僕が
恩恵を受けたグリーン化税制ですが、今年度からその基準が変わっております。そのへんのゴタゴタについては
前に書きましたが、この変更により僕の乗っているマツダ・アクセラは、全車種グリーン化税制の対象外となってしまいました。
今年度から二年間のグリーン化税制の対象は、
平成 17 年度排出ガス基準 75% 低減の排ガス性能で、かつ
平成 22 年度燃費基準 +10% 達成車以上に限られています。ちなみに燃費基準 +10% 達成車で約 25% の税の軽減、+20% 達成車で約 50% の軽減となります。
ムチャクチャ厳しい基準になりましたね。+20% いくクルマなんてハイブリッドくらいなんじゃないの? と思って確認してみると,トヨタのハイブリッド車(アルファード/クルーガー/ハリアー/プリウス)は軒並み達成、ホンダのハイブリッド車(インサイト/シビック)も達成。やっぱりな、と思いましたが、トヨタのクラウンのグレードの一つである "交流同期電動機(巻線界磁式同期モーター)" を積んだモデル(マイルドハイブリッド)ではようやっと基準値を達成したに留まっています。
※追記;Lexus GS450h はクラウンと同じく,基準値を達成したに留まっています。
ちなみに、排ガス性能のよさがウリである日産シルフィは 1.5L 4WD でのみ +10% に届いただけ、軽自動車に目を向けますと、例としてスズキのラインアップを見ると,Kei とワゴンR の、それぞれ一部のグレードが +20% に届くくらい(+10% はもっとある)、と、ほとんどハイブリッド車優遇制度と化してしまった感があります。
税収が減ってしまうからと、エグい事をしますね。
昨日も書きましたけど、たかだか四年勤めただけで 5000 万も貰える(しかもお代わりも可)退職金を貰い損なう事のないよう必死な地方行政の長のヒトのための財源になる事を喜ぶヒトはいないと思うぞ。
(メ ̄o ̄)
・∵.∵.∵.∵.
Posted at 2006/05/13 13:13:50 | |
トラックバック(0) |
自動車税制・政治 | クルマ