
毎年毎年様々にレギュレーションが変わっていく F1 ですけど、来シーズンはパッと見で今シーズンとは明らかに違った車体になることが予想されます。レギュレーションが大幅に変更になりました。
まず、タイヤがスリックに変更になります(というか、戻りました)。
また、フロントウィングの幅が 1,400 mm → 1,800 mm へと変更になります。1,800 mm というのは車体の幅と同じということになり、直進状態であれば、フロントタイヤの端から端までをウィングが覆うことになります。
一方、リアウィングは幅が 1,000 mm → 750 mm へ、高さが 800 mm → 950 mm へと変更されます。
そして、フロントタイヤとリアタイヤの間にごちゃごちゃと付いていた空力的負荷物が禁止されます。
他にも固定されていなければならなかったウィングフラップが、フロントのみですが、一周当たり 2 回まで、6° の角度変更が許されることとなったり、ディフューザーの高さ・幅・長さが規定されたりしております。
また、エンジンも 3 レースで一基と変更されたようです。
あと、運動エネルギー回収システム(Kinetic Energy Recovery System) の導入も本決まりみたいですね。
全体として、フロントのグリップは上がるが、ダウンフォースは減らされ、整流も一定範囲内でしかおこなえないこととなったようです。
そのレギュレーションにそったクルマでテストをおこなっている BMW ザウバーの車体の写真を上においておきましたが、皆さんどう思われます?
今のところ、評判は最悪のようです www
まぁ、見慣れていないだけ、って話もありますけどね。
フロントのグリップは今シーズンよりも上がっているようですから、来シーズンのマシンは挙動が全然変わっちゃうのかもしれませんね。
大抵のドライバーさんは弱アンダーステアを好むらしいですから、セッティングが全く変わってしまうんじゃないかと思います。
「フロントを中心としたセッティングを好む」といわれていた M. シューマッハさんだったら好みのマシンになったのでしょうかね?
来シーズン、どうなっちゃうのか全く読めなくなりましたね。ドライバーさんの能力も未知数となるし、コンストラクターがとんでもないヘマを噛ますかもしれませんし ww、またレギュレーションの穴を見つけたコンストラクターがあれば、そのチームが圧倒的になる可能性もありますし。
んー、ホントに予想不可能ですね。
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Posted at
2008/11/22 13:55:47