※この記事は
エコカーって何? アンケート回答でiPod nanoが当たる!5名様について
斜に構えて書いています。
『エコカー』というものがトヨタのプリウスやホンダのインサイト、あるいはマツダの i-stop エンジンを搭載したクルマや、日産のリーフのような電気自動車などを指しているのだとすれば、僕にとってエコカーとは
自動車製造をおこなっている会社と政府が共謀したクルマを売らんがための政策に沿ってつくられたクルマ
です。
『エコ』の主旨が限りある資源を大切に使おう、とするものならば、そのためにわざわざ今持っているクルマを新しいクルマと取り替える必要がどこにありますか? 今持っているクルマを大切に乗り続ける事のほうがよっぽどエコでしょ?
そりゃ新しいクルマは乗っている時は旧いクルマよりもガソリンを使わないかもしれませんけど、その代わり造る時と、取り替えたクルマを潰すときに多大なエネルギーを消費するし、同時に凄い量の CO2 を発生させるでしょ?
また新しいエコなクルマを買ったとしても、激しい使い方をすれば全然エコじゃないですし。事実高速道路を走行している僕のクルマをバンバン抜いていくハイブリッド車、いっぱい見かけますよ(爆
またハイブリッド車にして税制上の優遇措置を受けるために、わざわざ車重を重くしたクルマもあるって話ですしね。だいたい 2 L を越えるようなハイブリッド車、しかもカタログ燃費が 10 km/L 前後のクルマは本当に『エコ』なのか? それだったら欧州車で見られるような、ダウンサイジング + ターボチャージャーのほうがよっぽど理にかなってると思うのは僕だけなんでしょうか?
マツダの SKY コンセプトやスバルのエンジン改良など、エンジン自体を改良して効率を上げるというのは方向性としてよいと思いますし、ハイブリッド技術を効率的なエネルギー利用と考えると素晴らしい技術であるとは思います。
しかしそこに商売ッ気が見え隠れしてしまうと途端に胡散臭くなってしまうのは何故なんでしょうね?
本当に地球環境の事、限りあるエネルギー資源の事を考えるなら、『エコカー』を売るより先にやらなければならない事はたくさんあると思います。
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クルマに関する独りゴト | 日記
Posted at
2010/12/24 19:24:45