胡説八道のブログ一覧

スポニチの記事なんですけど、1994 年から 8 シーズン、J リーグ名古屋グランパスエイトに在籍したドラガン・ストイコビッチ氏が来季の名古屋監督に就任することが決定的になったそうです。

ドラガン・ストイコビッチ氏といえば、「PIXY」のニックネームで知られ、また現日本代表監督イビチャ・オシム氏の元でユーゴスラビア代表として 90 年イタリア W 杯に出場、「東欧のマラドーナ」とも呼ばれた名選手でした。名古屋グランパスエイトは J リーグのリーグ戦での優勝経験はありませんが、ストイコビッチ氏の在籍時、天皇杯を獲った程のチームです。ストイコビッチ氏の監督就任でまた強豪へと復活するのか、期待大ですね。







あれ？　ところでストイコビッチ氏って監督経験あったっけ？
名選手の名前を汚すようなことがなければいいんですけど……。

さて、昨日のブログでもアメフトを見にいった事を書きましたけど、僕はスポーツを見るのが結構スキです。

とはいえなかなか現地観戦の機会ってないですよね。プロ野球のとあるチームの熱狂的なファンだったりすると本拠地グラウンドに近いところに住み、シーズンチケットを手に入れて入り浸る、なんて話を聞く事もありますが、たいていのヒトにとってはそんなにしょっちゅうしょっちゅう観戦に行けるものではありません。
開催地までの交通費、入場料を払わないとならないワケだし、その他にもその場で飲み物・食べ物が欲しくなったり、贔屓のチームのグッズが欲しくなったりしますしね ww

そんなワケで僕は学生時代は TV 観戦が主でしたが、TV って実況・解説がありがたい反面黙っていて欲しい場面もありますし、結局 TV カメラに映っているところしかみれないので多少なりとも不満が出てきます。もっとも毎日メジャーリーグを見にいける贅沢な日本人はめったにいないと思うし、試合が始まるまで暑い／寒い中を我慢して待っている必要はないし、また現地観戦では米粒くらいにしか見えないシーンを大写ししてくれるし、 TV 中継はありがたいと思います。

さてさて、現在僕が住んでいる場所、僕にとってはとっても素晴らしい環境です。J リーグ所属・ガンバ大阪の本拠地である万博陸上競技場へは歩いていける距離ですし、アメフト球技場の EXPO FLASH FIELD へも自転車で 5 分です。おかげでスポーツ観戦時に交通費を気にする必要はないし、飲み物・食べ物すらウチから運んでいく事も可能 ww　しかも僕この二つの競技は大好きなのです www　サッカーは遥か昔やっていた事があるし、アメフトは小学校 4 年生の頃から TV 観戦してます。

で、ですね、サッカーに関してはプロリーグなんで見にいくのもお分かりと思いますが、学生スポーツであるアメフト・関西学生アメフト連盟のリーグ戦にお金を払って見にいく事の価値を分かって下さる方がどれくらいおられるのか、とふと思いました。

スキルなら NFL にはとても敵いません。あちらは全米のカレッジからよりすぐられた選手と百戦錬磨のコーチ陣が揃っています。また演出も考えられてますし（NFL は TV コマーシャルのためのタイムアウトまであります）、エンターテイメントな部分でも太刀打ちできるはずがない。

でもいいんですよ、学生のアメフト。

現地観戦に来ているヒトにも、観戦に訪れる様々な理由があると思います。学校の友達が出場しているとか、自分の子供が出場しているとか、昔自分もやっていたとか、母校の活躍を見たくなったとか。

僕の場合、出身が関東ですし、上のすべての理由には当てはまりませんけど。
（関係ないけど、スポーツの観戦ってどうして敵味方の二つに分けちゃうんでしょうね。僕どっちの側でもなく中立的に見る事ができる席を設けて欲しいと思います）





学生スポーツの場合、同じ選手が一選毎に成長しているシーンを目の当たりにする事もできます。学生という特殊な環境だからこその真剣さ（二度目はない、とか負けたら終わりとか）も見られます。

そんな中で、僕がもっとも心引かれたのはこんなところ。


とある試合、僕が座っていた側のチーム、フルタイム闘って完封負けを喫しました。自チーム攻撃中には何回かミスも犯しています。当然悔しくて堪りません。
で、これがプロの試合と違って学生の試合である以上、そのまま退場してくワケにはいかないんですね。アメフトの場合、試合後はサイドラインに並んで、勝ったチームは校歌を歌い、観客席に挨拶をします。負けた側は挨拶をするため、勝ったチームが歌っている間、自チーム応援席に向いたまま直立不動でじっと待っていないとなりません。
そのときの選手達の表情、悔しさと申し訳なさと恥ずかしさを耐えている顔なんです。

一方観客席、一般客はとっとと帰っちゃうヒトもいますけど、応援団の人達など、こちらも直立不動で正対しています。悔しさを受け止め、分かち合っているような、選手達を慰め、鼓舞しているような、そんな雰囲気です。

いいんですよ、この雰囲気。

こればっかりは現地にいないと味わえないと思います。僕がよく見にいく EXPO FLASH FIELD は専用競技場なので観客席とフィールドの間に陸上のトラック等なく、選手をすぐ近くに見る事ができるからこその雰囲気だと思いますが、堪らなくいいんですよ。


