
日産が通期業績見通しの下方修正を発表しましたが、カルロス・ゴーンシャチョサンの手で日産が復活してから業績を下方修正したのは初めてで、
ゴーンシャチョサン神話に陰りが見えてきました。
昨年六月の株式総会でシャチョサンが吊るし上げられた事は
このブログや
このブログで書きましたけれども、そのときに見られた強気な発言はすっかり影を潜め、
日産は今、非常に厳しい時期を迎えている。1999年以来、初めてリスクが好機を上回ることになってしまった
と弱気なコメント。
僕個人の勝手な意見ですけど、日産がシャチョサンの就任後に回復したのはあくまでシャチョサンのコストカッターとしてのウデによるもので、その効果は一時的なものであり、魅力ある商品を開発するという中長期的な経営回復は上手くいっているとは言いがたいのではないかと。
っていうか、ぶっちゃけて言えば失敗していると思います ww
前からこの話題について考えたり、何回かはブログに書いたりしていますが、今の日産のラインアップに、本当に欲しいと思える車種はどのくらいあるのか、こんなんイランと思う車種はどれだけあるのか、を考えると泣けてくるものがあります。子供の頃は日産のクルマ、好きなものがいくつもありましたけど、今乗りたいと思えるクルマって何があるだろう? せいぜい Z くらいなんですよね(もっとも Z を所有できる経済的余裕はありませんが orz)。
経営上の理由と思われますけど、次々と消えていったクルマに含まれていた僕が好きだったクルマが含まれ、新しく生まれた車種の中には欲しいと思うモノがない。僕以外のヒトでもこう感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。だから売り上げが伸びないのでは?
正直言いまして僕が好きだったクルマ、ほとんどが旧プリンス系だったんですよね。で、プリンスの工場だった村山工場を潰したのと、僕が好きな車種が消えていったのがほぼ同時なのは単なる偶然と思いますが、なんか寂しいものを感じます。
素人がこんな事をいっても聞いちゃくれないと思いますが、もう一回クルマのデザインからやり直した方がいいと思いますよ。まずは足場固めで日本人が好むようなクルマから造り直してくれませんかねぇ。特に若い人向けの。
Posted at 2007/02/05 17:44:16 | |
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