でやっているわけだから、ルールも通常の公式戦と同じように3人交代のなか、90分を通じたガチンコ勝負を見たかったよ。
こう言っては悪いけれど、ブルガリアは「賞味期限の切れたヨーグルト」のようだったね。鮮度が落ちていたし、味もいまひとつだから、まったく満足感がなかった。つまり、プレーの勢いがないうえ、レベルも低く、試合を通じての収穫も乏しかったという意味だ。
これだけ自由を与えてくれる相手であれば、香川や清武、宇佐美にしても思い通りにプレーできる。長谷部と柏木の2ボランチに対しても、まったくプレッシャーをかけていなかったからね。日本がこれぐらいやれて当然だよ。
もっとも、最終予選に向けた強化試合として、このブルガリア戦の意義を考えると、はたして良かったのかどうか。興行面では大成功でも、強化面では大失敗とも受け取れる。最終予選の相手が、今日のようなレベルだったらいいけれど、現実はそう甘くない。
選手たちの責任ではないけど、今日の完勝によって、日本がまるで強豪かのように持ち上げられてしまうのは危険だよ。強化という観点からすれば、1-0で辛勝するような難敵と対戦するべきだし、もっと言えば、日本が負けるような強敵が好ましい。好敵手とのマッチメイクが難しいのは重々承知しているが、それにしても今回は低質すぎた。
ライバルの韓国は、オーストリアで強豪スペインと対戦し、1-6と大敗したけど、それこそ最高のスパーリングになったはずだ。オーストラリアにしても、アウェーでイングランドと対戦し、1-2と惜敗したとはいえ、こちらも良い準備を進めている。
翻って、日本はこれでいいのだろうか。そんな素朴な疑問が浮かぶよ。7日のキリンカップ決勝で対戦するボスニア・ヘルツェゴビナが、真剣に戦ってくれることを願うばかりだ。
Posted at 2016/06/03 22:20:40 | |
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