先週は一旦路面のアスファルトが見えていた青森‥
けど、昨晩また雪が降ってしまった。(>_<)
(昼間ちょっと晴れ間が出て、再びアスファルトが見えてた道路もある‥)
とは言うものの、今年は例年に比べて積雪量は少なかったようだ。
今シーズン、青森の街中で人の身長以上の雪の壁は出現しなかったはず。だから、やっぱり今年は雪が少なかったよね。
(山間部は別!)
一応3月に入ったし、これから寒さと雪の量が一段と厳しさを増すということは無い。冬のピークは過ぎた。従って、我がスープラ号購入段階から危惧していた『冬の青森』に関しては、ほぼ乗り切ったと言える!(^.^)
誰もが知っているように、我がスープラ号はFR車。3,000ccのツウィンターボ車だから、一応、大排気量FR車と言って差し支えないだろう。
そんな我がスープラ号、当たり前だけど四駆やFF車に比べ、雪道は圧倒的に不利!通常、青森に住む人間なら「クルマは四駆」。それが常識だ!
勿論、複数台所有が可能であればスポーツカー所有もアリだ。事実、雪国のスープラオーナーの多くは、冬はスープラに乗らず別のクルマに乗るなどの手段を持っている。
地方ではクルマは一人一台が当たり前の世界。家族と同居であれば、冬は家族のクルマを借りて乗り切ることも可能だよね。^^;
まあ、『元気があれば何でも出来る』と一緒で(笑)、金さえあれば独り者でも複数台所有出来る。冬とそれ以外で完全にクルマを使い分けるという、クルマ乗りにとって羨ましいことこの上ない状況だ。(>_<)
だが、独り者且つ経済的に2台所有など不可能なこの私クワトロは、全てを一台で賄わなければならない。従って冬の青森に住むことを考えた場合、ファーストカーとして80スープラを所有することは自殺行為に等しかった!(笑)
でもこのワタスには確信があった。雪の青森でも自分なら走れるという確信が!
19歳で雪の降らない湘南から仙台に来てからというもの、冬季はほぼ毎晩、仙台市郊外のスキー場に至る道を走りまくった。FRのS13シルビアでね。
仙台は基本的に大して雪が降らない。だから山に雪が無い時もあった。そういう時はお隣山形県の蔵王スキー場まで、雪を求めて走りに行ったものだ。^^;
まあ大学生の時はそんな時間もあったけど、社会人になってからも意識して徹底的に雪道を走り込んだ。雪道だけではないが、多い時で年間5万キロ以上、少ない時でも最低年間2万キロ以上はクルマに乗ってきたこのクワトロ‥
こと雪道に関しても、雪無し県の神奈川は湘南育ちではあるが、雪国生まれの雪国育ちの一般ドライバーに対し、雪道に対する絶対経験値・走行量で負ける訳がない。
(上手いとは言ってないよ!経験という意味ね!)
っていうか、免許取ってからずっと東北に住んでるので、事実上、雪国のドライバーだけど。(爆)
既に1シーズン、四駆のプレオだけど雪の青森は過ごした。地元の人曰く、「雪が多かった」という昨シーズンをね。だから実生活上の目途も大体付いていた。
よって、
「このオレならFRのスープラでも充分走れる!第一、タクシーの、FRのコンフォートが青森市内を走ってるのに、このオレが走れない訳ないだろう!」
という見解に至り(爆)、我がスープラ号の購入に踏み切った。で、実際に1シーズンここまで冬の雪道を走ってきた。この冬で5,000キロは走ったんじゃないかな。^^;
まあ実際、↓こんな雪道を大排気量FRの80スープラで走る訳だ!
猛吹雪になればFRもクソも無いもんだ。(苦笑)
ズボラなアクセルワークでは、いとも簡単にトラクションコントロールが効いてしまう。
※我がスープラ号では『スリップコントロール』と呼称
いかにトラコンを作動させないように発進、あるいはアクセルを踏むかがカギ。そしてこれがアクセルワークの練習にもつながるのだ!
こんな状況でも何とか脱出可能な我がスープラ号。我が愛車ながら凄いと思う!レアグレードのGZということもあり?始めからトルセンLSDが付いてるお蔭かな‥
ま、1、2回、深い雪のトコで前進しない時もあったけど、バックは出来たのでホント助かった。^^;
いくら青森市内は比較的除雪されてるとはいえ、全く雪が無い訳ではない。そんな時、このノーマルバンパーの形状が効いてくる!それに車高もね。
最低限これ位の車高を保っているからこそ、日本一の降雪量を誇る青森市内でも走ることが出来ているのだ!ド・ノーマルこそ最もバランスが良いのだ!(^^)/
やっぱりメーカー純正のデザインはよく考えられている。決して雪道メインでの走行を想定なんかしてないだろうけどね(笑)
しかし残念ながら、80スープラはノーマルのフロントバンパーがダサいというようなコメントをこのみんカラ内でも見掛けた。だからヴェルサイドやら何やらのフロントバンパーに交換する人が多いんだろうけど‥
それと車高もノーマルだとカッコ悪く、下げないと駄目ならしい…
ノーマル車高、そんなにカッコ悪いだろうか?別に昔の三菱車みたく(笑)、フェンダーとタイヤの隙間が異常に空いてるようには見えないけど。
指が一本入るか入らないかがカッコイイの絶対的価値基準なの??悪いけどこのオレはそれには同意出来ない!
