
もう先週末のことになってしまいましたが、ディーラーから特別内覧会の案内をいただいていたので、出かけてきました。
このタイミングに付いては、すでに
記事にした通りです。
土曜の午前中に出かけたのでお客さんも少ないかな、と思っていたら結構盛況で、試乗待ちの状態でした。
二組のお客さんの試乗を待つ間、担当の営業さんから色々お話を伺います。
最もベーシックなグレードであるAllureはまだ国内に2台しか無いこと、200馬力仕様のGTiも予定通り発売されること、Premiumu、Cieroも行く行くは1,200ccエンジンに移行する(現在は1,600cc自然吸気エンジン)こと、日本向けの純正ナビはしばらくは準備できないこと等々を聞かせていただきました。
本当は新しい1,200ccエンジンを試したかったのですが、無いものは仕方ありません。1,600ccのPremiumに試乗させてもらいました。(試乗車は、メーカーから全くの抽選で各ディーラーに分配されるのだそうです。)
外形を小さくした割には室内は余裕があり、大人4人を運ぶのに充分なスペースがあります。
ドアを閉めた時の感覚も、207に比べて格段に向上したように感じました。ウィンカーの動作音も結構高級感があります。
ステアリングはすでに報道されている通り、かなり小径化が図られていますが、運転を始めるとほとんど気にはならなくなりました。しかし、電動のパワーステアリングはちょっと軽すぎるようにも感じられます。
走り出してすぐに感じたのは、その足回りのしなやかさです。
私が今乗っている3008は、かなりゴツゴツした感じで、猫足と呼ぶにはちょっと抵抗を感じるのですが、新しい208は、それがかなり和らげられています。
段差を越えた時でも、その感覚は足に伝わるのですが、足回りがショックを柔らかく吸収してくれています。営業さんの言では、「206に近くなった」そうです。
ディーラー周囲の市街地での試乗だったので、そんなにスピードは出せませんでしたが、それでもスムーズな加減速、素直な回頭性は実感できました。ミッションは4速ATですが207に比べ、市街地では格段に乗り易いように感じました。
荷室も、長距離ドライブでなければ充分な広さだと思います。
面白く感じたのは、これ。
スペアタイヤを積んでいるのです。
小型化を押し進めるにはパンク修理キットの方が有利だと思うのですが、なぜでしょうね。
私のような単なる冷やかしのおっさんの他にも、もう現役をリタイヤされたような熟年のご夫婦や、国産のスポーティカーに乗っている若い方など、広い年齢層のお客さんから興味を持たれているようでした。
日本に合ったボディサイズとも相まって、結構売れそうな予感がしました。
ところで、上記の外観、室内の写真を見て、「あれっ」と思った方はいらっしゃるでしょうか?
カタログをご覧になれば分かりますが、ボディカラーが青(カラド・ブルー)のPremiumの場合、内装色はグレーしか設定はありません。
しかしこの試乗車の内装色は、ブラック!
新車の初期出荷時にはまれにこういう車も作られるとのことですが、量産が始まると、作られることはもう無いとのこと。
この車、超レア車かもしれませんよ。
Posted at 2012/10/30 22:40:56 | |
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