第 79 回センバツ高校野球大会が始まっております。今年もいろいろなドラマが生まれるのでしょうけれど、僕は子供の頃から、どうしても高校野球を含めた野球が好きになれません。
理由はいくつもあります。
僕は子供の頃からサッカー少年だったんですけど(J リーグなんか始まる気配もない頃から)、サッカーをやろうとする子供らは、もの凄い迫害されるんですよ。しかも子供同士で起きるだけではなく、学校の先生まで絡んでサッカーより野球を優先しようとしました。例えば学校の校庭をサッカー部と野球部が使おうとする時、夏は「今は野球の季節だから」といって野球部が外野まできっちり使います。サッカー部は余った校庭の隅で練習せざるを得なくなります。じゃあ冬はサッカー部がコート一面取れるかといったら、取らしてくれない。「野球部だって練習するんだ」といってきます。
体育の授業でソフトボールをやる際、グローブはいくつか用意されているのですが、左利き用のグローブなんてありません。なので急に「今日はソフトボールをやる」っていわれると、僕は外野の球拾いしかできなくなります。フェンスのない外野で球拾いさせられるって、苦痛以外の何ものでもないんですよね。
高校の時の野球部はひどかったなぁ。あいつら全然強くもないくせに ww、毎年とんでもない予算額を出してきます。一度なぞ、どこかから出てきた臨時予算をすべて他の部に廻さずに使い切ろうとしやがりました。その他にも学校の行事、球技大会とか陸上競技大会の際に、内野部分に入れないように校庭に網を張りやがったりします。校庭はお前らだけのもんじゃないっつうの(怒
高校野球を見かけるたびにそんな事ばっかり思い出すので、あんまり見たくもないんですが、なぜか春・夏の甲子園大会の季節はすべての新聞社がデカデカと報道をするので目に入ってしまいます。なんでライバル新聞社の主催する大会を報道できるんだろう?
それはそれとして、報道されている高校野球を見るたびに違和感を感じるんですよね。
なんで高校野球のユニフォームって揃いも揃って地味な色なの?
あ、答えは知ってます。でも変なんですよね、
日本高校野球連盟(高野連)のサイトで確認しても、ユニフォームの色として使えるものの指定はありません(合理的かどうかはともかくとして、上下で色が違ってはダメとか、商標が入っていてはダメとか、ユニフォーム以外の用具の色指定はあります)。
それでも大抵のチームのアンダーシャツやストッキングの色は黒・紺・えび茶・臙脂色などの伝統色と呼ばれる色です。
高野連は実際ユニフォームに関してクレームをつけたりするようですけど(例えば
こんな話があります)、理由としては「高校生らしくない」「教育上好ましくない」っていう事らしいです。
しかしその意見が正しいのだとしたら、野球以外のスポーツ、例えばサッカーだとかバスケットボールだとかのユニフォームは教育上好ましくない、高校生としてふさわしくないものばっかりになりますよね。なんでそのスポーツの統括団体は注意しないんでしょうね ww
もっとも、高野連は全国高等学校体育連盟に所属していない事は有名な話なんですけど。
そりゃユニフォーム全体にボール模様をかき込んだりして被視認性を下げるような行為には歯止めはいると思いますけど、別に大リーグのような色彩のユニフォームをつくったところで問題はないと思いますけどね。金銭的にも変わりはないでしょ、黒かろうが赤かろうが。
そんなところで「教育」だとか「高校生らしさ」とかを言い出すなら、真夏のクソ熱いさなかに連投を強いるような日程で大会を開くほうを考え直したほうがよっぽど選手のためになりますよね。
大体高校生らしさって何なんでしょうね。よく「フェアプレーの精神」とかいいますけど、スポーツってぶっちゃけたところダマし合いなんだから(対戦型のスポーツだけでなく直接対戦しないスポーツにも駆け引きは存在します)、フェアプレーも何もないと思います。ルールを破るのはいけないですが、ルールの範囲内ならナニしたって構わないと思いますよ。だから元星稜高校の松井秀喜選手(現ニューヨークヤンキース)が五打席連続敬遠された際、相手側がもの凄い非難されましたけど、非難されるいわれはないと思います。だって「どんな打者に対しても敬遠をしてはいけない」なんてルールはありませんし。
Posted at 2007/03/26 17:31:26 | |
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