2011年04月17日
Ecopia EX10 初期インプレ
二週間前にタイヤを Bridgestone Ecopia EX10 に換えましたが、ちょっとだけ走ってみた印象を。
走りだしたときや加速時、一般道を速度一定で巡航している際には、今までのタイヤと比べ、それほどの違和感は感じません。ロードノイズが減っているとは思いますが、これもそのうち慣れてしまうでしょう。
エコタイヤなんだなぁと感じるのは減速時。例えば走行中、前方の信号が黄色→赤に替わったのが見え、アクセルを抜きます。今までの感覚で減速すると予想していると、全然速度が落ちずに前進し続けます。それよりはるか手前でアクセルを抜くことができますので、燃費に好影響を与えることができるでしょう。
……周りにクルマが一台も走っていない状況ならば。
実際には周囲にクルマは走っているわけで、特に前方を走っているクルマが減速すると、衝突しないためにはこちらも速度を落とさないとならないワケで、ブレーキを踏む必要があります。ブレーキをかけるということはクルマに与えた運動エネルギーを熱として捨てるということですから、せっかく得られた低燃費の恩恵を手放すことになります。
回生ブレーキで運動エネルギーを回収できるハイブリッド車なら、この恩恵を手放さずに済むので、低燃費になると思われますが、そうでない普通のクルマですと、体感できない程度の加速時・巡航時の転がり抵抗低減で得られる分の恩恵くらいしか得ることができないかもしれません。
あとですね、笑っちゃうような話ですけど、坂道発進には気をつけたほうがいいです。転がり抵抗が減っている分、ブレーキを放したら後退するタイミングが早くなってます www
これはエコタイヤ一般に言える話ではなく、あくまで Ecopia EX10 でのことですが、このタイヤの低燃費化の原因のいくらかは、タイヤの形状にあると思います。
接地部分からショルダーにかけての形状がかなりくっきりとした角型の形状をしているので、接地部分が端から端まできっちり接地する代わりにショルダー部にまで接地部分が拡大することがないようです。ですので、タイヤ幅が少し小さいタイヤを選んでいるような効果が得られているのではないかという印象があります。
今感じている違和感を消化してこのタイヤの使い方を体得したらどのくらい燃費が変わるのか、期待半分、疑い半分、といった感じですね。
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My Axela | 日記
Posted at
2011/04/17 12:52:07
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