カローラ(AE86)に関しては
散々書いてきたけど、ハチロク=ドリフト、峠、サーキットって決め付けられるのが嫌で嫌で、たった一人で「ハチロク=パリダカだ!」って言い続けてきた。
そこで、我がスープラ号(80スープラ)に関しても、改めてこの場で問いたいことがある!
80スープラと言えば、
①何でRZやRZ-Sを6MTで乗ることが当たり前なの?何でサーキットで走ることを前提としなきゃなんないの?(普通に街乗りは悪なの?)
→このワタスからすれば、80スープラというクルマの性格を考えた場合、シャカリキにギアチェンジする走り方のほうが変だと思う‥
余裕のパワー&トルクで高速道路をクルージングする方が80スープラには合ってるし
(勿論AT車で)、本来の使い方だと思う。
↑このクルコンが快適な高速走行を約束してくれる。両足をペダルから離し、足の疲労を軽減してくる。これが非常に助かる!定期的な営業で多い時に1日500キロとか走るこのワタスにはね!)^o^(
②何で最低でも18インチ、あるいは19インチや20インチのホイールを履くことがカッコイイの?何でローダウンがカッコイイの?
→ワタスは低扁平&大径ホイールがカッコイイとは全く思わない!逆に昔のスーパーカーやF1のタイヤ&ホイールみたいに、タイヤの肉厚がある方がカッコイイと思う。
③何でGTウイング付けるとカッコイイの?逆に何でフロントバンパー他、エアロを変えないとダサいの?
→このワタスは純正のウイングすら、80スープラの持つ美しいボディラインを破壊しているとしか思えず、取っ払ってしまった。
ウイングの無い80スープラは、まるでトヨタ2000GTの生まれ変わりのようにカッコ良いと思う。純正の美しさを破壊するエアロも嫌い!(`´)
④何でマフラーを始め吸排気を変えるのが定番なの?何でノーマルマフラーはダサくて駄目なの?
→我がスープラ号にチューンドマフラーを付けたことが無いので判らないけど、いくら高回転でパワーを出せても、あの低回転で豊かなトルクを犠牲にしたら街乗りし辛くなるだけだと思う。
全く日常ユースはせず、サーキットオンリーなら問題無いのだろうけど。
あとノーマルマフラーの出口、別に細くも小さくもなく、丁度イイ具合の大きさだと思うけど‥
大口径マフラー、確かに昔は流行ったけど、今も変わらず流行りでカッコイイもんなの?
とまあ、このワタスはそもそも「
ハチロク=パリダカ」と言ってるトコからして、普通の人と感性が違う変わり者。^^;
だから上のような疑問を持つのだろうね(苦笑)。当然、多くの80スープラオーナーさん達と考え方が合わない。
(というより、多くの80スープラオーナーからすれば、このワタスがアホに見えるのだろうね。)
従って同じ80スープラ乗りのみん友さんも増える訳が無い。(爆)
でも一つだけ言わせてもらえば、このワタスはチューニングやドレスアップを否定していない。別にそれぞれの価値観があるのだろうから、人に迷惑掛けなきゃなんだっていいと思う‥
ただ、このワタスみたいにノーマルの良さが好きな人間に対し、最初から「ノーマルはダサい」とか、「ノーマルなんて意味無い」みたいな全否定で来られるから反発してしまうのだ。
同じラーメン好きでも、コッテリ系が好きだったり、あるいは逆にアッサリ系が好きだったりするのと一緒だと思う!けど、ラーメンはコッテリ系が正義でアッサリ系が悪だなんて決まりは無いっしょ?それと一緒だと思うよ、うん。
だから、
「80スープラは、RZかRZ-Sの6MTで、ローダウンして19インチのホイール履いて、GTウイング装着してフロントバンパー他エアロ変えて、吸排気やってブーストアップにタービン交換して乗るのが当たり前‥」
みたいな考えが全てではないことを、他の多くの80スープラオーナーさん達には判って欲しい!(>_<)
80スープラはノーマルの完成度が高いからこそ、雪道&長距離を安全に快適に走れる‥この私クワトロがこの冬、雪の一般道や雪の高速を自ら数千キロ走って実証したよ!
積雪30センチにいきなり挑むとか、凍結路面での坂道発進とかは当然無理だけど、ある程度除雪が入った道であれば80スープラは普通に走れる。
ケツを振ったり空転して前に進まないのは、タイヤのグリップを超えた加速や速度で走ろうとするから!それは滑るのが当たり前!
むしろ粗いアクセルワークを矯正し、タイヤのグリップ力を感じながら走るというように、基本に忠実な運転が求められるだけ!
四駆や電子デバイスに頼らずとも、基本に忠実な運転をすれば雪道は怖くない!それと雪道なら生活四駆の軽に抜かれてもムキならないこと!(笑)
日本一の積雪量を誇る特別豪雪地帯にて、日常生活の足として毎日我がスープラ号で雪道を走り続けたこのワタスが言っているのだから説得力あるでしょ?(^.^)
この私クワトロ、恐らくみんカラ内の80スープラ乗りの中で、最も過酷な状況下で日常的に乗っている人間だろうね‥
運転に集中し慎重に走れば、80スープラは決して雪道を苦手としていない。また、メーカーのデザインでキチン考えられたノーマルの車高やフロントバンパー形状がそれを可能にしている‥
そういうノーマル状態での出来の良さがこのクルマにはあることを、どうか多くの人に判って欲しいね。(^^ゞ
おしまい。