米国防総省国防高等研究計画局(DARPA)という組織が、今年 11 月に人工知能を競うロードレース、Urban Challenge を予定しています。ほかのロボット操縦車両や人間が運転する DARPA の車両と一緒に市街地を走行するという、かなり厳しい条件でのレースです。
DARPA は 2005 年に、Grand Challenge という、やはり人工知能を備えたクルマで砂漠を規定時間内に 131.6 マイル走り抜けるレースをおこなっており、4 台が見事完走しております。今回の Urban Challenge は、その次の段階であると言えます。
Grand Challenge では、コース内には他に移動体はなかったため(いや虫とかいたかもしれんけど ww)、前方の地形を解析・処理するだけでよかったんですけど、今回の Urban Challenge は、ライバル車など周囲を高速に移動するオブジェクトを認識する必要があり、また、たとえライバル車が違反をしても、自らは交通標識や信号などの基本的な交通ルールを理解していなくてはならないという、かなり高度な解析処理を必要とします。
環境を検知する段階から環境を理解する段階に移行することが課題 なんだそうです。
自転車、車、縁石、路面標識など、様々なモノ、場面を認識し、それに対しての意志決定をおこなうアルゴリズムを開発する必要があり、その反応速度がきわめて重大となります。
DARPA の使命は、軍用車両向けのロボット技術を進歩させることにあるんだそうですが、凄い大掛かりなレースになりそうですね。
こんなモノまで開発されている事を知ると、今市販車に実装されている、あるいは実装を検討されている、車線逸脱警告システム・後側方モニター・ふらつき運転検知機能などの
警告システムなんて、かわいいもんです。
Posted at 2007/02/20 19:31:10 | |
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