プロではこうはいかんでしょう。勝てばフィールド、観客席ともに嬉しさ爆発するのは同じだと思いますけど、負けた際には落胆を露にしますし、中には怒り出す人もおります。あまりに負けが込んで暴れ出すサポーターとかニュースになってしまうと、個人的には寂しくなります。


他方勝ったチームの観客席ですが、挨拶の後、相手チームを讃えて終わります。いわゆる「エールの交換」ってヤツですね。どんなに一方的な試合だったとしても、相手を貶める事なく終わるこの姿勢がある限り、学生スポーツは廃れないと思います。

九月の声とともに、今年も始まりました、アメフト秋季リーグ戦。Div.1 は昨日・今日が開幕初日です。ってことで今回も観戦に行ってまいりました。しかも今日は一日二試合見てきちゃうという贅沢 ww

写真は本日第二試合、京都大学ギャングスターズ Vs 同志社大学ワイルドローバーズです。この試合には京同釜が賭けられていまして、両校応援席が過度な盛り上がりを見せておりました www

で、試合なんですが、ロースコアで展開、第 4 ダウン残り 1 分くらいまで京大が 10 - 7 でリードしていたんですが、そこで 4 th ダウンギャンブルに出た同志社が 40 ヤードを越えるタッチダウンラン !　ポイントアフタータッチダウンは失敗したものの、10 - 13 と試合をひっくり返します。そしてその後の京大の攻撃、何とパスがインターセプトされます。その時点で残り 25 秒。当然同志社は次の攻撃でニーダウン。時計の針を進めて試合終了。京大側には悪夢に写った試合でした。

続いては龍谷大学シーホース Vs 関西学院大学ファイターズ。
龍谷大は今シーズン Div. 2 からの昇格ですが、昨年優勝校関西学院大にどこまで食いついていけるかが見ものと思われました。
結果は 7 - 56 の大敗でしたが、なかなか侮れないチームになっていました。6 点はキックオフリターンタッチダウンで挙げたのですが、そのシーン以外でもリターンの距離は出ていましたし、またパントで攻撃権を放棄した後の相手側への集散もよかったです。QB のパスもなかなか素早くて、下位チーム相手だったら勝ち星をもぎ取れるかもしれません。
関西学院大側は、まぁ実力校ですから、後半は QB は控えが出てくるし（最後は第三 QB でした）、スペシャルプレーも試すなど、余裕の展開でしたね。

今シーズンはどのチームが優勝するのか、楽しみです。

さて、台風 4 号の影響で順延されるかと思われたアメフト W 杯優勝決定戦ですが、予定通り本日おこなわれました。

決定戦は日本代表 Vs アメリカ合衆国代表。

日本代表は過去 2 回の W 杯を連覇しており、3 連覇のかかった今回、対する米国代表は初出場ながらその実力は誰しもが認めるところ。両代表とも予選は圧倒的な強さで勝ち抜けてきました。

米国代表は今年大学を卒業、NFL へ進む事を希望したもののドラフトにかからなかった人達で構成されたチーム、一方日本代表は社会人、X リーグと学生リーグから選抜されております。
僕の個人的な意見としては、日本代表が米国代表を蹴散らし、次回開催の W 杯には NFL の選抜メンバーからなる本気の米国代表を派遣させて欲しいと願っておりました。

さてその試合結果です。何と 4Q 終了時点で 17 vs 17 の同点。オーバータイムに入りました。
この W 杯のオーバータイムは敵陣 25 ヤード地点からの攻撃権を与えられ、攻撃がどういう形であれ終了するまでおこなう、というのを交互におこないます。で、一度目は両陣営ともフィールドゴール成功で 3 点。二度目の攻撃で日本はフィールドゴールを決める事ができず、対して米国代表はきっちりと 3 点を取り、米国代表の優勝となりました。
僕は現地で観戦したわけでもなく、また詳細なレポートが挙っているわけでもないので細かいところは分からないんですけど、Statistics を見る限り力負けをしたわけではなさそうです。獲得したヤード数は日本のほうが 60 ヤードほど多いですし、攻撃していた時間も日本のほうが 7 分近く多かった模様（ただし今回の米国代表は予選でも相手に多くの時間攻撃させていましたし、それでも圧倒的な点差で勝ち上がってきているので、時間はあんまり参考にならなそうですが）。

オーバータイムでの負けは正直悔しいですね。特に 34 ヤードのフィールドゴールを外した金親選手、悔しくて仕方ない事と思います。

後はこの結果を米国側がどう受け取るかですねぇ。
「日本のアメフトのレベルも結構高い」と思うか、「だからお前ら（米国代表選手達）はドラフトにかからないんだ」と思うか。



とにかく、日本代表選手の皆さん、お疲れさまでした。

昨日 7 月 7 日より、川崎市にて第 3 回アメリカンフットボールワールドカップ 2007 が始まりました。

今回の大会からアメリカ合衆国がパン・アメリカ代表として参加してきましたので、第 1 回、第 2 回優勝国の日本としては負けられません。幸いにも（ ? ）、アメリカ代表チームとは別リーグになりましたので、おそらくは優勝決定戦で当たるのではないかと思われます。

開幕戦は日本代表（開催国） vs フランス代表（欧州第 3 代表）。
結果は 48 - 0 と圧倒して日本代表の勝利 !!

日本代表はこの後 12 日にスウェーデン（欧州第 1 代表）と当たり、その結果で順位決定戦への進出が決まります。

願わくば優勝決定戦でアメリカ代表を下し、三連覇の達成を。

多分来週日曜のブログはこの話題になるだろうなぁ www