3/28 日より本格的に高速道路の利用料金の大幅割引が始まりましたね。
ワタクシそれにかこつけて
アホな企画を立てておりますが、ちょっと気になる事がありました。
この企画、目論見としてはただひたすら高速道路を走るだけ、なんですけど、行ったからには帰ってこないとならないワケです。ですが、そのために一旦高速道路を降りてそのまま回れ右して高速道路に乗るのはちょっとバカらしいですよね。しかも大抵の高速道路の IC は入口があってしばらくしてから出口がありますし(よく利用する IC で逆になっているところを知っています。当然いつも渋滞します www)。
ですので往復コースではなく、周回コースを考えていたんですが、そうすると入った IC に数時間後に戻ってきて出て行く、という事になります。
こんな事したら、ETC のシステムは正常に利用料金を計算できないんじゃないかなぁ? と疑問に思いました。
この疑問、いくら考えたって答えなんかでないし、聞いたほうが早いだろ、という結論に達し、NEXCO西日本に問い合わせてみました。
想定したのは、名神高速道路を東に向かい、北陸道と東海北陸道を使って再び名神高速道路に戻り、元の IC まで戻ってくる、というコース。
戴いた返信によりますと、こういう場合は実際に走行した経路で料金を計算するんだそうです。
行きと帰りで同じ道を通った場合はそこを往復したとして考えるんだそうな。
ですから上の想定コースでは、
1) 名神高速道路の米原ジャンクションまで
2) くるりんとまわって再び米原ジャンクションまで
3) そこから高速道路を出るまで
に分けて考えるそうです。
ま、当然といえば当然ですよね。
ところで、普段ならばこの考え方で問題ないのでしょうが、今回のような割引がかけられている場合、ちょっとおかしな事が起きるんじゃないかな、という可能性に気付きました。
大都市近郊区間があると話がややこしくなるので、出発地を大津 IC として考えてみましょう。
米原ジャンクションには高速の出入り口はないので、名神高速道路で米原ジャンクションより西、かつ一番近い IC である彦根 IC で計算しますと、この区間は 61.4 km、通常 1750 円かかります。日曜の ETC 割引料金を適用すると 900 円。
ここからぐるっと一周して彦根 IC に戻ってくると、料金の検索はメンドくさいからしませんけど ww、日曜ならどんなに走っても 1000 円なハズ(ほんのちょっとだけ往復しているところがあるから、実際のところは分かりませんけど、その場合は大津~彦根のほうにいくらかプラスされると考えて下さい)。
そして彦根 IC から大津 IC までが上記の計算通りに 900 円。
以上、利用料金は合計して 900 + 1000 + 900 = 2800 円のハズです。
さて、このコースを、途中の北陸道小矢部 IC で一度降りた場合を考えてみますと、
大津 IC ~ 小矢部 IC 間、1000 円。小矢部 IC ~ 大津 IC 間、1000 円。合計 2000 円で済みます。
途中で一旦高速道路を降りたほうが安いという計算結果になりました wwww
あ、それから、仮に高速道路から降りないでこのコースを一周してきた場合、到着した料金所では ETC を通過できないそうです(バーが上がらない)のでご注意下さいね(誰もやらねーっつうの
最後に、こんなしょーもない質問にも真面目に回答戴いた NEXCO 西日本の担当者様に、この場を借りてお礼とお詫びを申し上げます。
Posted at 2009/03/31 18:21:29 | |
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