スポニチアネックス 1月20日(火)19時52分配信
◇アジア杯1次リーグD組 日本2―0ヨルダン(2015年1月20日 メルボルン)
アジア杯連覇を目指すサッカー日本代表(FIFAランク54位)は20日、1次リーグ最終戦でヨルダン(同93位)と対戦し、FW本田圭祐828=ACミラン)の3試合連続、MF香川真司(25=ドルトムント)の9試合ぶりのゴールで、2―0で快勝。1次リーグを3連勝、勝ち点を「9」としD組首位で決勝トーナメント進出を決めた。
過去2戦と同じ先発メンバーで臨んだ日本代表は立ち上がりから主導権を握り、終始ボールを支配。前半11分、敵陣右サイドの深い位置から香川が折り返し、FW乾貴士(26=フランクフルト)が右足で合わせてゴール。ネットを揺らしたが、香川のクロスはすでにゴールラインを割っているとの判定で得点はならず。
それでも、その13分後だった。ペナルティーエリア手前でMF長谷部誠(31=フランクフルト)、乾とつないだパスを受けたFW岡崎慎司(28=マインツ)が左足でシュート。これをGKが弾くと、ゴール前に詰めていた本田が右足で押し込み先制。3試合連続となるゴールで試合の均衡を破った。
後半に入り、押し込まれる場面もあったが、しのぎ切って再び流れを呼び込む。そして迎えた同37分、後半途中出場のFW武藤嘉紀(22=FC東京)のクロスを香川が右足で合わせて、9試合ぶりのゴールを決め、試合を決定づけた。
D組1位通過の日本は23日、決勝トーナメント初戦となる準々決勝でC組2位のUAE(同80位)と対戦する。
---------------
まあ、ヨルダンには負けはしないと思った。ただ、サッカーは何が起こるか判らない。
なもんで、勝利の瞬間はホッとしたね。何より今日は香川選手のゴールが生まれて良かった!(^^)/
けど、グループリーグ突破は当たり前の話。あくまで目標は優勝!
ということで、次もまた中東のUAE。で、今回のUAE、イラク・ヨルダンよりも強いと思う。
しかも中二日ということで、既に突破を決めている他の組より日程的に一番不利。(@_@;)
一発勝負のトーナメントは怖い。ただ、今日の試合を観た限り、UAEにも勝てると思った!
問題はその次、恐らくオーストラリアのはず。これは事実上の決勝。メチャメチャ苦戦するはず。
で、決勝は韓国かイラン。茨の道が続く。でもこれを乗り越えなきゃ世界とは戦えない!(>_<)
しかしまあアレだ、公式戦はシビれる。この緊張感がたまらない!
ハラハラ・ドキドキ。興奮のしっぱなし!
最高だね、A代表戦。スポーツ観戦において、サッカーのA代表戦に勝るモノは無いな、うん。
ということで、金曜のUAE戦、絶対勝つぞ!ニッポン!(^^)/
追記:セルジオさんのコメントがすぐ出たんでアップする。
セルジオ越後がヨルダン戦を分析「岡崎は”戦車”のようだ」
SOCCER DIGEST Web 1月20日(火)21時10分配信
身体を張って道を作る1トップの働きは見逃せない。
ヨルダン戦は、安定した試合運びで実力差どおりに勝ち切ったね。ヨルダンは激しさしかないチームだった。カウンターを狙っていたようだけど、日本はスペースを空けずに上手くいなしていたよ。それに、相手が激しくディフェンスしてきたから、逆に日本は一人ひとりがボールを簡単に叩いてパスワークにリズムが出ていた。先制してからも、上手くパスを回してリズムを渡さなかったし、先の2試合で連勝してグループ1位という優位な立場を活かせていたよ。
まあ、アジアカップのグループリーグは、勝ち上がって当然なんだ。他のグループを見ても分かるけど、どこも強豪と言われるチームが順当に突破しているよね。サプライズと言えるのは中国くらい。なんだかんだで、韓国やオーストラリア、イランあたりは磐石だ。日本もアジアレベルであれば、勝って当たり前なんだ。
改めて試合内容を振り返ると、左サイドが機能していたね。乾が良い仕事をしていたし、そこに絡んで行く長友も悪くない。日本が作ったチャンスは、ほとんどが左サイドからだ。逆に右サイドは高徳が上手く攻撃で機能していなかった。ハードワークはできる選手だけど、もうアイデアもほしいね。
本田が3試合連続でゴールを挙げたり、香川がようやくゴールを決めたりと、前線に当たりが出ているのはポジティブな材料だ。ただ、一番評価すべきは、岡崎の働きだと思うよ。
岡崎は、まるで“戦車”のようだ。前線で身体を張り、広範囲に動いて起点になっている。岡崎が相手のディフェンスをなぎ倒して道を作っている。それで空いたスペースを2列目の選手が使っているから、攻撃が機能しているんだ。岡崎と交代で入った武藤はスピードがあるけど、身体を張って起点になれる選手ではない。岡崎がいなくなったら、日本は大変なことになりそうだから、このままコンディションを保ってくれるといいね。
次の決勝トーナメント1回戦の相手はUAE。ここから一発勝負の負けられない戦いが続く。グループリーグのようにバックアップをテストするのは難しいだろう。その意味では、目立った切り札が出てきていないのは気がかりだよ。清武は計算できるけど、武藤や柴崎は、この先の舞台でどれだけできるか未知数だし、今野の状態も心配だ。
それに、安定した戦いができているがために、リードされた展開を経験できなかったのも少し気にはなる。もちろん、このまま無失点で優勝までかけ上がれればベストだ。でも、この先は実力が拮抗した相手が待ち構えているから、グループリーグと同じような戦いができるとは限らない。当然、リードされる展開だってありえるんだ。
その時に、どうやって試合の流れを引き戻すのか。リードしている展開とは違ったゲーム運びが求められる。例えば、焦って前がかりになり、カウンターを喰らうような場面は見たくないね。このあたりのさじ加減は今大会では未経験なだけに、ピッチ内の選手の動向はもちろん、アギーレ監督の采配にも注目する必要があるよ。
Posted at 2015/01/20 20:38:47 | |
トラックバック(0) |
サッカー日本代表 | スポーツ